Core Ultra 7 265FとUltra 5 225F×RTX 5070 実機ベンチマーク|ゲーム性能・フレームレート比較

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BTOパソコンによくある以下の構成で、「ゲーム性能」「クリエイティブ性能」「ライブ配信性能」「消費電力」を比較しました。

  • Core Ultra 7 265F + RTX 5070
  • Core Ultra 5 225F + RTX 5070
  • Core i7-14700F + RTX 5070
  • Core i5-14400F + RTX 5070
  • Ryzen 7 5700X + RTX 5070
  • Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070

CPUの違いによるパフォーマンスの差も分かるので、ゲーミングPCの購入や、自作PCの構成を検討している人は参考にしてください。

この記事ではCore Ultra 7 265FとUltra 5 225Fに注目して解説します!

【追記】2026年4月に上位CPUとなるCore Ultra 7 270K Plusが登場しました。しっかり性能アップしているので、インテルCPUを選ぶならこちらがおすすめです。

Core Ultra 7 265FとCore Ultra 5 225Fは価格は安いものの、今から積極的に選ぶ理由はありません。

以下は、当時の計測データとしてこのまま残しておきます。


ゲームするためのCPU選びならRyzen 7 9800X3Dが最強なのですが、特にBTOパソコンは人気があるだけに価格が異常に高いです。

Core Ultraシリーズは2025年5月になって価格が大きく下がりました。普通に使う分にはRTX 5070クラスのグラボと組み合わせても十分なパワーを持っています。

予算やタイミングなどの関係で、どうしても今買いたい!って時に「Core Ultra 7/Ultra 5で問題ないか」の判断材料にしてください。

すぐにゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓

CPUとGPUの組み合わせをチェック!

現行・主流モデルから、当サイトで実機検証したCPU/GPUのみ選べます。

▶ CPUとGPUのバランスって何? 図でわかりやすく解説

目次

CPU性能をざっくり比較

赤:優れている 青:劣っている

スクロールできます
Ultra 7 265FUltra 5 225Fi7-14700Fi5-14400F5700X9800X3D
世代シリーズ2シリーズ2第14第14Zen 3Zen 5
対応ソケットLGA1851LGA1851LGA1700LGA1700AM4AM5
Pコア数868688
Eコア数124124
NPU13 TPOS13 TPOS
ベースクロック2.7GHz3.3GHz2.1GHz2.5GHz3.4GHz4.7GHz
ブーストクロック5.3GHz4.9GHz5.4GHz4.7GHz4.6GHz5.2GHz
L3キャッシュ30MB20MB33MB20MB32MB96MB
熱設計電力65W65W65W65W65W120W
発売開始年月2025年3月2025年1月2024年1月2024年1月2022年4月2024年11月
販売開始価格71,800円46,800円61,800円34,800円42,800円86,800円
あれ?Core Ultraシリーズ1はどこ行った?

Core Ultraのデスクトップ版はいきなりシリーズ2(第2世代)からとなり、シリーズ1(第1世代)は2023年10月にノートPCだけにリリースされました。

(私の記憶では)デスクトップ版のCore Ultraシリーズ1も2023年10月リリースを予定していましたが、開発が間に合わなくてキャンセル。

インテルは毎年10月に意地でも新CPUをリリースするので、キャンセルした穴埋めとして、第14世代 Core i 14000シリーズを販売。

しかし、第13世代のCore i 13000シリーズからほとんど進化はなく、やっつけで開発&販売したと記憶しています。

そして第13世代/第14世代に不具合が発覚し、インテルの信頼が地に落ちたという黒歴史につながります。

🖥 CPU 価格推移
🖥 CPU 価格推移更新: 2026-09-10
値下がり1
値上がり3
過去最安に最も近いCore Ultra 7 265F¥54,980(最安比 115%)

🔍 最安値一覧

CPU本日の最安値最安ショップ6ヶ月の推移全期間最安値
Core Ultra 7265F¥54,980▼2,820ソフマップAmazonで見る¥47,9792025-06-06
Core Ultra 5225F¥27,980▲2,700ツクモAmazonで見る¥23,0002026-03-29
Core i714700F¥61,980ドスパラAmazonで見る¥43,5002025-11-05
Core i514400F¥27,980ツクモAmazonで見る¥19,5002025-06-17
Ryzen 75700X¥34,800▲1,140ソフマップAmazonで見る¥18,9002025-11-29
Ryzen 79800X3Dおすすめ¥72,800▲8,001ソフマップAmazonで見る¥58,5002026-04-06
Core Ultra 7 265Fソフマップで見るAmazonで見る
全期間最安¥54,980
¥40,000¥48,000¥56,000¥64,000¥72,000¥80,000
2026/042026/052026/062026/072026/082026/09

Core Ultraシリーズを超ざっくり解説すると、処理能力は前世代のCore i-14000シリーズから大きく変わらず、発熱と消費電力を大きく下げたCPUと言われています。

実際に使ってみると、Core Ultra 7はCore i7とあまり変わらない性能だけど、Core Ultra 5はCore i5から大きくパワーアップしてました。

とはいえ、RTX 5070のような高性能グラフィックボードとの組み合わせは、基本的にCore Ultra 7の方がパワーバランスが良いです。

後述しますが、Core Ultra 5やCore i5のようなミドルクラスCPUだと、処理能力の限界点が早くてゲームのフレームレートの伸びが悪いので、ヘビーFPSゲーマーには向いていません。

アクションアドベンチャーのようなゲームをまったり楽しむカジュアルなゲーマーならCore Ultra 5でも問題ない性能です。

Core Ultraシリーズの気になった点としては、AI処理専用のNPUを持ってますけど、ゲーミングPCの場合はGPUの方がパワーがあるので使い道は無いと思われます。

また、最近のインテルCPUはEコア(高効率コア)を持ってますが、ぶっちゃけ何に役立ってるのかよく分からないコアです。影武者のようにせっせと働いてるのでしょうが、ゲーム中心で使う場合、Eコア無しのRyzenでも問題ありません。

Core Ultraシリーズの最大のデメリットはチューニングが中途ハンパなまま販売開始をしてしまったため期待通りの性能が出ず、パワーを求めるユーザーから低評価をつけられまくって悪いイメージが根付いてしまったこと。

いくつかのアップデートを重ねたことで、ある程度の性能は出るようになったのですが、ゲーム時のパフォーマンスは激安8コアCPUのRyzen 7 5700Xとあまり変わらないので注意してください。

とはいえ最新CPUなだけにマザーボードなどの設計が新しく、不具合で信頼性が大きく下がったCore i-14000シリーズや、世代が古すぎるRyzen 7 5700Xをあえて選ぶメリットは少ないです。

っていうか、執筆時点ではRyzen 7 9800X3Dの性能が強烈すぎて、ほかのどんなCPUもショボく見えてしまいます。

ただ、BTOパソコンのRyzen 7 9800X3DモデルはCPUの価格差以上に高いので、価格と性能のバランスを見ればCore Ultra 7/Ultra 5で満足できる人は多いでしょう。

CPUベンチマーク

PassMark CPU Benchmarks

  1. 45728
  2. 43898
  3. 38953
  4. 35898
  5. 35053
  6. 34962
  7. 34657
  8. 32575
  9. 31603
  10. 28758
  11. 28542
  12. 28130
  13. 24713

CPUの総合性能を評価する「PassMark」のスコアです。CPU末尾の「K」とか「F」って何?

グラフに記載してあるCPUはすべて当サイトで所有しているものを使い、電力設定をBTOパソコンと同じ「定格」にして計測しました。

グラフだけで判断するとCore Ultra 7 265Fは「超・高性能」、Core Ultra 5 225FもミドルクラスCPUの中では「ぶっちぎりに優秀」です。

注意点として、CPUベンチマークというのはCPUリソースを100%使い切る「非現実的な意地悪いじわるテスト」で、基本的に最新世代でコア数が多いほど良いスコアになります。

ただ、ゲームや動画編集といった一般用途では、すべてのリソースを使い切ることはまずありません。

なので、CPUベンチマークスコアだけで性能を判断するのは、ヤメた方が良いでしょう。

ここでは限界性能の大雑把な順番として、ふ~んと眺める程度でOKです。

  • ゲームや動画編集などはCPUとGPUが共同して処理をします。CPUベンチマークのようなCPU単独で完結する処理は現実的にはほとんど無いので、ベンチマークスコアと実パフォーマンスは一致しません。

グラフィック性能|RTX 5070

3DMark Time Spy

  1. 27295
  2. 24402
  3. 22157
  4. 21128
  5. 17951
  6. 15942
GPUメモリメモリ
性能
消費電力
RTX 5070 Ti16GB896 GB/s300W
RTX 4070 Ti
SUPER
16GB672 GB/s285W
RTX 507012GB672 GB/s250W
RTX 4070
SUPER
12GB504 GB/s220W
RTX 407012GB504 GB/s200W
RTX 5060 Ti16GB
(8GB)
448 GB/s180W
RTX 5060 TiにはVRAM 8GBモデルもあるが、選ぶ価値は非常に低い
🖥 GPU 価格推移
🖥 GPU 価格推移更新: 2026-09-10

🔍 最安値一覧

GPU本日の最安値最安ショップ最安値モデル6ヶ月の推移全期間最安値
GeForce RTX5070 Ti¥207,700▲7,900ドスパラAmazonで見るPalit NE7507T019T2-GB2031U¥108,0002025-09-23
GeForce RTX5070おすすめ¥137,800▼1,000ドスパラAmazonで見るPalit NE75070019K9-GB2050S¥74,6702025-12-05
GeForce RTX5060 Ti16GB¥124,980▲5,000ツクモAmazonで見るPRIME-RTX5060TI-O16G¥69,8002025-11-23
GeForce RTX5060 Ti8GB¥71,980▼2,820ドスパラAmazonで見るPalit NE7506TU19P1-GB2062M¥51,8002025-10-11

RTX 5070はRTX 4070の正統進化モデルで、3DMarkのスコアを見ると人気だったRTX 4070 SUPERをしっかり上回るパワーを持っています。

フルHDは楽勝、WQHD/ウルトラワイドのゲームにめっぽう強いだけでなく、RTX 5000シリーズから採用された「マルチフレーム機能」に対応したゲームなら4Kでも120fps以上で遊べる万能グラフィックボードです。

消費電力はRTX 4070 SUPERから30Wほど上がってしまったものの、性能の上がり幅を見れば大きなデメリットはありません。

「ミドルハイクラス」として多くの人におすすめできるグラフィックボードです。

RTX 5070はこんな人におすすめです。

  • ヘビーFPSゲーマー
  • アクションアドベンチャー/RPGが好き
  • WQHD/ウルトラワイドで遊びたい

また、下位モデルのRTX 5060 Ti 16GBとどちらにするか悩む人も多そうですが、純粋なパワー差はかなりハッキリしています。やはり70番台は歴代でもゲーム向けの本命になりやすく、迷ったらRTX 5070を選んでおくのが無難です。

なお、RTX 5060 Ti 16GBとRTX 5070の性能差は、以下の記事で詳しく比較しています。どれくらい差があるのか、あわせて参考にしてください↓

RTX 5070のより詳しい特徴やデメリット、他のグラフィックボードとの性能比較は以下の記事をチェック↓

検証用PCのスペック

スクロールできます
Core Ultra 7/5
265F
225F
Core i7/i5
14700F
14400F
Ryzen 7
9800X3D
Ryzen 7
5700X
ケース長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
Cooler Master
CM690Ⅲ
マザーボードASRock B860M
PRO RS WiFi
レビュー
ASRock H670
PG Riptide
ASUS TUF GAMING
B850M-WIFI
レビュー
ASRock Phantom
Gaming 4
CPUクーラー空冷
AINEX SE-224-XTS
空冷
Scythe 虎徹 MarkⅡ
GPUZOTAC RTX 5070
SOLID OC
メモリ32GB
DDR5-5600
32GB
DDR4-3200
32GB
DDR5-4800
32GB
DDR4-3200
ストレージ2TB Gen 4×4
電源850W750W

一般的なBTOパソコンと同じ仕様で、めっちゃ高性能なパーツは使っていません。

CPUクーラーは2,500円くらいで売ってた安物です。

電源容量はRTX 5070の場合、650WあればOK。

テストPCは見た目が違うだけで、BTOパソコンと同じです!

ゲーム性能とボトルネック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽・重量級】フォートナイト
  • 【中量級】FF14黄金のレガシー
  • 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
  • 【中量級】パルワールド
  • 【重量級】Call of Duty Black Ops 6
  • 【重量級】MS Flight Simulator 2024
  • 【重量級】STALKER 2
  • 【重量級】F1 24
  • 【重量級】モンスターハンターワイルズ
  • 【重量級】黒神話 悟空
  • 【重量級】エルデンリング
  • 【重量級】サイバーパンク2077

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
Apex Legends
VALORANTなど
FPSゲーム
120fps〜
中量級ゼンレスゾーンゼロ
鳴潮(めいちょう)
ステラーブレイドなど
アクションゲーム
120fps〜
重量級モンスターハンターワイルズ
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
レイトレーシング対応ゲーム
80fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。

DLSSとは?(アップスケールなどの解説)

DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAのGeForce RTXシリーズ専用AI描画技術のこと。

ひとことで言うと、AIでfpsを稼ぐための総合パッケージです。

DLSSの主な機能は4つ。

  • アップスケーリング(基本機能)
  • フレーム生成(マルチフレーム含む)
  • Ray Reconstruction
  • DLAA(画質特化モード)

以下、ざっくり解説します。

① アップスケーリング

低解像度で描画 → AIで高解像度化

  • fpsが大きく伸びる
  • 画質劣化が少ない
  • 4Kやレイトレ環境で超重要

一番ベースになる機能です。

当サイトでは基本的にすべてのゲームでアップスケーリングを使用して検証しています。

② フレーム生成

  • AIが“中間フレーム”を勝手に作る
  • 表示fpsが一気に増える
  • 体感ヌルヌル

※入力遅延対策としてNVIDIA Reflexとセット運用が基本。

RTX 50世代では、複数フレームを生成する「マルチフレーム生成」に進化し、さらに大きくfpsを伸ばせます。

フレーム生成のメリット・デメリットの項目も参考にしてください。

③ Ray Reconstruction

  • レイトレーシングのノイズ除去をAI化
  • レイトレ画質が大幅改善
  • パフォーマンスも向上
  • 重たいRT環境で効果大

レイトレ専用の進化版。

④ DLAA

  • アップスケールせず、AIでアンチエイリアス処理だけ行う
  • fpsはほぼ伸びない
  • 画質はかなりキレイ
  • ハイエンドGPU向け

「画質優先マン」用。

フレーム生成のメリットとデメリット

RTX 5000シリーズからパワーアップしたフレーム生成について、ざっくり解説します。

旧世代のRTX 4000シリーズだと、フレーム生成の倍率はx2まで。RTX 5000シリーズから倍率をx4まで上げられるようになりました。

  • 2026年春頃にx6まで倍率を上げられるようになります
フレーム生成x2
モンハンワイルズ/WQHD/ウルトラ画質
Ryzen 7 7700+RTX 5070

↑従来のフレーム生成x2でも、普通に遊ぶ分には十分なフレームレートが出ることが多いです。

フレーム生成x4
モンハンワイルズ/WQHD/ウルトラ画質
Ryzen 7 7700+RTX 5070

↑フレーム生成の倍率を上げていくとフレームレートがドッカンと上がり、映像のヌルヌル感がマシマシになります。

ただし、メリットだけではありません。

フレーム生成は理論上、入力遅延がわずかに増える仕組み。そこは知っておくべきポイントです。

まずは、こちらの図解をチェックしてください↓

フレーム生成と操作感のしくみ

GeForce は ×2〜×6(対応ゲームのみ)、Radeon は ×2 まで。
倍率を上げるほど映像はなめらかになり、操作の反応は遠くなる

1なにが起きているか

フレーム生成の倍率を上げる

フレーム生成の倍率を
x2〜x6に上げるGeForce は x6 まで(対応ゲームのみ)
Radeon は x2

生成フレームが増える

AIにより補完された
生成フレームが追加される

映像がなめらかに見える

見た目のフレームレートが上がって
動きがなめらかに見える

操作の反応は悪くなる

入力が反映されないフレームが増え
操作の反応が遅く感じることがある

2倍率ごとの、フレームの並びかた

入力キーボード・マウス・コントローラーなどの操作入力描画操作が反映されるフレーム生成前後の描画フレームをもとにAIが補間して作るフレーム
フレーム生成なしGeForceRadeon
入力描画入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

競技向け反応がいちばん速い

フレーム生成 ×2GeForceRadeon
入力描画生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

いちばん実用的なめらかさと反応のバランスが良い

フレーム生成 ×3GeForce
入力描画生成生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

なめらか重視反応はやや遠くなる

フレーム生成 ×4GeForce
入力描画生成生成生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

見た目最優先違和感を感じる人もいる

フレーム生成 ×6GeForce対応ゲームのみ
入力描画生成生成生成生成生成入力描画
なめらかさ
操作の遅れ

なめらかさ全振り反応の遅れもいちばん大きい

×2 = 実用的 (操作感と映像のバランス良し)

×3 以上 = ヌルヌル感UP (操作感は段階的に低下)

見た目のなめらかさと 操作の反応は トレードオフの関係

フレーム生成は、見た目上のフレームを増やして動きをなめらかに見せる機能です。かなり便利ですが、素の性能がそのまま上がるわけではありません。

入力遅延はあるものの、内部処理は超高速です。しかもNVIDIA Reflexと併用するのが基本なので、普通に遊ぶぶんなら気にならない人のほうが多いと思います。

おすすめの設定は、まずは倍率x2でお試し。x2で十分ならそのまま。

特にパリィやガードを多用するアクションゲームが好きな人はx2までが無難。ここを超えると、操作感の変化に敏感な人ほど違和感が出やすくなります。

もっとヌルヌル感が欲しいと思ったら、x3、x4と段階的に上げていくのが良いでしょう。

ただし倍率を上げるほど、操作感だけでなく画質面のクセも出やすなる点は注意。具体的には、キャラクターの輪郭がボヤけたり、視点を大きく動かしたときにチラつきが出るゲームもあります。

結論として、フレーム生成は万能ではありません。「操作感と画質のバランスを見ながら使う機能」として考えるのがちょうどいいです。

【軽・重量級】フォートナイト

設定
  • 【画質1】最高+レイトレON
  • 【画質2】パフォーマンス
  • 【DLSS】バランス

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(移動・建築・戦闘を含む)

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 116fps
  2. 119fps
  3. 117fps
  4. 110fps
  5. 119fps
  6. 122fps

WQHD

  1. 85fps
  2. 87fps
  3. 86fps
  4. 85fps
  5. 89fps
  6. 91fps

4K

  1. 60fps
  2. 58fps
  3. 59fps
  4. 58fps
  5. 59fps
  6. 61fps

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

「最高画質」だと、どのCPUを使っても同じくらいのフレームレートです。

基本的に画質を上げるとGPUの負荷が高くなってCPUに仕事が回らず大きな差は出ません。(GPU側にボトルネック発生)

グラフィックの軽い競技向けの「パフォーマンス画質」だと、GPUの負荷が下がってCPUパワーの差が出るようになり、Ryzen 7 9800X3Dが狂ったようなフレームレートを叩き出します。

また、Ryzen 7 9800X3D以外はCPU処理の限界に到達するのが早く、フルHD~4Kまでフレームレートが頭打ち状態(CPU側にボトルネックが発生)。RTX 5070の性能を限界まで引き出せていなく「もったいない」感じがします。

また、競技性の高いFPSゲームで重要な最低フレームレートもCore Ultra 5とCore i5はパワーが弱いので低いです。

こういったゲームは画質を落とす人が多いので、対戦FPSゲームが好きな人やプロゲーマーを目指している人ならRyzen 7 9800X3Dがベスト。次に良いのはCore Ultra 7/Core i7/Ryzen 7 5700Xとなります。

カジュアルに楽しむ人なら、どのCPUを選んでも十分なスピードが出ているので問題ありません。

【中量級】FF14 黄金のレガシー

設定
  • 【画質】最高品質
  • 【アップスケール】DLSS
  • 【フレームレートしきい値】常に適用

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 202fps
  2. 163fps
  3. 208fps
  4. 169fps
  5. 215fps
  6. 270fps

WQHD

  1. 182fps
  2. 157fps
  3. 188fps
  4. 165fps
  5. 182fps
  6. 225fps

4K

  1. 128fps
  2. 123fps
  3. 129fps
  4. 123fps
  5. 125fps
  6. 136fps

ベンチマークの評価は、どのCPUを使ってもフルHD~4Kまで「非常に快適」です。

CPUパワーに依存するゲームで、フルHDとWQHDは同じRTX 5070を使っているとは思えないほど差が出ます。

4KはGPUの負荷が高すぎてCPUに仕事が回らず大きな差は出ません。

普通に遊ぶ分にはどのCPUを使っても十分なフレームレートが出ています。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

設定
  • 【画質】高

適合トレーニングで戦闘時の平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 225fps
  2. 195fps
  3. 237fps
  4. 186fps
  5. 244fps
  6. 298fps

WQHD

  1. 225fps
  2. 195fps
  3. 237fps
  4. 182fps
  5. 244fps
  6. 298fps

4K

  1. 173fps
  2. 168fps
  3. 166fps
  4. 154fps
  5. 165fps
  6. 174fps

同じ戦闘パターンを再現するため、アンビーの通常攻撃のみで20秒間の平均フレームレートを計測しました。

Ryzen 7 9800X3Dは瞬間的に上限の300fpsを超える性能があると思われます。

Core Ultra 5/Core i5は190fpsくらい、Core Ultra 7/Core i7は230fpsくらいでCPU処理の限界に達し、フルHDとWQHDのフレームレートが変わりません。

4KはGPUの負荷が高くてCPUに仕事が回らず、大きな差はなくなります。

どのCPUを使っても4Kまで快適に遊べるフレームレートです。

CPUの価格から評価すると、激安8コアCPUであるRyzen 7 5700Xがベストコスパです。

【中量級】パルワールド

設定
  • 【画質】最高
  • 【DLSS】バランス
  • 【その他】デフォルト

レベル50拠点内を走った平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 103fps
  2. 102fps
  3. 109fps
  4. 95fps
  5. 115fps
  6. 205fps

WQHD

  1. 102fps
  2. 102fps
  3. 109fps
  4. 95fps
  5. 111fps
  6. 182fps

4K

  1. 102fps
  2. 102fps
  3. 106fps
  4. 91fps
  5. 101fps
  6. 119fps

こちらもCPUパワーに依存するゲームで、Ryzen 7 9800X3Dが飛び抜けたスコア。

他のCPUは95~115fpsくらいでCPU処理の限界に達し、フレームレートが頭打ちになります。

ただ、このゲームは60fpsあれば快適に遊べるので、Ryzen 7 9800X3Dと他のCPUで違いが分かる人は少ないでしょう。

Core Ultra 7とUltra 5はフレームレートに差が出ませんでした。まったり遊ぶならCore Ultra 5 225Fは良いCPUだと思います。

【重量級】Call of Duty Black Ops 6

設定
  • 【画質】極限
  • 【アップスケーリング】DLSS
  • 【フレーム生成】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 235fps104
  2. 230fps102
  3. 238fps111
  4. 228fps109
  5. 230fps101
  6. 244fps113

WQHD

  1. 177fps75
  2. 175fps75
  3. 178fps81
  4. 172fps77
  5. 176fps82
  6. 180fps85

4K

  1. 104fps47
  2. 104fps46
  3. 106fps49
  4. 102fps45
  5. 103fps46
  6. 106fps49

CPU違いによるフレームレートは誤差レベルだと思います。

どのCPUでも4Kまで快適です。

【重量級】MS Flight Simulator 2024

設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【DLSS】自動
  • 【フレーム生成】ON
  • 【マルチフレーム】x 4
  • 【時刻】昼12時
  • 【天気】快晴

本栖湖から富士山方面へ巡行したときの平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 317fps
  2. 308fps
  3. 303fps
  4. 255fps
  5. 278fps
  6. 346fps

WQHD

  1. 248fps
  2. 252fps
  3. 249fps
  4. 214fps
  5. 244fps
  6. 263fps

4K

  1. 161fps
  2. 161fps
  3. 160fps
  4. 138fps
  5. 163fps
  6. 165fps

RTX 5000シリーズのマルチフレームに対応したゲームで、Core Ultraシリーズとわりと相性が良いです。

特にCore Ultra 5 225FはUltra 7 265Fとほぼ同じパフォーマンス。

Ryzen 7 9800X3Dがぶっちぎりに良く見えますが、実際のところ、どのCPUを使っても4Kまで快適に遊べます。

【重量級】STALKER 2

設定
  • 【画質】最高
  • 【アップスケール品質】Performance
  • 【DLSSフレーム生成】ON
  • 【マルチフレーム】x 4

町内の固定ルートをダッシュしたときの平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 249fps
  2. 224fps
  3. 225fps
  4. 191fps
  5. 220fps
  6. 273fps

WQHD

  1. 221fps
  2. 210fps
  3. 205fps
  4. 187fps
  5. 197fps
  6. 242fps

4K

  1. 174fps
  2. 172fps
  3. 169fps
  4. 160fps
  5. 170fps
  6. 180fps

こちらもマルチフレーム対応ゲームです。

Core Ultra 5 225Fは格上のCore i7-14700Fとほぼ同じパフォーマンス。

フルHDとWQHDでRyzen 7 9800X3Dが飛び抜けてますけど、どのCPUを使っても問題ありません。

マルチフレームに対応したゲームだと4Kまで超快適に遊べます。

【重量級】F1 24

設定
  • 【画質】超高
  • 【アンチエイリアスモード】クオリティ
  • 【DLSSフレーム生成】ON

ベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 245fps
  2. 258fps
  3. 251fps
  4. 237fps
  5. 242fps
  6. 259fps

WQHD

  1. 191fps
  2. 198fps
  3. 190fps
  4. 186fps
  5. 184fps
  6. 199fps

4K

  1. 111fps
  2. 113fps
  3. 112fps
  4. 110fps
  5. 108fps
  6. 116fps

どのCPUを使っても4Kまで快適です。

【重量級】モンスターハンターワイルズ

設定
  • 【フルHD/WQHDの画質】ウルトラ
  • 【4Kの画質】高
  • 【DLSSフレーム生成】ON
  • 【レイトレーシング】高

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 119fps
  2. 109fps
  3. 121fps
  4. 109fps
  5. 122fps
  6. 125fps

WQHD

  1. 98fps
  2. 101fps
  3. 103fps
  4. 95fps
  5. 101fps
  6. 111fps

4K

  1. 93fps
  2. 93fps
  3. 94fps
  4. 92fps
  5. 91fps
  6. 94fps

このゲームは「4K+ウルトラ画質+レイトレーシング高」の最高設定だと、ビデオメモリ12GBでは動作が不安定になるので、4Kだけ画質を一段下げて計測しました。

フルHD/最高画質で遊ぶならCore i7とRyzen 7が良いでしょう。

WQHD以上なら体感できるほどの差は無く、どのCPUを使ってもサクサク遊べます。

【重量級】黒神話 悟空

設定
  • 【画質1】最高/サンプリング解像度50
  • 【画質2】最高/サンプリング解像度35
  • 【DLSSフレーム生成】ON
  • 【レイトレーシング】最高

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 123fps
  2. 125fps
  3. 126fps
  4. 119fps
  5. 120fps
  6. 125fps

WQHD

  1. 100fps
  2. 101fps
  3. 102fps
  4. 97fps
  5. 96fps
  6. 101fps

4K

  1. 65fps
  2. 65fps
  3. 65fps
  4. 63fps
  5. 62fps
  6. 65fps

このゲームは解像度によってサンプリング値が自動的に変わってしまうので、すべての解像度で4K最高設定である「50」と、少し画質を落とした「35」の2パターンに固定して計測しました。

4K/最高設定だとRTX 5070ではかなり厳しいスーパー激重ゲームですが、フルHD/WQHDなら問題ありません。

快適に遊ぶなら80fps以上は欲しいところ。画質を少し下げれば4Kまで普通に遊べます。

4K/最高画質で遊びたいならRTX 5070Ti以上のグラフィックボードを選んでください。

CPU違いによるフレームレートは誤差レベルですけど、Core Ultra 5 225Fが良いスコアです。

【重量級】エルデンリング

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】最高
  • 【自動描画調整】ON

霊馬に乗って固定ルートを走った平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 60fps
  2. 60fps
  3. 60fps
  4. 60fps
  5. 60fps
  6. 60fps

WQHD

  1. 58fps
  2. 58fps
  3. 60fps
  4. 58fps
  5. 59fps
  6. 60fps

4K

  1. 53fps
  2. 53fps
  3. 53fps
  4. 53fps
  5. 52fps
  6. 54fps

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

DLSSやFSRといったアップスケール技術に未対応な為「かなり重たい」ゲームですが、RTX 5070ならレイトレーシングONでもWQHDまで「ほぼ60fps」に張り付き状態で遊べます。

4K/レイトレーシングONなら画質を少し落とせば問題ありません。

続編のナイトレイン(NIGHTREIGN)も余裕で遊べるはず。

【重量級】サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質】レイトレーシング オーバードライブ
  • 【DLSS】自動
  • 【DLSSモデル】トランスフォーマー
  • 【マルチフレーム】x 4

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 228fps
  2. 230fps
  3. 233fps
  4. 230fps
  5. 226fps
  6. 237fps

WQHD

  1. 177fps
  2. 178fps
  3. 180fps
  4. 178fps
  5. 175fps
  6. 181fps

4K

  1. 119fps
  2. 119fps
  3. 118fps
  4. 118fps
  5. 119fps
  6. 121fps

マルチフレーム対応ゲームです。

微妙にRyzen 7 9800X3Dが強く見えますけど、どのCPUを使っても体感できる差はありません。

ゲーム性能のまとめ

12ゲームのCPU別・合計フレームレート(単位fps)

  1. 6783fps
  2. 6470fps
  3. 6761fps
  4. 6044fps
  5. 6698fps
  6. 8153fps

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。

同じグラフィックボードを使用しているにもかかわらず、CPUの違いでパフォーマンスは大きく変わります。

総合的にRyzen 7 9800X3Dが最強です。予算があれば9800X3Dを選んでおけば後悔しません。

その他のCPUとRyzen 7 9800X3Dのパフォーマンス差はこうなります↓

CPU9800X3Dとの
性能差
Core Ultra 7 265F-17%
COre Ultra 5 225F-20%
Core i7-14700F-17%
Core i5-14400F-26%
Ryzen 7 5700X-18%

Core Ultra 7 265Fと旧世代のCore i7-14700Fは、ほぼ同じパフォーマンス。激安8コアCPUのRyzen 7 5700Xとあまり変わりません。

一方で、Core Ultra 5 225Fはかなり優秀だと思います。

ただ、最低フレームレートを気にするヘビーFPSゲーマーだったら、迷わずCore Ultra 7/Core i7/Ryzen 7にした方が良いです。

  • テストしたゲームの中にはフレームレートに60fpsとか300fpsまでの上限があったので、MODを使って上限解除したりするなど、マニアックなことをすればもっと差が出るはず。ただし、現実的な体感差は少ない。

注目点として、上記の性能差はフルHD/WQHDといった低解像度や、画質を落としてCPUパワーを絞り出した結果を含みます。

最高画質のみの平均値を出すとこうなります↓

平均フレームレートの目安(単位fps)

フルHD

  1. 194fps
  2. 187fps
  3. 193fps
  4. 174fps
  5. 189fps
  6. 221fps

WQHD

  1. 158fps
  2. 156fps
  3. 159fps
  4. 147fps
  5. 156fps
  6. 178fps

4K

  1. 112fps
  2. 111fps
  3. 112fps
  4. 105fps
  5. 110fps
  6. 116fps
平均フレームレートの補足(タップして読む)

平均フレームレートは最高画質設定のみ、フレームレート上限の無いゲームのみで算出しています。

以下のゲームを除く

  • ゼンレスゾーンゼロ(300fpsが上限のため)
  • エルデンリング(60fpsが上限のため)
  • フォートナイト(低画質を除く)
  • 黒神話 悟空(サンプリング値35を除く)

マルチフレームが使えるゲームだと、平均fpsを大きく超えるフレームレートが出ます。

RTX 5070はもっと高いフレームレートを出せるポテンシャルがあるので、平均fpsは参考程度にしてください。

4K/最高画質だけの結果だと、比較したどのCPUを使ってもRyzen 7 9800X3Dとほぼ同じパフォーマンスで遊べることに注目!

傾向としては、4K解像度だとGPUの負荷が高すぎて大きな差は出ません。

ただし、今後マルチフレーム対応のゲームが増えたときに、ひょっとしたらもっと差が広がるかも。

とはいえ、現状でも4K/110fpsくらいのスピードで遊べるので、ほとんどの人にとって十分なパフォーマンスと思われます。

カジュアルなゲーマーだと120fps以上のフレームレートは体感で違いが分からない人が多いです!

ここは人によって評価の分かれるポイントかな … と思います。

カジュアルにゲームを楽しみたい人だと、どのCPUを選んでも体感できる差は少ないでしょう。

もちろん、最強CPUのRyzen 7 9800X3Dを手にすれば何も不自由しませんが、価格はめっちゃ高いのでよ~く検討してください。

クリエイティブ性能チェック

クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。

当サイトでは上記のようなヘビークリエイター向けのベンチマークは行わず、動画・写真編集といった一般的な作業のパフォーマンスで比較しました。

動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。

RTX 5070を使ったエンコードは8コアベースのCPUであるCore Ultra 7/Core i7/Ryzen 7だとCPU 60~80%、GPU 95%くらいの配分で動作。

Core Ultra 5/Core i5はコア数が少ないので、CPU 95~100%/GPU 95%とほぼ限界までパワーを使って余裕がない状態でした。

わりとがっつりパワーを使う処理です。

  • 組み合わせるGPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります
4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Media Encoder v.25.1
Core Ultra 7 265F+RTX 5070
3分58秒
Core Ultra 5 225F+RTX 5070
4分00秒
Core i7-14700F+RTX 5070
4分34秒
Core i5-14400F+RTX 5070
4分48秒
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
4分50秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
4分00秒

↑どのCPUを選んでも10分の実時間より早く処理できます。

Core Ultra 7 265Fが最速ですけど、Core Ultra 5 225Fもかなり速いです。

旧世代のCore i7-14700Fとi5-14400Fから大きくパワーアップしてます。

フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Media Encoder v.25.1
Core Ultra 7 265F+RTX 5070
1分02秒
Core Ultra 5 225F+RTX 5070
1分03秒
Core i7-14700F+RTX 5070
1分05秒
Core i5-14400F+RTX 5070
1分14秒
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
1分07秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
1分01秒

↑フルHDエンコードは負荷が少ないので、速攻で処理が終わります。

旧世代のCore i5-14400F以外なら、どのCPUを使っても体感差はありません。

AIノイズ除去(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ10枚を一括ノイズ除去した処理時間です。

AIノイズ除去
適用量:50
Core Ultra 7 265F+RTX 5070
53.9秒
Core Ultra 5 225F+RTX 5070
55.85秒
Core i7-14700F+RTX 5070
54.03秒
Core i5-14400F+RTX 5070
59.99秒
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
57.89秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
51.16秒

AIノイズ除去はCPU 35~45%、GPU 40~70%くらいのパワー配分で動作。GPUヘビーな処理です。

Ryzen 7 9800X3Dが最速ですけど、他のCPUでもサクサクこなせます。

こちらもCore Ultra 5 225Fが大健闘。Core i7-14700Fに近いパフォーマンスです。

RAW現像(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ100枚をL判サイズに現像したときの処理時間です。

RAW現像 100枚
2400万画素→L判サイズ
Core Ultra 7 265F+RTX 5070
16.82秒
Core Ultra 5 225F+RTX 5070
22.38秒
Core i7-14700F+RTX 5070
23.25秒
Core i5-14400F+RTX 5070
29.89秒
Ryzen 7 5700X+RTX 5070
25.76秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070
15.71秒
書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
カラースペースsRGB
画質100
サイズ調整1500 x 1050
解像度300px/インチ

RAW現像はCPU 85~100%、GPU 20~30%くらいの配分で動作。CPUヘビーな処理です。

こちらもRyzen 7 9800X3Dが最速ですけど、Core Ultra 7 265Fも十分な速度。

やっぱり意外なのはCore Ultra 5 225Fが格上のCore i7-14700Fより速く処理できたこと。

もっと複雑な処理をさせたら、さらに大きな差が出るでしょう。

クリエイティブ性能のまとめ

総合的にRyzen 7 9800X3Dがベストですけど、Core Ultra 7 265Fもなかなか良いです。

もっとも良いと思ったのはCore Ultra 5 225Fでした。CPUの価格からすると、かなりコスパ良いと思います。

クリエイティブ系のアプリは色々あるので、アプリによっては結果が変わるはずです。参考程度にしてください。

ただ、ゲーム中心でたま~に動画編集もするって人なら、どのCPUでも問題ないと思います。

ゴリゴリのクリエイターなら、価格がめちゃめちゃ高いRyzen 9/Core Ultra 9などの最上位CPUの方が時間効率が良いです。

ゲーム実況配信チェック

サイバーパンク2077をOBS StudioとVTube Studioを使ってアバター合成しながらTwitchにライブ配信テストをしました。

なお、すべての環境で同一の負荷を掛けるため、ベンチマークモードで計測しています。

WQHD/最高画質でゲームしつつ、フルHDにダウンスケールして60fpsで配信というイメージです。

OBS/VTube Studioの設定はこちら
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
レート制御CBR
ビットレート6000 Kbps

その他の設定はデフォルトです。

サイバーパンク2077 ライブ配信

普通にプレイ

  1. 177fps
  2. 178fps
  3. 180fps
  4. 178fps
  5. 175fps
  6. 181fps

アバター+配信

  1. 164fps
  2. 163fps
  3. 163fps
  4. 159fps
  5. 157fps
  6. 164fps

配信すると、どのCPU組み合わせでもフレームレートが16~19fpsくらい落ちました。

  • ゲームや配信アプリの設定によってフレームレートの落ち幅は変わるので、参考程度にしてください

すべての構成でドロップフレーム0%、映像がカクつくこともなく普通に配信できます。

ただし、Core Ultra 5 225FとCore i5-14400FはCPU使用率が100%に張り付くシーンがあったので、なるべくRyzen 7/Core Ultra 7/Core i7のようなパワーのあるCPUを選んだほうが良いです。

とはいえ、設定次第でどうにでもなる問題です。

どうしても高解像度・高フレームレートにこだわるなら、キャプチャーユニット+配信専用PCを使った「2PC配信」にして負荷を分散させた方が良いでしょう。

2PC配信だとCPUパワー不足のジレンマから解放されるほか、フレームレートの低下も無し。配信も安定するので無理に1PCの配信にこだわらなくてもOKです。

こだわりたい人はキャプチャーユニットなどを使って2PC配信にしよう!

消費電力チェック

各CPU+RTX 5070を使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD~4K
エンコード
4K
動画視聴
Hulu
265F325-365W255-260W65-70W
225F310-335W255-260W65-70W
14700F345-375W255-260W70-75W
14400F315-355W245-255W70-75W
5700X340-355W240-250W75-80W
9800X3D330-345W275-290W70-75W

ゲーム時の消費電力はコア数の少ないCore Ultra 5 225Fがベストです。Core Ultra 7 265Fはちょっと高め。

とはいえ、どのCPUを使っても極端に大きな差はありません。

エコを気にする人で、カジュアルなゲーマーならCore Ultra 5 225Fが良いでしょう。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。

システム環境やゲームによって消費電力は変動します。

CPU温度チェック|水冷と空冷どっち?

各CPUの動作温度をチェックしました。

すべて「サイドフロー空冷」を使用した計測値です。

なお、Ryzen 7 5700Xの検証機だけミドルタワーケース、その他の検証機はオープンフレームケースを使用しました。

瞬間最大温度

スクロールできます
CPUベンチマーク
Passmark
ゲーム
サイバーパンク2077
WQHD
エンコード
4K
265F72℃63℃66℃
225F69℃60℃62℃
14700F73℃64℃72℃
14400F57℃54℃57℃
5700X67.4℃68.4℃68.8℃
9800X3D95℃78.5℃78.2℃

※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度

瞬間最大温度はマニアな人以外は気にしなくてOKです。

  • CPUベンチマークは日常的にする人はいないので無視してOK

平均温度

スクロールできます
CPUベンチマーク
Passmark
ゲーム
サイバーパンク2077
WQHD
エンコード
4K
265F54℃58℃56℃
225F54℃54℃54℃
14700F51℃56℃55℃
14400F46℃50℃52℃
5700X61.9℃65.7℃65.5℃
9800X3D75.9℃68.1℃68.5℃

※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度

平均温度はインテルCPUがぶっちぎりに良いと思います。

各CPUの限界温度はインテルCPUが100℃、Ryzenが95℃です。

どのCPUも限界値まで余裕があるので気にする必要はありません。

Core Ultra 7 265FとCore Ultra 5 225FのCPUクーラーは、価格の安い「トップフロー式」で問題ないです。

予算がある人は「サイドフロー式」を選んでおくと、ケース内に溜まった熱気を効率よく外へ排出できます。

Core Ultraシリーズはそれほど発熱しないので、水冷にしても効果は少ないです。(LED装飾して光るPCにしたい人は水冷にするのもアリ)

マザーボードの違い

ミドル~ミドルハイクラス用のPCで採用されるマザーボードの違い・進化についてざっくりチェックします。

このクラスのBTOパソコンは基本的に「ミドルグレード」のチップセットが採用されます。

最初に結論を言うと、最新なだけにCore Ultraシリーズのマザーボードはかなり高性能です。

Core Ultraシリーズ(B860)

Core Ultraシリーズからミドルグレードのマザーボードは、B860チップセットになりました。

ASRock B860M PRO RS WIFI(レビュー

↑NVMe SSD用のM.2スロットの性能がパワーアップしています。

次世代規格のGen 5×4な超速SSDが使えるほか、増設スロットも主流のGen 4×4で武装されてます。(製品によって仕様が少し違う)

ミドルグレードとはいえストレージの拡張性は高く、Ryzen 7 9800X3Dなどに使われるマザーボードと大きな差はありません。

また、製品によっては標準でWi-Fiを搭載していたり、Thunderbolt 4といった超高速インターフェイスを持ってたりと、かなりパワーアップしているのがポイント。

かなり長く現役で使えるでしょう。

Core i-14000シリーズ(B760)

Core i7-14700F、Core i5-14400Fで使うミドルグレードのマザーボードはB760チップセットが主流です。

ASRock B760 PRO RS(レビュー

↑B760チップセットだとストレージの拡張性が少しだけ弱いです。

ただ、Gen 4×2でもかなり速いので実用上は問題ありません。まだまだ現役で戦えるスペックです。

Ryzen 7 5700X(B550)

Ryzen 7 5700XなどZen 3世代のミドルグレードマザーボードは、B550チップセットが主流です。

ASRock B550 Phantom Gaming 4

↑Zen 3世代のミドルグレードマザーボードはストレージの拡張性がもっとも低いです。その代わり安いのがメリット。

メインのM.2スロットは高速なGen 4×4ですが、増設スロットはGen 3×2な中高速タイプの製品がほとんどです。

Gen 3×2でもゲームのインストール先としては十分な速度なので、実用上は問題ありません。

ただ、安いBTOパソコンのRyzen 7 5700Xモデルには増設用M.2スロットが無い製品もあるので、自分の使い道に合っているかよ~く仕様をチェックした方が良いです。

Ryzen 7 9800X3D(B850/B650)

Ryzen 7 9800X3DなどのZen 4/Zen 5世代向けミドルグレードマザーボードは、B650チップセットが主流です。(Ryzen 7000/8000/9000シリーズ用)

また、上位互換モデルとしてB850チップセットも発売されましたが、基本的な性能はB650とB850に大きな違いはありません。

ASUS TUF GAMING B650-E WIFI(レビュー

↑こちらはB650チップセットを採用したマザーボードです。

NVMe SSD用のM.2スロットの性能はCore Ultraシリーズと同等。

価格も安いので、いまでも多くのBTOパソコンに採用されています。

ざっくりですけど、Core Ultraシリーズのマザーボードは良い … とだけ覚えておいてください(^^;)

【まとめ】Core Ultra 7/Ultra 5とRTX 5070の構成について

まとめると、こんな感じです。

RTX 5070まとめ

  • フルHD/WQHD解像度で無敵のパフォーマンス
  • マルチフレーム対応ゲームなら4Kでも120fps以上
  • ゲームによっては4K/最高画質でビデオメモリ不足

Core Ultra 7 265Fまとめ

  • 最新CPUとしては価格が安い
  • クリエイティブ性能が高い
  • マザーボードの基本性能が高い
  • 4Kゲームは9800X3Dと大きな差が無い
  • ゲーム性能はCore i7-14700F/Ryzen 7 5700Xと変わらない

Core Ultra 5 225Fまとめ

  • 期待以上の性能
  • 処理内容によってはCore i7に近いパフォーマンス
  • マザーボードの基本性能が高い
  • 4Kゲームは9800X3Dと大きな差が無い
  • RTX 5070の性能を十分に引き出せない
  • ヘビーFPSゲーマー

RTX 5070については、フルHD/WQHD解像度で競技性の高いFPSゲームをやり込みたい人に最適です。

オープンワールド系のアクションゲームなら、高い解像度でも快適に遊べる性能。

価格と性能のバランスに優れていて、どれが良いか迷ったら手を出して問題ないグラボです。

Core Ultra 7 265Fについてはクリエイティブ系の処理はパワーアップしたけど、ゲームパフォーマンスの進化がイマイチ。

ゲーム中心に使う人なら旧世代のCore i7-14700Fか、激安8コアCPUのRyzen 7 5700Xを選ぶのもアリ。

ただ、最新世代のCPUなだけにマザーボードの基本性能が高いので、長く現役で使える魅力はあります。

ゲームだけでなく、マルチに活用したい人はCore Ultra 7の方が良いでしょう。

Core Ultra 5 225Fについては、想定以上のパフォーマンスでびっくりしました。

本来ならRTX 5060Ti/5060/4060Ti/4060といった入門~ミドルクラスなグラフィックボードと抜群に相性が良いCPUです。

高いフレームレートが重要な競技性の高いFPSゲームでは、RTX 5070の性能を十分に引き出せない点だけ注意。

特に最低フレームレートが気になるヘビーFPSゲーマーだったら、迷わずRyzen 7 9800X3Dを選んだ方が良いです。

とはいえ、まったりゲームを楽しみたい人だと、上位CPUとの性能差は体感では分からないレベルで遊べます。

たとえば、モンハンワイルズを遊びたい!って人だったらCore Ultra 5で何も心配はありません。

Core Ultra 7/Ultra 5ともに価格が異常に高い「Ryzen 7 9800X3D」にはボロ負けですけど、多くの人が満足できる性能だと思います。

ゲーミングPCは「高性能を求めるとキリがない」ので、限られた予算・タイミングなどの中で妥協点を見極めるのも大事。

Core Ultra 7 265F/Ultra 5 225F+RTX 5070な構成は、最新のパーツ構成で価格を抑えてゲームを楽しみたい人にとって「問題なし」と感じました。

個人的にはCore Ultra 5 225Fの方がおすすめ。良いCPUだと思います。

以上、参考になれば幸いです!

使用したグラフィックボードはこちら↓

↑シンプルで派手すぎないグラボです。

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Core Ultra 7 265F/Core Ultra 5 225F+RTX 5070のBTOゲーミングPC

ここまでの解説を踏まえて、おすすめのPCをご紹介します。

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