Ryzen 5 7500F×RTX 5070 実機ベンチマーク|ゲーム性能・フレームレート比較

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BTOパソコンによくある以下の構成で、「ゲーム性能」「クリエイティブ性能」「ライブ配信性能」「消費電力」を比較しました。

  • Ryzen 5 7500F + RTX 5070
  • Ryzen 7 5700X + RTX 5070
  • Core i5-14400F + RTX 5070
  • Core i7-14700F + RTX 5070
  • Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070

CPUの違いによるパフォーマンスの差も分かるので、ゲーミングPCの購入や、自作PCの構成を検討している人は参考にしてください。

この記事ではRyzen 5 7500Fに注目して解説します!

Ryzen 5 7500F+RTX 5070な構成は、コスパ重視系のBTOパソコンで見かけます。

最初に結論を言うと、Ryzen 5 7500Fは価格が競合するRyzen 7 5700XとCore i5-14400Fよりも高性能です。

とはいえ、BTOパソコンだとPCの価格を下げるために、ちょっとした「落とし穴」があるので注意。

また参考までに、わりとパワーがあるCore i7-14700Fと、最強CPUのRyzen 7 9800X3Dも使って比較をしました。

Ryzen 5 7500Fがどのくらいのパフォーマンスなのか、「落とし穴」とは何なのか … 気になる人は参考にしてください。

すぐにゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓

CPUとGPUの組み合わせをチェック!

現行・主流モデルから、当サイトで実機検証したCPU/GPUのみ選べます。

▶ CPUとGPUのバランスって何? 図でわかりやすく解説

目次

CPU性能をざっくり比較

赤:優れている 青:劣っている

スクロールできます
7500F5700X9800X3Di5-14400Fi7-14700F
世代Zen 4Zen 3Zen 5第14第14
ソケットAM5AM4AM5LGA1700LGA1700
Pコア数68868
Eコア数412
ベースクロック3.7GHz3.4GHz4.7GHz2.5GHz2.1GHz
ブーストクロック5GHz4.6GHz5.2GHz4.7GHz5.4GHz
L3キャッシュ32MB32MB96MB20MB33MB
発売開始年月2023/7
(2025/12)
2022/42024/112024/12024/1
販売開始価格27,280円42,800円94,800円34,800円61,800円
実売価格は変動するのでマメにチェックしてください

Ryzen 5 7500Fは2023年7月にBTOパソコン専用CPUとして流通開始。その後2025年12月よりPCショップやAmazonなどでも販売されるようになりました。

6コアのミドルクラスCPUで、ライバルはインテルCore i5-14400Fとなります。

ミドルクラスCPUのメリットは価格が安いだけでなく、ゲーム・ネット閲覧などの普段使い・フルHDの動画編集といった使い方だと十分なパワーであること。

デメリットはRTX 5070以上の高性能グラフィックボードとの組み合わせは、パワーバランスが少し悪いことです。

後述しますが、CPUパワーの限界点が早く、ゲームのフレームレートの伸びがRyzen 7 9800X3DのようなモンスターCPUと比べてしまうと悪いので、ヘビーFPSゲーマーには向いてません。

ただ、アクションアドベンチャーのようなゲームをまったり楽しむカジュアルなゲーマーなら問題ない性能です。

また、ライブ配信や4Kの動画編集といった高い負荷のかかる処理だと、CPUの使用率が100%になることがあるので、パワーに余裕が無いのもデメリットです。

なので、ゴリゴリのFPSゲーマーやPCを多目的に使う予定の人は、Ryzen 7を選んだ方が良いでしょう。

なお、最近のインテルCPUはEコア(高効率コア)を持ってますが、ぶっちゃけ何に役立ってるのかよく分からないコアです。影武者のようにせっせと働いてるのでしょうが、ゲーム中心で使う場合、Eコアが無いRyzenでも問題ありません。

CPUベンチマーク

PassMark CPU Benchmarks

  1. 38953
  2. 35898
  3. 35053
  4. 34962
  5. 34657
  6. 32575
  7. 28758
  8. 28542
  9. 28130
  10. 27178
  11. 24713
  12. 24218
  13. 23239
  14. 19618
  15. 17008

CPUの総合性能を評価する「PassMark」のスコアです。

グラフに記載してあるCPUはすべて当サイトで所有しているものを使い、電力設定をBTOパソコンと同じ「定格」にして計測しました。

グラフだけで判断すると、Ryzen 5 7500FはCore i5-14400Fより高性能で、8コアCPUのRyzen 7 5700Xより少し低い性能に見えます。

ただ、CPUベンチマークのスコアとゲームや普段使いといった実運用のパフォーマンスは一致しないことが多く、実際に使ってみるとRyzen 5 7500Fは「かなりパワフルなCPU」です。

Ryzen 7000/9000系とRyzen 5000系の違い

Ryzen 5 7500FはZen 4世代のCPUで、BTOパソコンで価格が競合するRyzen 7 5700X(Zen 3世代)よりも優れた点が多いです。

旧世代であるRyzen 5000系のRyzen 7 5700Xは「ソケットAM4」という規格のもとに作られていて、すでに末期モデルとなります。

ソケットAM4
CPUを挿した状態

ソケットAM4のCPUは2024年11月まで新製品が開発&発売されてたけど、そろそろ終わると思います。

CPUを交換してパワーアップしたい!と思っても、マザーボードごと交換する必要があるので注意。

また、メモリとストレージの規格も時代遅れなので、2025年に新規で買うPCとしては積極的におすすめできません。

安いからと言って飛びつくと、数年後に「あ~失敗した(泣)」なんてことになるので、よ~く検討してください。

こちらはRyzen 7000系/9000系で使われる「ソケットAM5」です↓

ソケットAM5/こちらが最新規格
CPUを挿した状態

Ryzen 7000系と9000系は同じソケットを使うため、CPUを差し替えるだけで簡単にパワーアップできます。

執筆時点で最強のゲーム性能を誇るRyzen 7 9800X3Dへのアップグレードも可能。(めっちゃ高いけど…)

また、より高速なメモリとストレージが使えるので、将来性を見ればRyzen 5 7500F/Ryzen 7 7700などの7000系は非常に良いです。

逆に、CPU交換なんてマニアックなことしない!って人にとっては関係ないメリットとなります。

Ryzen 5 7500Fは「高コスパ+将来性」がポイント!

BTOパソコンの落とし穴

BTOパソコンでRyzen 5 7500Fシリーズを採用したPCは、以下の点に注意してください。

「ドスパラ」「パソコン工房」「マウスコンピューター」の3大メーカーで比較します。

メーカーサイズ
解説
M.2スロット数
解説
PCの価格

ドスパラ
ミニタワー2個
空き1
普通

パソコン工房
ミニタワー1個
空き0
安い

マウス
ミニタワー1個
空き0
安い

PS5
空き1
「ドスパラ」のミニタワー型はM.2 NVMe SSDのスロットが2つある
拡張性が高い
「パソコン工房」と「マウスコンピューター」のミニタワー型
M.2 NVMe SSDのスロットは1つだけ
増設できないので注意
PS5は増設用M.2 NVMeスロットが1つある

ミニタワー型のPCに限定されるデメリットですが、NVMe SSDの増設スロット(M.2スロット)の数に注目!

ゲーム機のPS5でさえ増設用のスロットがあるのに、ドスパラ以外のメーカーは空きスロットがありません。PC本体の価格を下げるために、安いマザーボードを採用しています。

「パソコン工房」と「マウスコンピューター」のミニタワーPCは、今どきのPCとしてはストレージの拡張性が低いので注意。

メーカーと機種によっては、拡張性の高いRyzen 7000系のメリットを十分に活かせていません。

その代わり価格は安いのがメリットですけど、安いからと言って飛びつくと、1〜2年後に人によってはストレージ容量不足になって「あ〜失敗した(泣)」なんてことになるので、よ~く検討してください。

とはいえPCの価格を優先すると、拡張性の低さは妥協できる人が多いと思われます。

逆に、パーツを入れ替えながら長く使いたいと考えている人は、拡張性の高いドスパラのPCがおすすめです。

ぶっちゃけメインのNVMe SSD 1つだけでなんとかなります。

容量が少なくなったら大容量NVMe SSDへ引っ越せばOK。

引っ越しの手順は関連記事を参考にしてください↓

グラフィック性能|RTX 5070

3DMark Time Spy

  1. 27295
  2. 24402
  3. 22157
  4. 21128
  5. 17951
  6. 15942
GPUメモリメモリ
性能
消費電力
RTX 5070 Ti16GB896 GB/s300W
RTX 4070 Ti
SUPER
16GB672 GB/s285W
RTX 507012GB672 GB/s250W
RTX 4070
SUPER
12GB504 GB/s220W
RTX 407012GB504 GB/s200W
RTX 5060 Ti16GB
(8GB)
448 GB/s180W
RTX 5060 TiにはVRAM 8GBモデルもあるが、選ぶ価値は非常に低い
🖥 GPU 価格推移
🖥 GPU 価格推移更新: 2026-09-10

🔍 最安値一覧

GPU本日の最安値最安ショップ最安値モデル6ヶ月の推移全期間最安値
GeForce RTX5070 Ti¥207,700▲7,900ドスパラAmazonで見るPalit NE7507T019T2-GB2031U¥108,0002025-09-23
GeForce RTX5070おすすめ¥137,800▼1,000ドスパラAmazonで見るPalit NE75070019K9-GB2050S¥74,6702025-12-05
GeForce RTX5060 Ti16GB¥124,980▲5,000ツクモAmazonで見るPRIME-RTX5060TI-O16G¥69,8002025-11-23
GeForce RTX5060 Ti8GB¥71,980▼2,820ドスパラAmazonで見るPalit NE7506TU19P1-GB2062M¥51,8002025-10-11

RTX 5070はRTX 4070の正統進化モデルで、3DMarkのスコアを見ると人気だったRTX 4070 SUPERをしっかり上回るパワーを持っています。

フルHDは楽勝、WQHD/ウルトラワイドのゲームにめっぽう強いだけでなく、RTX 5000シリーズから採用された「マルチフレーム機能」に対応したゲームなら4Kでも120fps以上で遊べる万能グラフィックボードです。

消費電力はRTX 4070 SUPERから30Wほど上がってしまったものの、性能の上がり幅を見れば大きなデメリットはありません。

「ミドルハイクラス」として多くの人におすすめできるグラフィックボードです。

RTX 5070はこんな人におすすめです。

  • ヘビーFPSゲーマー
  • アクションアドベンチャー/RPGが好き
  • WQHD/ウルトラワイドで遊びたい

また、下位モデルのRTX 5060 Ti 16GBとどちらにするか悩む人も多そうですが、純粋なパワー差はかなりハッキリしています。やはり70番台は歴代でもゲーム向けの本命になりやすく、迷ったらRTX 5070を選んでおくのが無難です。

なお、RTX 5060 Ti 16GBとRTX 5070の性能差は、以下の記事で詳しく比較しています。どれくらい差があるのか、あわせて参考にしてください↓

RTX 5070のより詳しい特徴やデメリット、他のグラフィックボードとの性能比較は以下の記事をチェック↓

検証用PCのスペック

スクロールできます
Ryzen 5/7
7500F
9800X3D
Core i5/i7
14400F
14700F
Ryzen 7
5700X
ケース長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
Cooler Master
CM690Ⅲ
マザーボードASUS TUF GAMING
B850M-WIFI
レビュー
ASRock H670
PG Riptide
ASRock Phantom
Gaming 4
CPUクーラー空冷
AINEX SE-224-XTS
空冷
Scythe 虎徹 MarkⅡ
GPUZOTAC RTX 5070
SOLID OC
メモリ32GB
DDR5-4800
32GB
DDR4-3200
ストレージ2TB Gen 4×4
電源850W750W

一般的なBTOパソコンと同じ仕様で、めっちゃ高性能なパーツは使っていません。

CPUクーラーは2,500円くらいで売ってた安物です。

電源容量はRTX 5070の場合、650WあればOK。

テストPCは見た目が違うだけで、BTOパソコンと同じです!

ゲーム性能とボトルネック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽・重量級】フォートナイト
  • 【中量級】FF14黄金のレガシー
  • 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
  • 【中量級】パルワールド
  • 【重量級】Call of Duty Black Ops 6
  • 【重量級】MS Flight Simulator 2024
  • 【重量級】STALKER 2
  • 【重量級】F1 24
  • 【重量級】モンスターハンターワイルズ
  • 【重量級】黒神話 悟空
  • 【重量級】エルデンリング
  • 【重量級】サイバーパンク2077

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
Apex Legends
VALORANTなど
FPSゲーム
120fps〜
中量級ゼンレスゾーンゼロ
鳴潮(めいちょう)
ステラーブレイドなど
アクションゲーム
120fps〜
重量級モンスターハンターワイルズ
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
レイトレーシング対応ゲーム
80fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。

DLSSとは?(アップスケールなどの解説)

DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAのGeForce RTXシリーズ専用AI描画技術のこと。

ひとことで言うと、AIでfpsを稼ぐための総合パッケージです。

DLSSの主な機能は4つ。

  • アップスケーリング(基本機能)
  • フレーム生成(マルチフレーム含む)
  • Ray Reconstruction
  • DLAA(画質特化モード)

以下、ざっくり解説します。

① アップスケーリング

低解像度で描画 → AIで高解像度化

  • fpsが大きく伸びる
  • 画質劣化が少ない
  • 4Kやレイトレ環境で超重要

一番ベースになる機能です。

当サイトでは基本的にすべてのゲームでアップスケーリングを使用して検証しています。

② フレーム生成

  • AIが“中間フレーム”を勝手に作る
  • 表示fpsが一気に増える
  • 体感ヌルヌル

※入力遅延対策としてNVIDIA Reflexとセット運用が基本。

RTX 50世代では、複数フレームを生成する「マルチフレーム生成」に進化し、さらに大きくfpsを伸ばせます。

フレーム生成のメリット・デメリットの項目も参考にしてください。

③ Ray Reconstruction

  • レイトレーシングのノイズ除去をAI化
  • レイトレ画質が大幅改善
  • パフォーマンスも向上
  • 重たいRT環境で効果大

レイトレ専用の進化版。

④ DLAA

  • アップスケールせず、AIでアンチエイリアス処理だけ行う
  • fpsはほぼ伸びない
  • 画質はかなりキレイ
  • ハイエンドGPU向け

「画質優先マン」用。

フレーム生成のメリットとデメリット

RTX 5000シリーズからパワーアップしたフレーム生成について、ざっくり解説します。

旧世代のRTX 4000シリーズだと、フレーム生成の倍率はx2まで。RTX 5000シリーズから倍率をx4まで上げられるようになりました。

  • 2026年春頃にx6まで倍率を上げられるようになります
フレーム生成x2
モンハンワイルズ/WQHD/ウルトラ画質
Ryzen 7 7700+RTX 5070

↑従来のフレーム生成x2でも、普通に遊ぶ分には十分なフレームレートが出ることが多いです。

フレーム生成x4
モンハンワイルズ/WQHD/ウルトラ画質
Ryzen 7 7700+RTX 5070

↑フレーム生成の倍率を上げていくとフレームレートがドッカンと上がり、映像のヌルヌル感がマシマシになります。

ただし、メリットだけではありません。

フレーム生成は理論上、入力遅延がわずかに増える仕組み。そこは知っておくべきポイントです。

まずは、こちらの図解をチェックしてください↓

フレーム生成と操作感のしくみ

GeForce は ×2〜×6(対応ゲームのみ)、Radeon は ×2 まで。
倍率を上げるほど映像はなめらかになり、操作の反応は遠くなる

1なにが起きているか

フレーム生成の倍率を上げる

フレーム生成の倍率を
x2〜x6に上げるGeForce は x6 まで(対応ゲームのみ)
Radeon は x2

生成フレームが増える

AIにより補完された
生成フレームが追加される

映像がなめらかに見える

見た目のフレームレートが上がって
動きがなめらかに見える

操作の反応は悪くなる

入力が反映されないフレームが増え
操作の反応が遅く感じることがある

2倍率ごとの、フレームの並びかた

入力キーボード・マウス・コントローラーなどの操作入力描画操作が反映されるフレーム生成前後の描画フレームをもとにAIが補間して作るフレーム
フレーム生成なしGeForceRadeon
入力描画入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

競技向け反応がいちばん速い

フレーム生成 ×2GeForceRadeon
入力描画生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

いちばん実用的なめらかさと反応のバランスが良い

フレーム生成 ×3GeForce
入力描画生成生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

なめらか重視反応はやや遠くなる

フレーム生成 ×4GeForce
入力描画生成生成生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

見た目最優先違和感を感じる人もいる

フレーム生成 ×6GeForce対応ゲームのみ
入力描画生成生成生成生成生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

なめらかさ全振り反応の遅れもいちばん大きい

×2 = 実用的 (操作感と映像のバランス良し)

×3 以上 = ヌルヌル感UP (操作感は段階的に低下)

見た目のなめらかさと 操作の反応は トレードオフの関係

フレーム生成は、見た目上のフレームを増やして動きをなめらかに見せる機能です。かなり便利ですが、素の性能がそのまま上がるわけではありません。

入力遅延はあるものの、内部処理は超高速です。しかもNVIDIA Reflexと併用するのが基本なので、普通に遊ぶぶんなら気にならない人のほうが多いと思います。

おすすめの設定は、まずは倍率x2でお試し。x2で十分ならそのまま。

特にパリィやガードを多用するアクションゲームが好きな人はx2までが無難。ここを超えると、操作感の変化に敏感な人ほど違和感が出やすくなります。

もっとヌルヌル感が欲しいと思ったら、x3、x4と段階的に上げていくのが良いでしょう。

ただし倍率を上げるほど、操作感だけでなく画質面のクセも出やすなる点は注意。具体的には、キャラクターの輪郭がボヤけたり、視点を大きく動かしたときにチラつきが出るゲームもあります。

結論として、フレーム生成は万能ではありません。「操作感と画質のバランスを見ながら使う機能」として考えるのがちょうどいいです。

グラフの便利な使い方

グラフのラベルをタップすると、表示するCPUの数を調整できます。

【軽・重量級】フォートナイト

設定
  • 【画質1】最高+レイトレON
  • 【画質2】パフォーマンス
  • 【DLSS】バランス

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(移動・建築・戦闘を含む)

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 122fps
  2. 119fps
  3. 110fps
  4. 117fps
  5. 122fps

WQHD

  1. 88fps
  2. 89fps
  3. 85fps
  4. 86fps
  5. 91fps

4K

  1. 60fps
  2. 59fps
  3. 58fps
  4. 59fps
  5. 61fps

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

「最高画質」だとRyzen 5 7500Fでも最強CPUのRyzen 7 9800X3Dとほぼ同じパフォーマンスで動作します。

基本的に画質を上げるとGPUの負荷が高くなってCPUに仕事が回らず大きな差は出ません。(GPU側にボトルネック発生)

グラフィックの軽い競技向けの「パフォーマンス画質」だと、GPUの負荷が下がってCPUパワーの差が出るようになり、最強CPUであるRyzen 7 9800X3Dが狂ったようなフレームレートを叩き出します。

Ryzen 5 7500Fは6コアのミドルクラスCPUながら、かなりパワフル。ゲームの相性もあるとは思いますが、かなり良い性能です。

ただ、Ryzen 7 9800X3D以外はCPU処理の限界に到達するのが早く、フルHD~4Kまでフレームレートが頭打ち状態(CPU側にボトルネックが発生)。RTX 5070の性能を限界まで引き出せていなく「もったいない」感じがします。

こういった競技性の高いゲームは画質を落とす人が多いので、対戦FPSゲームが好きな人やプロゲーマーを目指している人ならRyzen 7 9800X3Dが良いでしょう。

カジュアルに楽しむ人なら、どのCPUを選んでも十分なスピードが出ているので問題ありません。

【中量級】FF14 黄金のレガシー

設定
  • 【画質】最高品質
  • 【アップスケール】DLSS
  • 【フレームレートしきい値】常に適用

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 199fps
  2. 215fps
  3. 169fps
  4. 208fps
  5. 270fps

WQHD

  1. 172fps
  2. 182fps
  3. 165fps
  4. 188fps
  5. 225fps

4K

  1. 124fps
  2. 125fps
  3. 123fps
  4. 129fps
  5. 136fps

ベンチマークの評価は、どのCPUを使ってもフルHD~4Kまで「非常に快適」です。

CPUパワーに依存するゲームで、フルHDとWQHDは同じRTX 5070を使っているとは思えないほど差が出ます。

4KはGPUの負荷が高すぎてCPUに仕事が回らず大きな差は出ません。

Ryzen 5 7500Fは6コアミドルクラスCPUながらCore i5-14400Fよりも良いパフォーマンス。

ただ、普通に遊ぶ分にはどのCPUを使っても十分なフレームレートが出ています。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

設定
  • 【画質】高

適合トレーニングで戦闘時の平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 242fps
  2. 244fps
  3. 186fps
  4. 237fps
  5. 298fps

WQHD

  1. 242fps
  2. 244fps
  3. 182fps
  4. 237fps
  5. 298fps

4K

  1. 168fps
  2. 165fps
  3. 154fps
  4. 166fps
  5. 174fps

同じ戦闘パターンを再現するため、アンビーの通常攻撃のみで20秒間の平均フレームレートを計測しました。

Ryzen 7 9800X3Dは瞬間的に上限の300fpsを超える性能があると思われます。

Ryzen 5 7500Fは8コアのRyzen 7 5700X、Core i7-14700Fと同等のパフォーマンス。

注意点として、Ryzen 5 7500F/Ryzen 7 5700X/Core i7-14700Fは240fpsくらい、Core i5-14400Fは180fpsくらいでCPU処理の限界に達し、フルHDとWQHDのフレームレートが頭打ちになります。

4KはGPUの負荷が高くてCPUに仕事が回らず大きな差はでません。

どのCPUを使っても4Kまで快適に遊べるフレームレートです。

【中量級】パルワールド

設定
  • 【画質】最高
  • 【DLSS】バランス

レベル50拠点内を走った平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 102fps
  2. 115fps
  3. 95fps
  4. 109fps
  5. 205fps

WQHD

  1. 101fps
  2. 111fps
  3. 95fps
  4. 109fps
  5. 182fps

4K

  1. 99fps
  2. 101fps
  3. 91fps
  4. 106fps
  5. 119fps

こちらもCPUパワーに依存するゲームで、Ryzen 7 9800X3Dが飛び抜けたスコア。

Ryzen 7 9800X3D以外のCPUは100fps前後でCPU処理の限界に達し、フレームレートがフルHD~4Kまで頭打ちになります。

ただ、このゲームは60fpsあれば快適に遊べるので、Ryzen 7 9800X3Dと他のCPUで違いが分かる人は少ないと思います。

【重量級】Call of Duty Black Ops 6

設定
  • 【画質】極限
  • 【アップスケーリング】DLSS
  • 【フレーム生成】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 241fps
  2. 230fps
  3. 228fps
  4. 238fps
  5. 244fps

WQHD

  1. 176fps
  2. 176fps
  3. 172fps
  4. 178fps
  5. 180fps

4K

  1. 104fps
  2. 103fps
  3. 102fps
  4. 106fps
  5. 106fps

フルHDで微妙にRyzen 5 7500Fが飛び抜けて見えますが、誤差レベルだと思います。

どのCPUを使っても快適に遊べるフレームレートです。

【重量級】MS Flight Simulator 2024

設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【DLSS】自動
  • 【フレーム生成】ON
  • 【マルチフレーム】x 4
  • 【時刻】昼12時
  • 【天気】快晴

本栖湖から富士山方面へ巡行したときの平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 273fps
  2. 278fps
  3. 255fps
  4. 303fps
  5. 346fps

WQHD

  1. 257fps
  2. 244fps
  3. 214fps
  4. 249fps
  5. 263fps

4K

  1. 162fps
  2. 163fps
  3. 138fps
  4. 160fps
  5. 165fps

マルチフレーム対応ゲームです。

フルHDで大きな差が出ますけど、どのCPUを使っても4Kまで十分すぎる速度で遊べます。

Ryzen 5 7500Fは8コアのRyzen 7 5700X、Core i7-14700Fに負けないパフォーマンスです。

【重量級】STALKER 2

設定
  • 【画質】最高
  • 【アップスケール品質】パフォーマンス
  • 【DLSSフレーム生成】ON
  • 【マルチフレーム】x 4

町内の固定ルートをダッシュしたときの平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 198fps
  2. 220fps
  3. 191fps
  4. 225fps
  5. 273fps

WQHD

  1. 191fps
  2. 197fps
  3. 187fps
  4. 205fps
  5. 242fps

4K

  1. 166fps
  2. 170fps
  3. 160fps
  4. 169fps
  5. 180fps

こちらもマルチフレーム対応ゲームです。

フルHDとWQHDでCPUのパワー差が出てますが、どのCPUを使っても問題ありません。

マルチフレームに対応したゲームだと4Kまで超快適に遊べます。

【重量級】F1 24

設定
  • 【画質】超高
  • 【アンチエイリアスモード】クオリティ
  • 【DLSSフレーム生成】ON

ベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 239fps
  2. 242fps
  3. 237fps
  4. 251fps
  5. 259fps

WQHD

  1. 187fps
  2. 184fps
  3. 186fps
  4. 190fps
  5. 199fps

4K

  1. 112fps
  2. 108fps
  3. 110fps
  4. 112fps
  5. 116fps

どのCPUを使っても4Kまで快適です。

【重量級】モンスターハンターワイルズ

設定
  • 【フルHD/WQHDの画質】ウルトラ
  • 【4Kの画質】高
  • 【DLSSフレーム生成】ON
  • 【レイトレーシング】高

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 117fps
  2. 122fps
  3. 109fps
  4. 121fps
  5. 125fps

WQHD

  1. 100fps
  2. 101fps
  3. 95fps
  4. 103fps
  5. 111fps

4K

  1. 93fps
  2. 91fps
  3. 92fps
  4. 94fps
  5. 94fps

このゲームは「4K+ウルトラ画質+レイトレーシング高」の最高設定だと、ビデオメモリ12GBでは動作が不安定になるので、4Kだけ画質を一段下げて計測しました。

微妙な差ですけど、RTX 5070が得意なフルHD/WQHDの最高画質で遊ぶなら、Core i5-14400Fはヤメた方が良いかもしれません。

とはいえ、WQHD以上なら体感できるほどの差は無く、どのCPUを使ってもサクサク遊べます。

【重量級】黒神話 悟空

設定
  • 【画質1】超高/サンプリング解像度50
  • 【画質2】超高/サンプリング解像度35
  • 【DLSSフレーム生成】ON
  • 【レイトレーシング】超高

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 125fps
  2. 120fps
  3. 119fps
  4. 126fps
  5. 125fps

WQHD

  1. 101fps
  2. 96fps
  3. 97fps
  4. 102fps
  5. 101fps

4K

  1. 65fps
  2. 62fps
  3. 63fps
  4. 65fps
  5. 65fps

このゲームは解像度によってサンプリング値が自動的に変わってしまうので、すべての解像度で4K最高設定である「50」と、少し画質を落とした「35」の2パターンに固定して計測しました。

4K/最高設定だとRTX 5070ではかなり厳しいスーパー激重ゲームですが、フルHD/WQHDなら問題ありません。

快適に遊ぶなら80fps以上は欲しいところ。画質を少し下げれば4Kまで普通に遊べます。

CPU違いによるフレームレートは誤差レベルですけど、Ryzen 5 7500Fのパワーは非常に良いです。

【重量級】エルデンリング

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】最高
  • 【自動描画調整】ON

霊馬に乗って固定ルートを走った平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 60fps
  2. 60fps
  3. 60fps
  4. 60fps
  5. 60fps

WQHD

  1. 59fps
  2. 59fps
  3. 58fps
  4. 60fps
  5. 60fps

4K

  1. 53fps
  2. 52fps
  3. 53fps
  4. 53fps
  5. 54fps

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

DLSSやFSRといったアップスケール技術に未対応な為「かなり重たい」ゲームですが、RTX 5070ならレイトレーシングONでもWQHDまで「ほぼ60fps」に張り付き状態で遊べます。

4K/レイトレーシングONなら画質を少し落とせば問題ありません。

続編のナイトレイン(NIGHTREIGN)も余裕で遊べるはず。

【重量級】サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質】レイトレーシング オーバードライブ
  • 【DLSS】自動
  • 【DLSSモデル】トランスフォーマー
  • 【マルチフレーム】x 4

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 231fps
  2. 226fps
  3. 230fps
  4. 233fps
  5. 237fps

WQHD

  1. 178fps
  2. 175fps
  3. 178fps
  4. 180fps
  5. 181fps

4K

  1. 119fps
  2. 119fps
  3. 118fps
  4. 118fps
  5. 121fps

マルチフレーム対応ゲームです。

CPU違いによるフレームレートは誤差レベルでした。

ゲーム性能のまとめ

12ゲームのCPU別・合計フレームレート(単位fps)

  1. 6709
  2. 6698
  3. 6044
  4. 6761
  5. 8153

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。

同じグラフィックボードを使用しているにもかかわらず、CPUの違いでパフォーマンスは大きく変わります。

あたり前ですが、Ryzen 7 9800X3Dが最強です。

その他のCPUとRyzen 7 9800X3Dのパフォーマンス差はこうなります↓

CPU9800X3Dとの
性能差
Ryzen 5 7500F-18%
Ryzen 7 5700X-18%
Core i5-14400F-26%
Core i7-14700F-17%

Ryzen 5 7500Fのゲーム時のパフォーマンスは激安8コアCPUのRyzen 7 5700Xと同じだけでなく、Core i7-14700Fともほとんど変わりません。

同じミドルクラスなCore i5-14400Fを選ぶのは愚かな行為です。

また、ゲームによってはほとんど差が出ないので、ヘビーFPSゲーマーでなければRyzen 5 7500Fはコスパ重視の人にとってベストだと思います。

  • テストしたゲームの中にはフレームレートに60fpsとか300fpsまでの上限があったので、MODを使って上限解除したりするなど、マニアックなことをすればもっと差が出るはず。ただし、現実的な体感差は少ない。

注目点として、上記の性能差はフルHD/WQHDといった低解像度や、画質を落としてCPUパワーを絞り出した結果を含みます。

最高画質のみの平均値を出すとこうなります↓

平均フレームレートの目安(単位fps)

フルHD

  1. 185fps
  2. 189fps
  3. 174fps
  4. 193fps
  5. 221fps

WQHD

  1. 155fps
  2. 156fps
  3. 147fps
  4. 159fps
  5. 178fps

4K

  1. 110fps
  2. 110fps
  3. 105fps
  4. 112fps
  5. 116fps
平均フレームレートの補足(タップして読む)

平均フレームレートは最高画質設定のみ、フレームレート上限の無いゲームのみで算出しています。

以下のゲームを除く

  • ゼンレスゾーンゼロ(300fpsが上限のため)
  • エルデンリング(60fpsが上限のため)
  • フォートナイト(低画質を除く)
  • 黒神話 悟空(サンプリング値35を除く)

マルチフレームが使えるゲームだと、平均fpsを大きく超えるフレームレートが出ます。

RTX 5070はもっと高いフレームレートを出せるポテンシャルがあるので、平均fpsは参考程度にしてください。

4K/最高画質だけの結果だと、最強CPUのRyzen 7 9800X3Dとあまり変わらないことに注目!

傾向としては、4K解像度だとGPUの負荷が高すぎて大きな差は出ません。

フルHDとWQHDでも、グラフィックにこだわった重たいゲームだと差が出にくいです。

ただし、今後マルチフレーム対応のゲームが増えたときに、ひょっとしたらもっと差が広がるかも。

とはいえ、現状でも4K/100fps以上のスピードで遊べるので、ほとんどの人にとって十分なパフォーマンスと思われます。

カジュアルなゲーマーだと120fps以上のフレームレートは体感で違いが分からない人が多いです!

ここは人によって評価の分かれるポイントかな … と思います。

カジュアルにゲームを楽しみたい人だと、どのCPUを選んでも体感できる差は少ないでしょう。

もちろん、最強CPUのRyzen 7 9800X3Dを手にすれば何も不自由しませんが、価格はめっちゃ高いのでよ~く検討してください。

クリエイティブ性能チェック

クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。

当サイトでは上記のようなヘビークリエイター向けのベンチマークは行わず、動画・写真編集といった一般的な作業のパフォーマンスで比較しました。

動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。

RTX 5070を使ったエンコードは8コアベースのCPUであるRyzen 7/Core i7だとCPU 60~80%、GPU 95%くらいの配分で動作。

Ryzen 5 7500FとCore i5-14400Fはコア数が少ないので、CPU 100%/GPU 95%とほぼ限界までパワーを使って余裕がない状態でした。

わりとがっつりパワーを使う処理です。

  • 組み合わせるGPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります
4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Media Encoder v.25.1
Ryzen 5 7500F+RTX 5070
4分21秒
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
4分50秒
Core i5-14400F+RTX 5070
4分48秒
Core i7-14700F+RTX 5070
4分34秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
4分00秒

↑どのCPUを選んでも10分の実時間より早く処理できます。

Ryzen 5 7500Fの処理能力はかなり高く、格上のCore i7-14700Fより速く処理できました。

フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Media Encoder v.25.1
Ryzen 5 7500F+RTX 5070
1分04秒
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
1分07秒
Core i5-14400F+RTX 5070
1分14秒
Core i7-14700F+RTX 5070
1分05秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
1分01秒

↑フルHDエンコードは負荷が少ないので、速攻で処理が終わります。

Core i5-14400Fは体感でも遅いと感じたけど、ゲームが中心でたまに動画編集するって人ならどのCPUを使っても問題ない速度です。

AIノイズ除去(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ10枚を一括ノイズ除去した処理時間です。

AIノイズ除去
適用量:50
Ryzen 5 7500F+RTX 5070
56.16秒
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
57.89秒
Core i5-14400F+RTX 5070
59.99秒
Core i7-14700F+RTX 5070
54.03秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
51.16秒

AIノイズ除去はRyzen 7とCore i7がCPU 35~45%、GPU 40~70%くらいのパワー配分で動作。基本的にGPUヘビーな処理です。

Ryzen 5 7500FとCore i5-14400FはCPU 30~70%、GPU 40~85%くらいの配分で動作。Ryzen 7/Core i7よりも余裕が無いです。

Ryzen 5 7500Fは激安8コアCPUのRyzen 7 5700Xより速く処理できます。(微妙な差ですが …)

RAW現像(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ100枚をL判サイズに現像したときの処理時間です。

RAW現像 100枚
2400万画素→L判サイズ
Ryzen 5 7500F+RTX 5070
23.14秒
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
25.76秒
Core i5-14400F+RTX 5070
29.89秒
Core i7-14700F+RTX 5070
23.25秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
15.71秒
書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
カラースペースsRGB
画質100
サイズ調整1500 x 1050
解像度300px/インチ

RAW現像はCPU 85~100%、GPU 20~30%くらいの配分で動作。CPUヘビーな処理です。

Ryzen 5 7500Fは8コアのRyzen 7 5700Xより速く処理できます。

もっと複雑な処理をさせたら、さらに大きな差が出ると思われます。

クリエイティブ性能のまとめ

Zen 4世代のRyzen 5 7500FはZen 3世代の8コアRyzen 7 5700Xよりも技術的に進化した点が多く、かなりクリエイティブ性能がパワーアップした感じです。

もちろんZen 5世代のRyzen 7 9800X3Dにはボロ負けでけど、ゲームが中心で、たま~にフルHDの動画編集をするって人ならRyzen 5 7500Fで問題ないと思います。

ゴリゴリのクリエイターなら、価格がめちゃめちゃ高いRyzen 9/Core Ultra 9などの最上位CPUの方が時間効率が良いです。

ゲーム実況配信チェック

サイバーパンク2077をOBS StudioとVTube Studioを使ってアバター合成しながらTwitchにライブ配信テストをしました。

なお、すべての環境で同一の負荷を掛けるため、ベンチマークモードで計測しています。

WQHD/最高画質でゲームしつつ、フルHDにダウンスケールして60fpsで配信というイメージです。

OBS/VTube Studioの設定はこちら
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
レート制御CBR
ビットレート6000 Kbps

その他の設定はデフォルトです。

サイバーパンク2077 ライブ配信

普通にプレイ

  1. 178fps
  2. 175fps
  3. 178fps
  4. 180fps
  5. 181fps

アバター+配信

  1. 159fps
  2. 157fps
  3. 159fps
  4. 163fps
  5. 164fps

配信をすると、どのCPUを使っても17~19fpsくらいフレームレートが低下しました。

  • ゲームや配信アプリの設定によってフレームレートの落ち幅は変わるので、参考程度にしてください

すべての構成でドロップフレーム0%、映像がカクつくこともなく普通に配信できます。

ただし、Ryzen 5 7500FとCore i5-14400FはCPU使用率が100%に張り付くシーンがあったので、いろんなアプリを同時起動している人は注意が必要。

高いフレームレートが重要なゲームであれば、画質や解像度を落とす必要はあると思います。

とはいえ、「まずは始めてみたい!」という人なら6コアCPUのRyzen 5 7500Fで問題ありません。

どうしても高解像度・高フレームレートにこだわるなら、キャプチャーユニット+配信専用PCを使った「2PC配信」にして負荷を分散させた方が良いでしょう。

2PC配信だとCPUパワー不足のジレンマから解放されるほか、フレームレートの低下も無し。配信も安定するので無理に1PCの配信にこだわらなくてもOKです。

こだわりたい人はキャプチャーユニットなどを使って2PC配信にしよう!

消費電力チェック

各CPU+RTX 5070を使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD~4K
エンコード
4K
動画視聴
Hulu
7500F300-335W250-260W70-75W
5700X340-355W240-250W75-80W
14400F315-355W245-255W70-75W
14700F345-375W255-260W70-75W
9800X3D330-345W275-290W70-75W

ゲーム時の消費電力はRyzen 5 7500Fがベスト。

6コアCPUなのでパワーが無いからと思われますが、競合するCore i5-14400Fより省電力なのは魅力です。

とはいえ、ぶっちぎりに省電力というわけでもなく、誤差レベルとも言えます。

Ryzen 5 7500F+RTX 5070の目安としては、重たいゲームで遊んでも350Wを余裕で下回る感じです。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。

システム環境やゲームによって消費電力は変動するので、目安として参考にしてください。

CPU温度チェック

各CPUの動作温度をチェックしました。

CPUクーラーはすべて「サイドフロー空冷」を使用。ケースはRyzen 7 5700Xのテスト機のみ異なり、それ以外はオープンフレームケースを使った計測値です。

瞬間最大温度

スクロールできます
CPUベンチマーク
Passmark
ゲーム
サイバーパンク2077
WQHD
エンコード
4K
7500F86℃69.4℃77.4℃
5700X67.4℃68.4℃68.8℃
14400F57℃54℃57℃
14700F73℃64℃72℃
9800X3D95℃78.5℃78.2℃

※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度

瞬間最大温度はマニアな人以外は気にしなくてOKです。

  • CPUベンチマークは日常的にする人はいないので無視してOK

平均温度

スクロールできます
CPUベンチマーク
Passmark
ゲーム
サイバーパンク2077
WQHD
エンコード
4K
7500F63.4℃61℃75.3℃
5700X61.9℃65.7℃65.5℃
14400F46℃50℃52℃
14700F51℃56℃55℃
9800X3D75.9℃68.1℃68.5℃

※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度

各CPUの限界温度はRyzenが95℃、インテルCPUが100℃です。

平均温度はインテルCPUがぶっちぎりに良いと思います。

とはいえ、どのCPUも限界値まで余裕があるので気にする必要はありません。

Ryzen 5 7500FのCPUクーラーは冷却能力が高い「サイドフロー式」をおすすめします。

トップフロー式でも問題ない温度ですけど、高負荷時はファンの回転音が気になる人がいるかも。

「サイドフロー式」を選んでおくと、ケース内に溜まった熱気を効率よく外へ排出できるメリットもあります。

予算に合わせて選んでください。

【まとめ】Ryzen 5 7500F+RTX 5070の構成について

まとめると、こんな感じです。

RTX 5070まとめ

  • フルHD/WQHD解像度で無敵のパフォーマンス
  • マルチフレーム対応ゲームなら4Kでも120fps以上
  • ゲームによっては4K/最高画質でビデオメモリ不足

Ryzen 5 7500Fまとめ

  • Core i5-14400Fより高性能
  • クリエイティブ性能はRyzen 7 5700Xより良い
  • ゲームは8コアのRyzen 7 5700XとCore i7-14700Fとほぼ同じ性能
  • ライブ配信・4K動画編集などCPUパワーを使う処理に弱い
  • ヘビーFPSゲーマー
  • 安いBTOパソコンに注意

RTX 5070については、フルHD/WQHD解像度で競技性の高いFPSゲームをやり込みたい人に最適です。

オープンワールド系のアクションゲームなら、高い解像度でも快適に遊べる性能。

価格と性能のバランスに優れていて、どれが良いか迷ったら手を出して問題ないグラボです。

Ryzen 5 7500Fについては6コアCPUでありながら、上位の8コアCPUを喰ってしまう素晴らしい性能です。

ただ、この記事で比較していない8コアCPUもたくさんあるので、6コアミドルクラスCPUとしてはトップクラスと言ったところ。

わりとがっつりFPSゲームをやり込んている人でも十分な性能と思われます。

ライブ配信とか多目的に使う場合のみパワー不足を少し感じるけど、ゲームだけ、フルHD動画編集だけ、YouTube見るだけみたいな単純作業なら全く問題ない性能です。

もちろん、最強CPUのRyzen 7 9800X3Dにはボロ負けですけど、ゲーミングPCは「高性能を求めるとキリがない」ので、限られた予算の中で妥協点を見極めるのも大事。

Ryzen 5 7500F+RTX 5070な構成は、コスパ良く最新ゲームを遊びたい人にとって「まったく問題なし」と感じました。

BTOパソコンは価格を下げるために「拡張性の低いマザーボード」を採用したPCが多いのでよ~くチェックしてください。

特に「パソコン工房」と「マウスコンピューター」のPCは、NVMe SSDの拡張性が低いので注意。

人によっては全く関係ないデメリットなので、自分にとって問題がないか事前にイメージしておくことをおすすめします。

以上、参考になれば幸いです!

使用したグラフィックボードはこちら↓

↑シンプルで派手すぎないグラボです。

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