Ryzen 7 5700X×RTX 5070 実機ベンチマーク|ゲーム性能・フレームレート比較

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Ryzen 7 5700XとRTX 5070の組み合わせは、価格を重視してカジュアルに遊ぶ人なら問題ない構成です。

ただし、古い世代のCPU+最新ミドルハイクラスのGPUというバランスの悪い構成でもあり、ゲームや作業内容によってはCPU側が足を引っ張る場面が出てくるのも事実。

  • RTX 5070の性能を、5700Xはどこまで引き出せているのか?
  • 実際のゲームでは、快適さに不満は出ないのか?
  • 最新CPUと比べて、体感差はどれくらいあるのか?

その答えを確かめるため、RTX 5070を共通条件に、以下の8つのCPUを使ってゲーム性能・クリエイティブ性能・配信性能・消費電力 の4項目を比較検証しました。

AMD

  • Ryzen 7 5700X(今回の主役)
  • Ryzen 7 7700
  • Ryzen 7 9700X
  • Ryzen 7 7800X3D
  • Ryzen 7 9800X3D

Intel

  • Core Ultra 7 265F
  • Core i7-14700F
  • Core i5-14400F

5700X × RTX 5070は“アリ”なのか、それとも妥協構成なのか?

実測データと実プレイ映像をもとに、冷静にチェックしていきます。

すぐにゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓

CPUとGPUの組み合わせをチェック!

現行・主流モデルから、当サイトで実機検証したCPU/GPUのみ選べます。

▶ CPUとGPUのバランスって何? 図でわかりやすく解説

目次

CPU性能をざっくり比較

赤:優れている 青:劣っている

スクロールできます
5700X77007800X3D9700X9800X3DUltra 7 265Fi7-14700Fi5-14400F
世代Zen 3Zen 4Zen 4Zen 5Zen 5シリーズ2第14第14
対応ソケットAM4AM5AM5AM5AM5LGA1851LGA1700LGA1700
Pコア数88888886
Eコア数12124
ベースクロック3.4GHz3.8GHz4.2GHz3.8GHz4.7GHz2.4GHz2.1GHz2.5GHz
ブーストクロック4.6GHz5.3GHz5.0GHz5.5GHz5.2GHz5.3GHz5.4GHz4.7GHz
L3キャッシュ32MB32MB96MB32MB96MB30MB33MB20MB
熱設計電力65W65W120W65W
(105W)
120W65W65W65W
発売開始年月2022/42023/12023/42024/82024/112025/32024/12024/1
販売開始価格42,800円53,800円71,800円70,800円86,800円71,800円61,800円34,800円
🖥 CPU 価格推移
🖥 CPU 価格推移更新: 2026-09-10
値下がり2
値上がり4
過去最安に最も近いRyzen 7 7700¥39,800(最安比 111%)

🔍 最安値一覧

CPU本日の最安値最安ショップ6ヶ月の推移全期間最安値
Ryzen 75700X¥34,800▲1,140ソフマップAmazonで見る¥18,9002025-11-29
Ryzen 77700¥39,800ソフマップAmazonで見る¥35,8002026-05-24
Ryzen 77800X3D¥66,420▲16,620ソフマップAmazonで見る¥46,9162026-04-25
Ryzen 79700Xおすすめ¥47,321▼2,479ソフマップAmazonで見る¥35,7802026-04-07
Ryzen 79800X3Dおすすめ¥72,800▲8,001ソフマップAmazonで見る¥58,5002026-04-06
Core Ultra 7265KF¥52,800▲3,820ソフマップAmazonで見る¥41,8922026-05-22
Core Ultra 7265F¥54,980▼2,820ソフマップAmazonで見る¥47,9792025-06-06
Core i714700F¥61,980ドスパラAmazonで見る¥43,5002025-11-05
Core i514400F¥27,980ツクモAmazonで見る¥19,5002025-06-17
Ryzen 7 5700Xソフマップで見るAmazonで見る
¥34,800
¥26,000¥28,000¥30,000¥32,000¥34,000¥36,000¥38,000
2026/042026/052026/062026/072026/082026/09

Ryzen 7 5700Xは価格が安いわりに8コアでパワーもそこそこあるのが特徴。

世代が古いので市場から消えてもおかしくないのですが、なかなかコレを上回る高コスパCPUが出てこないので、いまだに売れ続けている「不滅のCPU」です。

最強CPUと評判の高いRyzen 7 9800X3DはRyzen 7 5700Xより3倍以上も価格が高いけど、実際に使ってみると3倍の性能差はありません。

また、Core i5とほぼ同じ価格なのに、Core Ultra 7とCore i7に近いパフォーマンスで動作するので、価格重視な人にとっては「美味しいCPU」です。

ただ、安いなりのデメリットはあります。この先をしっかり読んで、自分に合っているかを見極めてください。

世代ごとの進化をサクッとまとめると …

Zen 3→Zen 4は大幅な進化。見た目からして別モノで、パフォーマンスも大きく向上。

Zen 4→Zen 5は技術的に進化した点は多くあるものの、飛び抜けたパフォーマンス向上は無し。

各CPUの特徴まとめ

Ryzen 7 5700Xは今や激安クラスのCPU。世代が古いので「処理内容によっては」パワー不足を感じる場面あり。

Ryzen 7 77009700Xのスペックは似ていますが、7700はZen 4、9700XはZen 5世代。ただし、実際に使い比べてみても体感できるほどの性能差は感じにくい。

Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dといった、「X3D」が付くモデルは、巨大なキャッシュメモリ(3D V-Cache)を持つのが特徴。キャッシュが効くゲームではフレームレートが爆上がりで、一度使うと他のCPUに戻れないレベルの強烈さ。ただし、価格が高め。

Ryzen 7 7800X3DはZen 4世代だけど、Zen 5の9800X3Dと体感できるほどの性能差は無い。X3Dモデルとしては価格が安く、最高のゲームパフォーマンスを求める人には十分すぎる性能。

Ryzen 7 9800X3Dは最新のZen 5世代。7800X3Dから動作クロックが向上しつつも発熱に強くなり、オーバークロックにも対応。CPUの限界性能を追求したい上級者におすすめ。最強性能だけど、価格も最強なのでよ~く検討してください。

Core Ultra 7/Core i7/i5は比較のために載せました。現在はRyzenの方が高性能なので参考程度にしてください。

ちなみに、最近のインテルCPUはEコア(高効率コア)を持ってますが、ぶっちゃけ何に役立ってるのかよく分からないコアです。影武者のようにせっせと働いてるのでしょうが、ゲーム中心で使う場合、Eコア無しでも問題ありません。

CPUベンチマーク

以下のグラフは、CPUの総合性能を評価する「PassMark」のスコアです。CPU末尾の「K」とか「F」って何?

PassMark CPU Benchmarks

  1. 45728
  2. 43898
  3. 38953
  4. 35898
  5. 35053
  6. 34962
  7. 34657
  8. 32575
  9. 31603
  10. 31603
  11. 28542
  12. 28130
  13. 24713

グラフに記載してあるCPUはすべて当サイトで所有しているものを使い、電力設定をBTOパソコンと同じ「定格」にして計測しました。

グラフだけで判断すると、最新のCore Ultra 7 265Fと旧世代のCore i7-13700KFが飛び抜けた性能に見えます。

CPUベンチマークというのはCPUリソースを100%使い切る「非現実的な意地悪いじわるテスト」で、基本的に最新世代でコア数が多いほど良いスコアになります。

ただ、ゲームや動画編集といった一般用途では、すべてのリソースを使い切ることはまずありません。

なので、CPUベンチマークスコアだけで性能を判断するのは、ヤメた方が良いでしょう。

Ryzen 7 5700Xはショボい性能に見えますが、実際に使ってみるとゲームではCore Ultra 7 265F/Core i7-14700Fに近いパフォーマンスで動作するのがポイント。

また、Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dはベンチマークスコアに現れない部分が非常に強く、総合的に他のCPUを駆逐する強烈なパワーを持っていて「最強ゲーミングCPU」と言われています。

  • ゲームや動画編集などはCPUとGPUが共同して処理をします。CPUベンチマークのようなCPU単独で完結する処理は現実的にはほとんど無いので、ベンチマークスコアと実パフォーマンスは一致しません。

各CPUの将来性について

価格GPU交換CPU交換
Ryzen 7 5700XXXX
Ryzen 7 7700
Ryzen 7 9700X
Ryzen 7 7800X3D
Ryzen 7 9800X3DX
Core Ultra 7 265F
Core i7-14700FX
Core i5-14400FXX

【GPU交換】高性能なグラフィックボードに交換してもCPUとGPUのパワーバランスが崩れないか

【CPU交換】上位のCPUへ交換してパワーアップできるか

BTOパソコンを購入する人だと、自分でCPUを交換することは無いのでは? … と思いますが、グラフィックボード交換はわりとあると思います。

Ryzen 7 5700Xは注意。世代が古くて性能もそこそこなので、より高性能なグラフィックボードに載せ替えても性能を十分に引き出せません。CPU交換して延命させる選択肢も非常に少ないです。将来性は低いけど、コスパ良く今を楽しめれば良い人ならOK

Ryzen 7 7700はバランスが良いです。価格が安いわりにパワーも必要十分。RX 9070 XTやRTX 5070 TiみたいなハイスペックGPUとも相性良し。CPU交換の選択肢が多く、既存パーツを長く使い続けられるのもメリット。

Ryzen 7 9700Xは微妙なポジション。性能は良いけど、ゲーム時のパフォーマンスは7800X3Dに負ける。ゲーム目的なら7800X3Dを選んだ方が満足度は高いでしょう。

Ryzen 7 9800X3D/7800X3Dは強いです。RTX 5090といったハイエンドモデルとも相性良し。いつか登場する次世代GPUも楽勝で動かせると思います。また、次世代のZen 6(Ryzen 10000系?)でも同じマザーボードを使える事が「ほぼ」確定しているので、CPU交換して長く既存パーツを使い続けることも可能。

Core Ultra 7/Core i7/i5といったインテルCPUは、今のところ選ぶメリットが無いのでノーコメント。

Ryzen 7 5700Xのデメリット

Ryzen 7 5700Xは古い世代のCPUなので気になる点があります。

具体的には、CPUのアップグレード手段がほぼ終了していること。

Ryzen 7 5700Xは「ソケットAM4」という規格のもとに作られていて、すでに末期モデルです。

ソケットAM4
CPUを挿した状態

現在の主流は「ソケットAM5」で、ソケットAM4のCPUは2024年11月まで新製品が開発&発売されてたけど、今後の拡張やアップグレードを考えると将来性はありません。

ソケットAM5/こちらが最新規格
CPUを挿した状態

いつか最新のCPUに乗せ換えてパワーアップしたい!と考えている人はマザーボードやメモリなど、ほぼ丸ごと交換する必要があるので注意。

また、将来もっと高性能なグラフィックボードに交換すると、CPU性能が足を引っ張って本来のゲーム性能が出ません。

とはいえ、そんなマニアックなことをしない!とか、最後まで使い切る予定の人にとってデメリットは無いです。

グラフィック性能|RTX 5070

3DMark Time Spy

  1. 27295
  2. 24402
  3. 22157
  4. 21128
  5. 17951
  6. 15942
GPUメモリメモリ
性能
消費電力
RTX 5070 Ti16GB896 GB/s300W
RTX 4070 Ti
SUPER
16GB672 GB/s285W
RTX 507012GB672 GB/s250W
RTX 4070
SUPER
12GB504 GB/s220W
RTX 407012GB504 GB/s200W
RTX 5060 Ti16GB
(8GB)
448 GB/s180W
RTX 5060 TiにはVRAM 8GBモデルもあるが、選ぶ価値は非常に低い
🖥 GPU 価格推移
🖥 GPU 価格推移更新: 2026-09-10

🔍 最安値一覧

GPU本日の最安値最安ショップ最安値モデル6ヶ月の推移全期間最安値
GeForce RTX5070 Ti¥207,700▲7,900ドスパラAmazonで見るPalit NE7507T019T2-GB2031U¥108,0002025-09-23
GeForce RTX5070おすすめ¥137,800▼1,000ドスパラAmazonで見るPalit NE75070019K9-GB2050S¥74,6702025-12-05
GeForce RTX5060 Ti16GB¥124,980▲5,000ツクモAmazonで見るPRIME-RTX5060TI-O16G¥69,8002025-11-23
GeForce RTX5060 Ti8GB¥71,980▼2,820ドスパラAmazonで見るPalit NE7506TU19P1-GB2062M¥51,8002025-10-11

RTX 5070はRTX 4070の正統進化モデルで、3DMarkのスコアを見ると人気だったRTX 4070 SUPERをしっかり上回るパワーを持っています。

フルHDは楽勝、WQHD/ウルトラワイドのゲームにめっぽう強いだけでなく、RTX 5000シリーズから採用された「マルチフレーム機能」に対応したゲームなら4Kでも120fps以上で遊べる万能グラフィックボードです。

消費電力はRTX 4070 SUPERから30Wほど上がってしまったものの、性能の上がり幅を見れば大きなデメリットはありません。

「ミドルハイクラス」として多くの人におすすめできるグラフィックボードです。

RTX 5070はこんな人におすすめです。

  • ヘビーFPSゲーマー
  • アクションアドベンチャー/RPGが好き
  • WQHD/ウルトラワイドで遊びたい

また、下位モデルのRTX 5060 Ti 16GBとどちらにするか悩む人も多そうですが、純粋なパワー差はかなりハッキリしています。やはり70番台は歴代でもゲーム向けの本命になりやすく、迷ったらRTX 5070を選んでおくのが無難です。

なお、RTX 5060 Ti 16GBとRTX 5070の性能差は、以下の記事で詳しく比較しています。どれくらい差があるのか、あわせて参考にしてください↓

RTX 5070のより詳しい特徴やデメリット、他のグラフィックボードとの性能比較は以下の記事をチェック↓

検証用PCのスペック

スクロールできます
Ryzen 7
5700X
Ryzen 7
9800X3D
7800X3D
9700X
7700
Core Ultra 7
265F
Core
i7-14700F
i5-14400F
ケースCooler Master
CM690Ⅲ
長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
マザーボードASRock Phantom
Gaming 4
ASUS TUF GAMING
B850M-WIFI
レビュー
MSI Z890
GAMING PLUS WIFI
レビュー
MSI B760I
EDGE WIFI
レビュー
CPUクーラー空冷
Scythe 虎徹 MarkⅡ
空冷
AINEX SE-224-XTS
GPUZOTAC RTX 5070
SOLID OC
メモリ32GB
DDR4-3200
32GB
DDR5-4800
32GB
DDR5-5600
32GB
DDR4-3200
ストレージ2TB Gen 4×4
電源750W850W

一般的なBTOパソコンと同じ仕様で、めっちゃ高性能なパーツは使っていません。

CPUクーラーは2,500円くらいで売ってた安物です。

電源容量はRTX 5070の場合、650WあればOK。

さっき触れた通り、Ryzen 7 7700と7800X3DといったRyzen 7000系と、執筆時点で最新のRyzen 9000系は同じマザーボードが使えます。

メモリ、ストレージ、USBなどの規格が旧世代よりもパワーアップしているので、コスパ重視の人でもなるべくRyzen 7000系を選んでおくのがおすすめです。

テストPCは見た目が違うだけで、BTOパソコンと同じです!

ゲーム性能とボトルネック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽量級】フォートナイト
  • 【軽量級】Apex Legends
  • 【中量級】FF14黄金のレガシー
  • 【中量級】ゼンゼロ
  • 【中量級】鳴潮(めいちょう)
  • 【中量級】ステラーブレイド
  • 【重量級】バトルフィールド6
  • 【重量級】モンスターハンターワイルズ
  • 【重量級】サイバーパンク2077
  • 【重量級】アサシンクリード シャドウズ

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
Apex Legends
VALORANTなど
FPSゲーム
120fps〜
中量級ゼンレスゾーンゼロ
鳴潮(めいちょう)
ステラーブレイドなど
アクションゲーム
120fps〜
重量級モンスターハンターワイルズ
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
レイトレーシング対応ゲーム
80fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。

DLSSとは?(アップスケールなどの解説)

DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAのGeForce RTXシリーズ専用AI描画技術のこと。

ひとことで言うと、AIでfpsを稼ぐための総合パッケージです。

DLSSの主な機能は4つ。

  • アップスケーリング(基本機能)
  • フレーム生成(マルチフレーム含む)
  • Ray Reconstruction
  • DLAA(画質特化モード)

以下、ざっくり解説します。

① アップスケーリング

低解像度で描画 → AIで高解像度化

  • fpsが大きく伸びる
  • 画質劣化が少ない
  • 4Kやレイトレ環境で超重要

一番ベースになる機能です。

当サイトでは基本的にすべてのゲームでアップスケーリングを使用して検証しています。

② フレーム生成

  • AIが“中間フレーム”を勝手に作る
  • 表示fpsが一気に増える
  • 体感ヌルヌル

※入力遅延対策としてNVIDIA Reflexとセット運用が基本。

RTX 50世代では、複数フレームを生成する「マルチフレーム生成」に進化し、さらに大きくfpsを伸ばせます。

フレーム生成のメリット・デメリットの項目も参考にしてください。

③ Ray Reconstruction

  • レイトレーシングのノイズ除去をAI化
  • レイトレ画質が大幅改善
  • パフォーマンスも向上
  • 重たいRT環境で効果大

レイトレ専用の進化版。

④ DLAA

  • アップスケールせず、AIでアンチエイリアス処理だけ行う
  • fpsはほぼ伸びない
  • 画質はかなりキレイ
  • ハイエンドGPU向け

「画質優先マン」用。

フレーム生成のメリットとデメリット

RTX 5000シリーズからパワーアップしたフレーム生成について、ざっくり解説します。

旧世代のRTX 4000シリーズだと、フレーム生成の倍率はx2まで。RTX 5000シリーズから倍率をx4まで上げられるようになりました。

  • 2026年春頃にx6まで倍率を上げられるようになります
フレーム生成x2
モンハンワイルズ/WQHD/ウルトラ画質
Ryzen 7 7700+RTX 5070

↑従来のフレーム生成x2でも、普通に遊ぶ分には十分なフレームレートが出ることが多いです。

フレーム生成x4
モンハンワイルズ/WQHD/ウルトラ画質
Ryzen 7 7700+RTX 5070

↑フレーム生成の倍率を上げていくとフレームレートがドッカンと上がり、映像のヌルヌル感がマシマシになります。

ただし、メリットだけではありません。

フレーム生成は理論上、入力遅延がわずかに増える仕組み。そこは知っておくべきポイントです。

まずは、こちらの図解をチェックしてください↓

フレーム生成と操作感のしくみ

GeForce は ×2〜×6(対応ゲームのみ)、Radeon は ×2 まで。
倍率を上げるほど映像はなめらかになり、操作の反応は遠くなる

1なにが起きているか

フレーム生成の倍率を上げる

フレーム生成の倍率を
x2〜x6に上げるGeForce は x6 まで(対応ゲームのみ)
Radeon は x2

生成フレームが増える

AIにより補完された
生成フレームが追加される

映像がなめらかに見える

見た目のフレームレートが上がって
動きがなめらかに見える

操作の反応は悪くなる

入力が反映されないフレームが増え
操作の反応が遅く感じることがある

2倍率ごとの、フレームの並びかた

入力キーボード・マウス・コントローラーなどの操作入力描画操作が反映されるフレーム生成前後の描画フレームをもとにAIが補間して作るフレーム
フレーム生成なしGeForceRadeon
入力描画入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

競技向け反応がいちばん速い

フレーム生成 ×2GeForceRadeon
入力描画生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

いちばん実用的なめらかさと反応のバランスが良い

フレーム生成 ×3GeForce
入力描画生成生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

なめらか重視反応はやや遠くなる

フレーム生成 ×4GeForce
入力描画生成生成生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

見た目最優先違和感を感じる人もいる

フレーム生成 ×6GeForce対応ゲームのみ
入力描画生成生成生成生成生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

なめらかさ全振り反応の遅れもいちばん大きい

×2 = 実用的 (操作感と映像のバランス良し)

×3 以上 = ヌルヌル感UP (操作感は段階的に低下)

見た目のなめらかさと 操作の反応は トレードオフの関係

フレーム生成は、見た目上のフレームを増やして動きをなめらかに見せる機能です。かなり便利ですが、素の性能がそのまま上がるわけではありません。

入力遅延はあるものの、内部処理は超高速です。しかもNVIDIA Reflexと併用するのが基本なので、普通に遊ぶぶんなら気にならない人のほうが多いと思います。

おすすめの設定は、まずは倍率x2でお試し。x2で十分ならそのまま。

特にパリィやガードを多用するアクションゲームが好きな人はx2までが無難。ここを超えると、操作感の変化に敏感な人ほど違和感が出やすくなります。

もっとヌルヌル感が欲しいと思ったら、x3、x4と段階的に上げていくのが良いでしょう。

ただし倍率を上げるほど、操作感だけでなく画質面のクセも出やすなる点は注意。具体的には、キャラクターの輪郭がボヤけたり、視点を大きく動かしたときにチラつきが出るゲームもあります。

結論として、フレーム生成は万能ではありません。「操作感と画質のバランスを見ながら使う機能」として考えるのがちょうどいいです。

【軽量級】フォートナイト

フォートナイトは最高画質だと重たいゲームですが、実際は画質を落としてプレイする人がほとんど。競技向けのパフォーマンス画質で比較したところ、CPU性能の差はしっかり出ます。ガチプレイヤーは要チェックです。

まずは下の動画を見て、フレームレートのブレ具合をチェックしてください。

フォートナイト(WQHD・パフォーマンス画質)
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
フォートナイト(WQHD・パフォーマンス画質)
Ryzen 7 9700X+RTX 5070

下のグラフは、同一リプレイファイルの同じシーンで、平均fpsと最低fpsを計測した結果です。(移動・建築・戦闘を含む)戦闘パターンや場所によってfpsはブレるので、あくまで目安として見てください。

グラフィック優先
  • 【画質】パフォーマンス

平均フレームレート(fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 337fps174
  2. 375fps207
  3. 436fps221
  4. 571fps317
  5. 622fps329
  6. 334fps188
  7. 316fps158
  8. 246fps127

WQHD

  1. 322fps168
  2. 373fps204
  3. 428fps212
  4. 568fps301
  5. 615fps312
  6. 322fps171
  7. 312fps157
  8. 246fps125

4K

  1. 319fps160
  2. 373fps204
  3. 425fps210
  4. 450fps246
  5. 459fps259
  6. 335fps160
  7. 309fps152
  8. 242fps120

グラフを見ると、9800X3Dと7800X3Dが飛び抜けていて、RTX 5070が得意なフルHDとWQHDで強烈なフレームレートです。画質を落とすことでGPUの負荷が下がって、その分CPUに処理が回るので性能の違いがハッキリ出ます。(CPUとGPUの連携が極限まで速くなるイメージ)

逆にRyzen 7 5700XやインテルCPU勢(Core Ultra、Core i7/i5)はCPU処理の限界点に早く到達してしまい、RTX 5070の性能を最大限に引き出せていません。

結論として、勝ちに行くガチプレイ派なら最低fpsの高い9800X3Dか7800X3Dがベスト。コスパ重視派でしっかり遊ぶなら9700Xも良い選択。

まったり遊ぶだけならRyzen 7 5700Xでも問題ないけど、RTX 5070が「かわいそう」って感じです。

【軽量級】Apex Legends

Apex LegendsはRTX 5070にとってかなり軽めです。平均fpsはどのCPU使っても差が出にくいけど、最低fps(一瞬の落ち込み)は差がしっかり出ます。

まずは下の動画を見て、ダッシュ移動中や爆発シーンでのfpsの落ち込み具合をチェックしてみてください。

Apex Legends(WQHD・高画質)
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
Apex Legends(WQHD・高画質)
Ryzen 7 9700X+RTX 5070

下のグラフは、射撃場内をダッシュしたときの平均fpsと最低fpsを計測して比較しています。Apex Legendsは同じ戦闘パターンを完全に再現できないため、この方法で負荷をそろえました。

グラフィック優先
  • 【画質】高
 設定の詳細はこちら

平均フレームレート(fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 294fps165
  2. 299fps220
  3. 299fps234
  4. 299fps234
  5. 299fps242
  6. 297fps223
  7. 295fps191
  8. 291fps189

WQHD

  1. 294fps159
  2. 299fps220
  3. 299fps233
  4. 299fps237
  5. 299fps241
  6. 297fps218
  7. 295fps188
  8. 291fps181

4K

  1. 226fps123
  2. 234fps167
  3. 232fps173
  4. 232fps175
  5. 237fps182
  6. 222fps153
  7. 222fps149
  8. 220fps146

グラフを見ると、フルHDとWQHDは上限の300fps付近で横並びで、平均fpsだけではCPU差が見えにくいです。

差が出るのは最低fpsで、9800X3D/7800X3D/9700Xは安定して高いけど、Ryzen 7 5700XとインテルCPUはショボい結果。安定感に大きな差が出ます。

結論として、ガッツリやり込むなら安定感が強い9800X3Dか7800X3D。コスパ重視派なら9700Xか7700が良いでしょう。最低fpsの低いRyzen 7 5700XとCore i7-14700F/i5-14400Fはちょっとオススメできません。

【中量級】FF14 黄金のレガシー

FF14 黄金のレガシーはCPUのパワー差がしっかり出るゲームです。

まずは下の動画を見て、戦闘中やカメラを振ったときにフレームレートがどのくらい落ちるかチェックしてください。

FF14黄金のレガシー(4K・最高画質)
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
FF14黄金のレガシー(4K・最高画質)
Ryzen 7 9700X+RTX 5070

次のグラフは、専用ベンチマークアプリで計測した平均fpsと最低fpsの傾向をまとめたものです。実戦とは負荷のかかり方が多少違うので、目安として見てください。

グラフィック優先
  • 【画質】最高品質
  • 【アップスケール】DLSS
  • 【フレームレートしきい値】常に適用

平均フレームレート(fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 215fps66
  2. 215fps68
  3. 238fps73
  4. 260fps101
  5. 270fps113
  6. 202fps74
  7. 208fps70
  8. 169fps67

WQHD

  1. 182fps68
  2. 182fps69
  3. 190fps68
  4. 218fps87
  5. 225fps115
  6. 182fps73
  7. 188fps78
  8. 165fps67

4K

  1. 125fps67
  2. 125fps67
  3. 131fps76
  4. 131fps92
  5. 136fps95
  6. 128fps72
  7. 129fps80
  8. 123fps65

グラフを見ると、フルHDとWQHDではRyzen 7 9800X3Dと7800X3Dが飛び抜けていて、同じRTX 5070を使っているとは思えないほど差が出ます。X3D系の大容量キャッシュのおかげでCPU処理が詰まりにくく、GPUをしっかり回せているのが理由です。

4KはGPU負荷が一気に上がるので、CPUを替えても平均fpsはあまり変わらなくなります。ただ、最低fpsはしっかり差が出るので、安定感も重視するならRyzen 7 5700XとインテルCPUは失格です。

結論として、普通に遊ぶぶんにはRyzen 7 5700XでもOKだけど、重いシーンで安定させたければRyzen 7 7800X3D以上がおすすめです。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

ゼンゼロはRTX 5070のパワーがあれば4Kまでしっかり遊べます。CPUの性能差は出るタイプなので、ガッツリ遊ぶなら要チェックです。

まずは下の動画を見て、激しいシーンでどれだけfpsが動くかをチェックしてください。

ゼンゼロ(4K・高画質)
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
ゼンゼロ(4K・高画質)
Ryzen 7 9700X+RTX 5070

次のグラフは、条件をそろえるため「適合トレーニング」でアンビーの通常攻撃だけを20秒間行い、その平均fpsと最低fps(落ち込み)を計測した結果です。激しい戦闘シーンではもっとfpsが落ちるので、動画も参考にしてください。

グラフィック優先
  • 【画質】高

平均フレームレート(fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 216fps114
  2. 249fps142
  3. 283fps153
  4. 298fps177
  5. 298fps187
  6. 225fps121
  7. 225fps127
  8. 176fps109

WQHD

  1. 216fps113
  2. 249fps138
  3. 278fps152
  4. 297fps177
  5. 297fps181
  6. 225fps132
  7. 225fps131
  8. 176fps108

4K

  1. 154fps89
  2. 168fps113
  3. 166fps109
  4. 171fps117
  5. 174fps121
  6. 165fps114
  7. 155fps103
  8. 154fps92

グラフを見ると、Ryzenの上位勢(7700/9700/7800X3D/9800X3D)はフルHDとWQHDでフレームレートが良く伸びます。

一方でRyzen 7 5700XとインテルCPU勢はイマイチな感じで、特にCore i5-14400Fは悲惨。CPU処理の限界点が早めで解像度を変えてもフレームレートがまったく伸びません。

結論としては、一応Ryzen 7 5700Xでもフツーに遊べるけど、RTX 5070のパワーを十分に引き出せない点は押さえておきたいところ。しっかり遊ぶなら平均と最低fpsが良く伸びるRyzen 7 7700以上が良いです。

【中量級】鳴潮(めいちょう)

鳴潮は最高画質にするとかなり重いゲームなのですが、マルチフレームを使えばどのCPUを使ってもサクサク遊べます。ただ、CPUの性能差はそれなりに出るので、しっかり遊ぶなら気にしたほうが良いです。

まずは以下の動画を見て、激しい戦闘でどれだけfpsが落ちるかをチェックしてください。

鳴潮(4K・ウルトラ画質)
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
鳴潮(4K・ウルトラ画質)
Ryzen 7 9700X+RTX 5070

次のグラフは、同じ動きを再現するため「ソアーで固定ルートを高速飛行」しているときの平均fpsと最低fpsを計測した結果です。実戦の激しい戦闘はもっとfpsが動くので、動画もあわせて見るのが確実です。

グラフィック優先
  • 【画質】ウルトラ
  • 【DLSS品質】ウルトラクオリティー
  • 【レイトレーシング】高
  • 【フレーム生成】x 4

平均フレームレート(fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 285fps75
  2. 319fps96
  3. 334fps110
  4. 346fps115
  5. 367fps122
  6. 306fps96
  7. 316fps98
  8. 283fps80

WQHD

  1. 239fps74
  2. 259fps86
  3. 266fps96
  4. 269fps98
  5. 281fps101
  6. 248fps87
  7. 262fps91
  8. 235fps73

4K

  1. 192fps32
  2. 201fps37
  3. 202fps36
  4. 203fps36
  5. 207fps36
  6. 193fps34
  7. 199fps33
  8. 188fps29

グラフを見ると、フルHDとWQHDは9800X3Dがわずかに上だけど、差はかなり小さめで体感で見分けるのはほぼ無理だと思います。マルチフレームの効果が強くて、CPUの差よりGPU側の処理が支配的になりやすいのが理由です。

4Kも傾向は同じで、平均fpsはほぼ横並び。最低fpsはどれも近く、瞬間的なカクつきの差も出にくい結果です。

結論としてはRyzen 7 5700Xで問題ナシ。

ただ、4Kで200fpsを本気で求める人はかなり少ないはず。フレーム生成を×2くらいにして120fps前後で遊ぶなら、これまでのゲームと同じ傾向で、X3D系CPUは最低fpsのふんばりが効き、よりヌルヌルした動きになります。

【中量級】ステラーブレイド

ステラーブレイドは中量級としましたが、RTX 5070にとっては軽めのゲームです。フルHD以外ではCPU差は出にくく、どのCPUでも快適に遊べます。

まずは下のプレイ動画で、戦闘中のフレームレート感をチェックしてください。

ステラーブレイド(4K・とても高い画質)
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
ステラーブレイド(4K・とても高い画質)
Ryzen 7 9700X+RTX 5070

次のグラフは、同じ条件にそろえるため「ザイオンの固定ルートを走ったとき」の平均fpsと最低fpsを比較したものです。実戦では敵の数や演出で負荷が上下するので、細かい挙動は動画もあわせて参考にしてください。

グラフィック優先
  • 【画質】とても高い
  • 【DLSS品質】クオリティー
  • 【フレーム生成】x 4

平均フレームレート(fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 363fps171
  2. 426fps216
  3. 449fps228
  4. 509fps281
  5. 526fps331
  6. 421fps228
  7. 397fps201
  8. 355fps179

WQHD

  1. 330fps171
  2. 349fps218
  3. 352fps219
  4. 358fps220
  5. 360fps230
  6. 341fps210
  7. 338fps198
  8. 313fps173

4K

  1. 247fps47
  2. 249fps49
  3. 250fps52
  4. 251fps52
  5. 254fps51
  6. 245fps50
  7. 244fps46
  8. 238fps42

グラフを見ると、GPU負荷の低いフルHDではCPU性能の差が出て、9800X3Dと7800X3Dが飛び抜けます。一方でWQHDや4KになるとGPU側の処理が支配的になり、CPU差は少なめです。

これはDLSSとフレーム生成x4を使うとGPUの仕事量が一気に増えて、相対的にCPUに回ってくる仕事が遅くなるから。その結果、CPUの性能差が表に出にくくなります。

結論としてはRyzen 7 5700Xで快適に遊べます。ゲームによってはCPUにそこまでお金をかけなくてもOK。ただし、どんなゲームでも安定感を重視したいなら、X3D系を選ぶ価値は十分にあります。

【重量級】バトルフィールド6

バトルフィールド6はシーンによる負荷さが大きいゲームです。CPU性能の差は設定次第で、カジュアルに遊ぶぶんには大きな差は出ません。

まずは下の動画を見て、爆撃エフェクトが重なったときのfpsの崩れ方をチェックしてください。

バトルフィールド6(WQHD・オーバーキル画質)
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
バトルフィールド6(WQHD・オーバーキル画質)
Ryzen 7 9700X+RTX 5070

次のグラフは、同じ状況にそろえるため「爆撃の中をダッシュしているシーン」の平均fpsと最低fpsをまとめたものです。マップや戦闘パターンでブレやすいゲームなので、数字は目安として見てください。

グラフィック優先
  • 【ガチ設定】
    • 【画質】低
    • 【アンチエイリアス】TAA
    • 【アップスケール】オフ
    • 【フレーム生成】オフ
  • 【カジュアル設定】
    • 【画質】オーバーキル
    • 【アップスケール】DLSS/クオリティー
    • 【フレーム生成】x 4

平均フレームレート(fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 171fps102
  2. 195fps118
  3. 202fps123
  4. 219fps131
  5. 219fps134
  6. 196fps128
  7. 173fps108
  8. 166fps99

WQHD

  1. 147fps90
  2. 153fps95
  3. 151fps96
  4. 156fps103
  5. 156fps106
  6. 156fps101
  7. 152fps95
  8. 148fps90

4K

  1. 84fps61
  2. 86fps66
  3. 86fps65
  4. 88fps67
  5. 87fps67
  6. 87fps65
  7. 87fps63
  8. 85fps59

「ガチ設定」はアップスケールもフレーム生成も使わない、素の計測結果です。フルHDだとCPUの差が出やすく、ここは9800X3Dと7800X3Dが少し強いけど9700X/7700/Core Ultra 7も悪くないです。WQHD以上になるとGPU側が忙しくなって、CPUの差は少なくなります。

「カジュアル設定」は、DLSS+フレーム生成×4を使った結果。平均も最低fpsも横並びになりやすいです。要するに「遊び方がカジュアル寄りならCPUで悩む必要はあまりない」ってこと。

なので、結論はこんな感じ。本気のガチFPSゲーマーなら9800X3D/7800X3Dがベスト。映像美を楽しみながらまったり遊ぶ派ならRyzen 7 5700Xでも十分です。

注意点として、4Kをオーバーキル画質で回すとVRAM 12GBをフルに使うので、4Kで遊ぶなら画質を一段落とすのが無難です。

【重量級】モンスターハンターワイルズ

モンハンワイルズはレイトレーシングを使うとかなり重たいゲームですが、マルチフレーム対応のおかげで今はかなり動かしやすいです。傾向としては、CPUを変えても気にするほどの差は出ません。

まずは下のプレイ動画で、戦闘時のfpsの落ち具合をチェックしてみてください。

モンハンワイルズ(4K・ウルトラ画質)
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
モンハンワイルズ(4K・ウルトラ画質)
Ryzen 7 9700X+RTX 5070

次のグラフは、条件をそろえるためにセクレトに乗って固定ルートを走ったときの平均fpsと最低fpsを計測した結果です。実戦では戦闘内容によって上下するので、目安として見てください。

グラフィック優先
  • 【画質】ウルトラ
  • 【レイトレーシング】高
  • 【フレーム生成】x 4

平均フレームレート(fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 204fps44
  2. 215fps48
  3. 214fps48
  4. 216fps48
  5. 214fps48
  6. 214fps47
  7. 215fps48
  8. 208fps46

WQHD

  1. 180fps38
  2. 188fps41
  3. 186fps41
  4. 187fps41
  5. 188fps41
  6. 187fps41
  7. 190fps41
  8. 184fps41

4K

  1. 138fps27
  2. 143fps31
  3. 143fps31
  4. 143fps31
  5. 145fps31
  6. 143fps31
  7. 144fps31
  8. 138fps27

グラフを見ると、フルHDから4KまでどのCPUでも大きな差は出ません。これはGPU負荷がかなり高く、CPUに回ってくる仕事が遅くなるから。

つまり、ゲームによってはCPU性能がボトルネックになりにくく、Ryzen 7 5700XでもCore i5-14400Fでも体感差は少なめ。

ただし、画質を落としてレスポンス重視で遊ぶタイプなら、これまでの結果からするとX3D系が最も安定度が高くなるはず。

結論として、まったり遊ぶタイプならRyzen 7 5700XでOKです。

【重量級】サイバーパンク 2077

サイバーパンク 2077はレイトレーシングを使うとめっちゃ重たいゲームです。平均fpsはCPUを変えてもほぼ同じで、差が出るのは最低fps(瞬間的な落ち込み)です。

まずは下のプレイ動画で、戦闘中のfpsの動きをざっくり確認してみてください。

サイバーパンク2077(4K・レイトレオーバードライブ画質)
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
サイバーパンク2077(4K・レイトレオーバードライブ画質)
Ryzen 7 9700X+RTX 5070

次のグラフは、条件をそろえるためにバイクで固定ルートを走ったときの平均fpsと最低fpsを計測した結果です。激しい戦闘シーンは負荷が跳ねるので、そこは動画を参考にしてください。

グラフィック優先
  • 【画質】レイトレーシング オーバードライブ
  • 【DLSS品質】自動
  • 【フレーム生成】x 4

平均フレームレート(fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 248fps150
  2. 253fps163
  3. 254fps165
  4. 254fps181
  5. 259fps191
  6. 254fps169
  7. 253fps157
  8. 252fps147

WQHD

  1. 191fps125
  2. 195fps136
  3. 194fps139
  4. 195fps140
  5. 196fps151
  6. 194fps135
  7. 194fps132
  8. 192fps120

4K

  1. 138fps30
  2. 143fps32
  3. 144fps32
  4. 143fps32
  5. 142fps32
  6. 143fps31
  7. 141fps31
  8. 143fps31

グラフを見ると、平均fpsはどのCPUもかなり近くて「CPU差が出にくい」タイプだと分かります。レイトレ+最高画質だとGPU側が忙しすぎて、CPUを変えても平均値はあまり伸びません。

一方で最低fpsはRyzen 7 9800X3Dがちょい有利で、重たい瞬間の粘りが出ています。

とはいえこのゲームは競技性が高いFPSみたいに一瞬のカクつきが致命傷になりにくいので、普通に遊ぶなら5700Xでもまったく問題なし。安定感を少しでも上げたい人だけ、9800X3Dや7800X3Dを選ぶ価値がある、くらいの差です。

【重量級】アサシンクリード シャドウズ

アサクリシャドウズはフレーム生成必須の重量級ゲームです。この設定だとCPU差はかなり小さめで、どのCPUでもだいたい同じ感覚で遊べます。

まずは下のプレイ動画で、戦闘中のfpsの崩れ方をチェックしてみてください。

アサクリシャドウズ(4K・最高画質)
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
アサクリシャドウズ(4K・最高画質)
Ryzen 7 9700X+RTX 5070

次のグラフは、条件をそろえるためにフィールド内をダッシュしたときの平均fpsと最低fpsを計測した結果です。戦闘シーンはfpsが大きく動くので、そのあたりは動画のほうを参考にしてください。

グラフィック優先
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】全体的に拡散
  • 【アップスケール品質】バランス
  • 【フレーム生成】x 4

平均フレームレート(fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 162fps37
  2. 163fps39
  3. 162fps38
  4. 163fps38
  5. 168fps38
  6. 160fps38
  7. 159fps37
  8. 159fps36

WQHD

  1. 148fps33
  2. 151fps35
  3. 148fps34
  4. 150fps34
  5. 150fps34
  6. 146fps34
  7. 144fps34
  8. 143fps32

4K

  1. 115fps26
  2. 116fps27
  3. 113fps26
  4. 115fps27
  5. 116fps26
  6. 111fps25
  7. 112fps25
  8. 110fps25

グラフを見ると、4Kまでしっかりフレームレートが伸びていて、CPUを変えても大きな差は出ません。最高設定+レイトレ+フレーム生成x4だとGPU側の負荷が強めで、CPUの差が出にくいのが理由です。

最低fpsもほぼ横並びなので、安定感の面でも差は小さめ。この結果ならRyzen 7 5700Xで十分です。

ゲーム性能のまとめ

まずは、10ゲーム分のフレームレートを合算した結果を見てください。

10ゲームのCPU別・合計フレームレート(fps)最低fps (1% low)

  1. 7345fps2968
  2. 7828fps3527
  3. 8145fps3670
  4. 8660fps4118
  5. 8857fps4328
  6. 7550fps3432
  7. 7468fps3230
  8. 6902fps2892

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。

同じグラフィックボードを使用しているにもかかわらず、CPUの違いでパフォーマンスは大きく変わります。

やっぱりRyzen 7 9800X3Dと7800X3Dは強いです。

Ryzen 7 9800X3Dと他CPUのパフォーマンス差がこちら↓

CPUfps
性能差
最低fps
性能差
Ryzen 7 9800X3D0%0%
Ryzen 7 7800X3D-2.2%-4.9%
Ryzen 7 9700X-8.0%-15.2%
Ryzen 7 7700-11.6%-18.5%
Ryzen 7 5700X-17.1%-31.4%
Core Ultra 7 265F-14.8%-20.7%
Core i7-14700F-15.7%-25.4%
Core i5-14400F-22.1%-33.2%

注目すべきは 「最低fps」 の差です。

まず、Ryzen 7 9800X3D/7800X3Dは、一瞬のガクッとした落ち込みに強い「ふんばりの効くCPU」です。安定感のレベルが違う。

Ryzen 7 5700Xの平均fpsはCore Ultra 7/Core i7と大きく変わらないけど、最低fpsはCore i5並に低いので注意。

高性能じゃないけど、CPUの価格から評価すれば「まあまあ良い」「ガチなFPSゲーマーでなければ問題ないレベル」といった感じです。

ただ、上記の性能差は画質を落としてCPUパワーを絞り出した結果を含みます。

最高画質のみの平均値はこちら↓

平均フレームレートの目安(fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 264fps99
  2. 283fps119
  3. 293fps125
  4. 306fps139
  5. 313fps150
  6. 275fps119
  7. 273fps112
  8. 253fps103

WQHD

  1. 230fps93
  2. 240fps111
  3. 245fps116
  4. 252fps122
  5. 254fps128
  6. 234fps110
  7. 236fps106
  8. 221fps95

4K

  1. 169fps53
  2. 174fps63
  3. 175fps64
  4. 176fps67
  5. 178fps68
  6. 171fps61
  7. 171fps60
  8. 167fps55
平均フレームレートの補足(タップして読む)

平均フレームレートは最高画質設定のみのゲームで算出しています。

以下のゲームを除く

  • フォートナイト(最低画質のため)
  • バトルフィールド ガチ設定(最低画質のため)

マルチフレームが使えるゲームだと、平均fpsを大きく超えるフレームレートが出ます。

RTX 5070はもっと高いフレームレートを出せるポテンシャルがあるので、平均fpsは参考程度にしてください。

4K/最高画質だけの結果だと、Ryzen 7 5700Xでも9800X3Dに近いパフォーマンスで遊べることに注目!

傾向としては、4K解像度だとGPUの負荷が高すぎて大きな差は出ません。

フルHDとWQHDでも、グラフィックにこだわった重たいゲームだと差が出にくいです。

価格重視の人ならRyzen 7 5700Xでも4K/平均160fpsくらいのスピードが出るので、ほとんどの人にとって十分なパフォーマンスと思われます。

カジュアルなゲーマーだと120fps以上のフレームレートは体感で違いが分からない人が多いです!

ここは人によって評価の分かれるポイントかな … と思います。

グラフィックボードにRTX 5070を使うと、もっともショボい性能のCore i5-14400Fでもそこそこのフレームレートが出てしまいます。

カジュアルにゲームを楽しみたい人だと、どのCPUを選んでも体感できる差は少ないでしょう。

ただし、Ryzen 7 5700Xは世代の古さと性能の低さが(数字では)ハッキリ出るので、RTX 5070を使うならRyzen 7 7700以上にしておいたほうが安心です。

クリエイティブ性能チェック

クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。

当サイトでは上記のようなヘビークリエイター向けのベンチマークは行わず、動画・写真編集といった一般的な作業のパフォーマンスで比較しました。

動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。

RTX 5070を使ったエンコードは8コアベースのCPUであるRyzen 7/Core Ultra 7/Core i7だとCPU 60~80%、GPU 95%くらいの配分で動作。

わりとがっつりパワーを使う処理です。

Core i5はコア数が少ないので、CPU 100%/GPU 95%とほぼ限界までパワーを使って余裕がない状態でした。

  • 組み合わせるGPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります
4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
4分50秒
Ryzen 7 7700+RTX 5070
4分06秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5070
4分01秒
Ryzen 7 7800X3D+RTX 5070
4分07秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
4分00秒
Core Ultra 7 265F+RTX 5070
3分58秒
Core i7-14700F+RTX 5070
4分34秒
Core i5-14400F+RTX 5070
4分48秒

↑どのCPUを選んでも10分の実時間より早く処理できます。

Ryzen 7 5700XはCore i5-14400Fと同じくらいの処理能力です。

フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
1分07秒
Ryzen 7 7700+RTX 5070
1分05秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5070
1分01秒
Ryzen 7 7800X3D+RTX 5070
1分03秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
1分01秒
Core Ultra 7 265F+RTX 5070
1分02秒
Core i7-14700F+RTX 5070
1分05秒
Core i5-14400F+RTX 5070
1分14秒

↑フルHDエンコードは負荷が少ないので、速攻で処理が終わります。

Ryzen 7 5700Xでもそこそこのスピードで処理できます。遅いとは感じません。Core i5はちょっと遅め。

ゲームが中心で、たまに動画編集するって人なら問題ない速度だと思います。

AIノイズ除去(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ10枚を一括ノイズ除去した処理時間です。

AIノイズ除去
適用量:50
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
57.89秒
Ryzen 7 7700+RTX 5070
54.33秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5070
51.90秒
Ryzen 7 7800X3D+RTX 5070
55.25秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
51.16秒
Core Ultra 7 265F+RTX 5070
53.9秒
Core i7-14700F+RTX 5070
54.03秒
Core i5-14400F+RTX 5070
59.99秒

AIノイズ除去はCPU 35~45%、GPU 40~70%くらいのパワー配分で動作。GPUヘビーな処理です。

こちらもRyzen 7 5700XはCore i5-14400Fに近い速度。

最速のRyzen 7 9800X3Dとくらべても、めっちゃ差があるわけではありません。

1枚単位の処理だったら、ほとんど気にならないと思います。

RAW現像(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ100枚をL判サイズに現像したときの処理時間です。

RAW現像 100枚
2400万画素→L判サイズ
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
25.76秒
Ryzen 7 7700+RTX 5070
18.44秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5070
18.12秒
Ryzen 7 7800X3D+RTX 5070
18.7秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
15.71秒
Core Ultra 7 265F+RTX 5070
16.82秒
Core i7-14700F+RTX 5070
23.25秒
Core i5-14400F+RTX 5070
29.89秒
書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
カラースペースsRGB
画質100
サイズ調整1500 x 1050
解像度300px/インチ

RAW現像はCPU 85~100%、GPU 20~30%くらいの配分で動作。CPUヘビーな処理です。

Ryzen 7 5700XはCore i7-14700FとCore i5-14400Fの中間くらいの速さ。

こちらもRyzen 7 9800X3Dが最速ですけど、1枚単位の処理だったら気になるほどの差はありません。

とはいえ、もっと複雑な処理をさせたら、さらに大きな差が出ると思われます。

クリエイティブ性能のまとめ

あくまで私が想定した使い方での評価です。クリエイティブ系のアプリは他にもたくさんあるので、アプリによっては違う結果になるはず。参考程度にしてください。

総合的に、Ryzen 7 5700Xのクリエイティブ性能は低いです。Core i5-14400Fより少しだけ良いけど、しっかり映像編集をしたい人はRyzen 7 7700以上にすると良いでしょう。

ただ、ゲームが中心で、たま~にフルHDの動画編集をするって人ならRyzen 7 5700Xでも問題ないと思います。

ゴリゴリのクリエイターなら、価格がめちゃめちゃ高いRyzen 9/Core Ultra 9などの最上位CPUの方が時間効率が良いです。

ゲーム実況配信チェック

サイバーパンク2077をOBS StudioとVTube Studioを使ってアバター合成しながらTwitchにライブ配信テストをしました。

なお、すべての環境で同一の負荷を掛けるため、ベンチマークモードで計測しています。

WQHD/最高画質でゲームしつつ、フルHDにダウンスケールして60fpsで配信というイメージです。

  • 配信アプリの設定やバージョン、ゲームによって変動します。参考値として見てください。
OBS/VTube Studioの設定はこちら
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
レート制御CBR
ビットレート6000 Kbps

その他の設定はデフォルトです。

サイバーパンク2077 ライブ配信(fps)

WQHDゲーム→フルHDダウンスケール配信 /【画質】レイトレーシングオーバードライブ

普通にプレイ

  1. 175fps
  2. 181fps
  3. 180fps
  4. 180fps
  5. 181fps
  6. 177fps
  7. 180fps
  8. 178fps

アバター+配信

  1. 157fps
  2. 165fps
  3. 164fps
  4. 163fps
  5. 164fps
  6. 164fps
  7. 163fps
  8. 159fps

すべての構成でドロップフレーム0%、映像がカクつくこともなく、どのCPUが配信に弱いって印象はありません。

とはいえ、配信するとフレームレートは落ちるので、高fpsが重要なゲームであれば画質や解像度を落とす必要はあると思います。

どうしても高解像度・高フレームレートにこだわるなら、キャプチャーユニット+配信専用PCを使った「2PC配信」にして負荷を分散させた方が良いでしょう。

2PC配信だとCPUパワー不足のジレンマから解放されるほか、フレームレートの低下も無し。配信も安定するので無理に1PCの配信にこだわらなくてもOKです。

こだわりたい人はキャプチャーユニットなどを使って2PC配信にしよう!

消費電力チェック

各CPU+RTX 5070を使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD~4K
エンコード
4K
動画視聴
Hulu
5700X340-355W240-250W75-80W
7700325-350W230-245W65-70W
9700X340-360W260-270W70-75W
7800X3D295-325W230-245W65-70W
9800X3D330-345W275-290W70-75W
265F325-365W255-260W65-70W
14700F345-375W255-260W70-75W
14400F315-355W245-255W70-75W

Ryzen 7 7800X3Dがベスト。Core i5-14400Fよりも低い消費電力です。

7800X3Dの消費電力が低いのが謎だったのですが、「大容量キャッシュメモリのおかげで消費電力の高いメインメモリへのアクセスが減るため」だそうです。

Ryzen 7 9800X3Dはパワーがある分、7800X3Dよりも20~45Wくらい高い消費電力。ゲーム時のパフォーマンスは体感できるほどの差は無いので、ちょっと残念。

Core Ultra 7 265FとCore i7-14700Fはゲーム時の最大消費電力がちょっと高め。

Ryzen 7 7800X3D以外なら、どのCPUを使っても大きな差はありません。

Ryzen 7 5700Xの目安としては、重たいゲームで遊ぶと最大350Wくらいの消費電力になります。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。

システム環境やゲームによって消費電力は変動するので、目安として参考にしてください。

CPU温度チェック|水冷と空冷どっち?

各CPUの動作温度をチェックしました。

すべて「サイドフロー空冷」を使用した計測値です。

なお、Ryzen 7 5700Xの検証機だけミドルタワーケース、その他の検証機はオープンフレームケースを使用しました。

瞬間最大温度

スクロールできます
CPUベンチマーク
Passmark
ゲーム
WQHD
エンコード
4K
5700X67.4℃68.4℃68.8℃
770078.1℃77.6℃75.9℃
9700X70.5℃78.6℃73.9℃
7800X3D81.4℃73.4℃72.6℃
9800X3D95℃78.5℃78.2℃
265F72℃63℃66℃
14700F73℃64℃72℃
14400F57℃54℃57℃

※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度

瞬間最大温度はマニアな人以外は気にしなくてOKです。参考程度に見てください。

  • CPUベンチマークは日常的にする人はいないので無視してOK

Ryzen 7 9800X3DはCPUベンチマークだと瞬間的に限界温度の95℃まで上昇しますが、サーマルスロットリングが働いて出力が自動的に下がります。

平均温度

スクロールできます
CPUベンチマーク
Passmark
ゲーム
WQHD
エンコード
4K
5700X61.9℃65.7℃65.5℃
770068.4℃70.5℃65.3℃
9700X66.4℃70.2℃65.3℃
7800X3D69.1℃64.3℃70.8℃
9800X3D75.9℃68.1℃68.5℃
265F54℃58℃56℃
14700F51℃56℃55℃
14400F46℃50℃52℃

※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度

平均温度はインテルCPUがぶっちぎりに良いと思います。Ryzen 7 5700Xは普通って感じ。

各CPUの限界温度はRyzen 7 7800X3Dのみ89℃、その他のRyzenは95℃、インテルCPUは100℃です。

Ryzen 7 9800X3Dはパワーがあるだけに温度は高めですけど、どのCPUも限界値まで余裕があるので気にする必要はありません。

Ryzen 7 5700XのCPUクーラーは価格が安い「トップフロー式」で問題ありません。

予算がある人は「サイドフロー式」を選んでおくと、ケース内に溜まった熱気を効率よく外へ排出できます。

Ryzen 7 5700Xはそれほど発熱しないので、水冷にしても効果は少ないです。

【まとめ】Ryzen 7 5700X+RTX 5070の構成について

まとめると、こんな感じです。

RTX 5070まとめ

  • フルHD/WQHD解像度で無敵のパフォーマンス
  • マルチフレーム対応ゲームなら4Kでも120fps以上
  • ゲームによっては4K/最高画質でビデオメモリ不足

Ryzen 7 5700Xまとめ

  • 価格相応のパフォーマンス
  • 今を楽しめれば良い人
  • ゲームの性能はCore i7/Core Ultra 7と変わらない
  • 将来性は無い
  • クリエイティブ系の処理はCore i5に近い

RTX 5070については、フルHD/WQHD解像度で競技性の高いFPSゲームをやり込みたい人に最適です。

オープンワールド系のアクションゲームなら、4Kでも快適に遊べる性能。

ただし、4K/最高画質でビデオメモリが足りなくなるゲームも出てきました。その場合は少し画質を落とせばOK。

良く言えば、フルHD~4Kまで幅広く対応できるGPU。

悪く言うなら、最初から4Kメインで遊ぶつもりなら、上位のRTX 5070 Tiを選んだほうが無難です。

Ryzen 7 5700Xについては、Core Ultra 7とCore i7に負けないゲームパフォーマンスで、映像編集はCore i5に近いパワーでした。

CPUの価格からすると、最新ゲームを低予算で遊びたい人にとっては「ギリギリOK」かなって感じ。

個人的には新規でRyzen 7 5700X+RTX 5070な構成は、将来性が無いのでヤメたほうが良いと思ってます。

とはいえ、予算・使い方・価値観は人それぞれ。

価格重視で今を楽しめればOKって人なら問題ないです。

以上、参考になれば幸いです!

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