Ryzen 5 7500F×RTX 5060Ti 8GB 実機ベンチマーク|ゲーム性能・フレームレート比較


RTX 5060 Ti 8GBと以下のCPUを組み合わせて、いろいろ検証してみました。
AMD
- Ryzen 5 7500F(今回の主役)
- Ryzen 7 7800X3D
- Ryzen 7 7700
- Ryzen 7 5700X
- Ryzen 5 4500
Intel
- Core Ultra 5 225F
- Core Ultra 7 265F
- Core i5 14400F
- Core i7 14700F
どれもBTOパソコンでよく見かける構成ですが、今回はその中でもRyzen 5 7500Fに注目して解説します。
結論から言うと、Ryzen 5 7500FはRTX 5060 Ti 8GBと組み合わせるCPUとして「非常に良い」です。
ライバルとなるRyzen 7 5700XやCore Ultra 5、Core i5と比べてもゲーム性能はしっかり強く、価格も高すぎないのが魅力。
一方で、RTX 5060 Ti 8GBにはVRAM 8GBの制約があるため、画質重視や長期運用にはやや不安あり。ただ、RTX 5060との価格差が小さい時期なら、お得感の高いグラボに化けます。
ここまでを踏まえると、次に気になるのはRyzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GBの使い勝手です。特にチェックしたいのは、次の2点でしょう。
- どんな人に向いた構成なのか?
- CPUが変わると、どれくらい差が出るのか?
気になる人は、この先をチェックしてみてください。
すぐにゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓


CPU性能をざっくり比較




赤:優れている 青:劣っている
| Ryzen 5 7500F | Ryzen 7 7800X3D | Ryzen 7 7700 | Ryzen 7 5700X | Ryzen 5 4500 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 世代 | Zen 4 | Zen 4 | Zen 4 | Zen 3 | Zen 2 |
| 対応ソケット | AM5 | AM5 | AM5 | AM4 | AM4 |
| Pコア数 | 6 | 8 | 8 | 8 | 6 |
| Eコア数 | – | – | – | – | – |
| NPU | – | – | – | – | – |
| ベースクロック | 3.7GHz | 4.7GHz | 3.8GHz | 3.4GHz | 3.6GHz |
| ブーストクロック | 5.0GHz | 5.2GHz | 5.3GHz | 4.6GHz | 4.1GHz |
| L3キャッシュ | 32MB | 96MB | 32MB | 32MB | 8MB |
| 熱設計電力 | 65W | 120W | 65W | 65W | 65W |
| 発売開始年月 | 2023/7 (2025/12) | 2023/4 | 2023/1 | 2022/4 | 2022/6 |
| 販売開始価格 | 27,280円 | 71,800円 | 53,800円 | 42,800円 | 17,200円 |
青:劣っている
| Core Ultra 5 225F | Core Ultra 7 265F | Core i5 14400F | Core i7 14700F | |
|---|---|---|---|---|
| 世代 | シリーズ2 | シリーズ2 | 第14 | 第14 |
| 対応ソケット | LGA1851 | LGA1851 | LGA1700 | LGA1700 |
| Pコア数 | 6 | 8 | 6 | 8 |
| Eコア数 | 4 | 12 | 4 | 12 |
| NPU | 13 TOPS | 13 TOPS | – | – |
| ベースクロック | 3.3GHz | 2.7GHz | 2.5GHz | 2.1GHz |
| ブーストクロック | 4.9GHz | 5.3GHz | 4.7GHz | 5.4GHz |
| L3キャッシュ | 20MB | 30MB | 20MB | 33MB |
| 熱設計電力 | 65W | 65W | 65W | 65W |
| 発売開始年月 | 2025/1 | 2025/3 | 2024/1 | 2024/1 |
| 販売開始価格 | 46,800円 | 71,800円 | 34,800円 | 61,800円 |
🔍 最安値一覧
| CPU | 本日の最安値 | 最安ショップ | 6ヶ月の推移 | 全期間最安値 |
|---|---|---|---|---|
| Ryzen 57500Fおすすめ | ¥26,980▼1,500 | ソフマップAmazonで見る | ¥23,8002026-03-05 | |
| Ryzen 77800X3D | ¥66,420▲16,620 | ソフマップAmazonで見る | ¥46,9162026-04-25 | |
| Ryzen 77700 | ¥39,800 | ソフマップAmazonで見る | ¥35,8002026-05-24 | |
| Ryzen 75700X | ¥34,800▲1,140 | ソフマップAmazonで見る | ¥18,9002025-11-29 | |
| Core Ultra 5225F | ¥27,980▲2,700 | ツクモAmazonで見る | ¥23,0002026-03-29 | |
| Core Ultra 7265F | ¥54,980▼2,820 | ソフマップAmazonで見る | ¥47,9792025-06-06 | |
| Core i514400F | ¥27,980 | ツクモAmazonで見る | ¥19,5002025-06-17 | |
| Core i714700F | ¥61,980 | ドスパラAmazonで見る | ¥43,5002025-11-05 |
Ryzen 5 7500Fは2023年7月にBTOパソコン専用CPUとして流通開始。その後2025年12月よりPCショップやAmazonなどでも販売されるようになりました。
6コアのミドルクラスCPUで、ライバルはインテルCore Ultra 5 225FやCore i5 14400Fあたり。価格と性能のバランスを重視する人にとって、定番どころの1つといえます。
ミドルクラスCPUのメリットは、価格が手ごろなだけではありません。ゲームはもちろん、ネット閲覧などの普段使い、フルHDの動画編集くらいまでなら、十分こなせるパワーがあります。
デメリットはRTX 5070以上の高性能GPUとの組み合わせだとパワーバランスが少し悪いこと。
ただ、RTX 5050/5060/5060 Tiといった入門向け~ミドルクラスGPUとの相性は非常に良いです。
「激安8コアのRyzen 7 5700Xとどっちがいい?」と迷う人は多いと思いますが、実際に使い比べると、7500Fのほうがパワーがあると感じます。
その他のCPUもざっくり解説しておきます。
Ryzen 7 7800X3Dは素晴らしいCPUですが、価格は高め。コスパを考えると人を選ぶCPUです。
Ryzen 7 7700はRyzen 5 7500Fの完全上位にあたる8コアCPUで、余裕のあるパワーが魅力。タイミングによっては7500Fと価格差が少ないこともあり、その場合は最有力候補となります。
Core Ultra 5 225FやCore i5 14400FといったインテルCPUは、比較用として載せています。EコアやNPUなど先進的ではあるものの、検証結果を見ると総合性能はRyzen 5 7500F以下で、積極的に選ぶ理由はあまりありません。
Ryzen 5 4500は、今となってはショボすぎるCPUなので、選ばないでください。
CPUベンチマーク
以下のグラフは、CPUの総合性能を評価する「PassMark」のスコアです。
グラフだけで判断すると、インテルのCore Ultra 7 265Fがかなり強く見えますし、Core Ultra 5 225FもミドルクラスCPUとしては非常に良いスコアです。
一方で、Ryzen 5 7500Fは「ちょっと微妙では?」と感じるかもしれません。
ただ、CPUベンチマークはCPUを限界まで回す極端なテストです。最新世代の多コアCPUが有利になるのは、ある意味当然です。
実際には、ゲームや普段使いでCPUをそこまで酷使する場面は、まずありません。ベンチマークの数字だけで判断すると、実際の使い勝手とズレやすいです。
体感で見ると、Ryzen 5 7500FやRyzen 7 7800X3D/7700といったRyzen 7000系のほうが明らかに快適。逆にインテルCPUは、ベンチマークほど飛び抜けた速さは感じません。
なので、CPUベンチマークの数字は限界性能の大まかな順番を見るくらいの感覚で、ふーんと眺めておけばOKです。
- ゲームや動画編集などはCPUとGPUが共同して処理をします。CPUベンチマークのようなCPU単独で完結する処理は現実的にはほとんど無いので、ベンチマークスコアと実パフォーマンスは一致しません。
グラフィック性能|RTX 5060 Ti 8GB


🔍 最安値一覧
| GPU | 本日の最安値 | 最安ショップ | 最安値モデル | 6ヶ月の推移 | 全期間最安値 |
|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX5070おすすめ | ¥137,800▼1,000 | ドスパラAmazonで見る | Palit NE75070019K9-GB2050S | ¥74,6702025-12-05 | |
| GeForce RTX5060 Ti16GB | ¥124,980▲5,000 | ツクモAmazonで見る | PRIME-RTX5060TI-O16G | ¥69,8002025-11-23 | |
| GeForce RTX5060 Ti8GB | ¥71,980▼2,820 | ドスパラAmazonで見る | Palit NE7506TU19P1-GB2062M | ¥51,8002025-10-11 | |
| GeForce RTX5060おすすめ | ¥64,799▲4,999 | ツクモAmazonで見る | GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X | ¥41,9802025-12-10 |
RTX 5060 Tiにはビデオメモリ(VRAM)16GBモデルと8GBモデルの2種類があります。
結論から言うと、RTX 5060 Ti 16GBは文句なしの実力派。一方で、この記事で扱うVRAM 8GBモデルは微妙なので要注意です。
4種類のグラボでゲームのフレームレートを比較してみたところ、VRAM 8GBではフルHDでも画質を落とさないとキツい場面が多発。そして、最高画質での体感性能は下位モデルのRTX 5060とほぼ同じという、なんとも悲しい結果に。
理由はシンプルで、VRAMが8GBしかないために、GPUが本来の性能を出しきれず性能が頭打ちになってしまうから。スペック表だけ見て買うと、ここで痛い目を見ます。
なので、2026年にVRAM 8GBのグラボを選ぶなら、基本はRTX 5060のほうがコスパ良し。ただし、BTOパソコンではRTX 5060とRTX 5060 Ti 8GBの差が5,000円程度しかないこともあります。
その価格差ならRTX 5060 Ti 8GBも普通にアリ。スペック表だけで決めず、実売価格まで見て判断するのが正解です。
比較に使用したゲームや、RTX 5060 Ti 16GB / 8GBモデルの具体的な差については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる人はチェックしてみてください↓


検証用PCのスペック




| Ryzen 5000/4000系 | Ryzen 7000/9000系 | Core Ultra | Core i | |
|---|---|---|---|---|
| ケース | Cooler Master CM690Ⅲ | 長尾製作所 オープンフレーム レビュー | ← | ← |
| マザーボード | ASRock B550 Phantom Gaming 4 | ASUS TUF GAMING B850M-WIFI レビュー | MSI Z890 GAMING PLUS WIFI レビュー | MSI B760I EDGE WIFI レビュー |
| チップセット | B550 | B850 | Z890 | B760 |
| CPUクーラー | 空冷 Scythe 虎徹 MarkⅡ | 空冷 AINEX SE-224-XTS | ← | ← |
| GPU | Palit RTX 5060 Ti DUAL 8GB | ← | ← | ← |
| メモリ | 32GB DDR4-3200 | 32GB DDR5-4800 | 32GB DDR5-5600 | 32GB DDR4-3200 |
| ストレージ | 2TB Gen 4×4 | ← | ← | ← |
| 電源 | 850W | ← | ← | ← |
基本的にめっちゃ高価なパーツは使っていません。電源容量はRTX 5060 Tiの場合、600WあればOK。
CPUクーラーは2,500円くらいで売ってた安物です。(すでに販売終了品)
Ryzen 5 7500FやRyzen 7 7800X3DといったRyzen 7000系は、執筆時点で最新のRyzen 9000系と同じパーツを使い回せるので、CPU交換しながら長く使い続けたい人は、なるべくRyzen 7000系を選ぶのがおすすめです。
ゲーム性能とボトルネック
グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。
- 【軽量級】Apex Legends
- 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
- 【中量級】鳴潮(めいちょう)
- 【中量級】ステラーブレイド
- 【中量級】Expedition 33
- 【中量級】アークレイダース
- 【重量級】バトルフィールド 6
- 【重量級】モンスターハンターワイルズ
- 【重量級】サイバーパンク2077
- 【重量級】アサシンクリード シャドウズ
快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安
| ゲームの重さ | タイトル例 | 快適に遊べる目安 |
|---|---|---|
| 軽量級 | レインボーシックス・シージ フォートナイト(DX11) Apex Legends VALORANTなど FPSゲーム | 120fps〜 |
| 中量級 | ゼンレスゾーンゼロ 鳴潮(めいちょう) ステラーブレイドなど アクションゲーム | 120fps〜 |
| 重量級 | モンスターハンターワイルズ アサシンクリードシリーズ サイバーパンク 2077など レイトレーシング対応ゲーム | 80fps〜 |
フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)
書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。
最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。
DLSSとは?(アップスケールなどの解説)
DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAのGeForce RTXシリーズ専用AI描画技術のこと。
ひとことで言うと、AIでfpsを稼ぐための総合パッケージです。
DLSSの主な機能は4つ。
- アップスケーリング(基本機能)
- フレーム生成(マルチフレーム含む)
- Ray Reconstruction
- DLAA(画質特化モード)
以下、ざっくり解説します。
① アップスケーリング
低解像度で描画 → AIで高解像度化
- fpsが大きく伸びる
- 画質劣化が少ない
- 4Kやレイトレ環境で超重要
一番ベースになる機能です。
当サイトでは基本的にすべてのゲームでアップスケーリングを使用して検証しています。
② フレーム生成
- AIが“中間フレーム”を勝手に作る
- 表示fpsが一気に増える
- 体感ヌルヌル
※入力遅延対策としてNVIDIA Reflexとセット運用が基本。
RTX 50世代では、複数フレームを生成する「マルチフレーム生成」に進化し、さらに大きくfpsを伸ばせます。
フレーム生成のメリット・デメリットの項目も参考にしてください。
③ Ray Reconstruction
- レイトレーシングのノイズ除去をAI化
- レイトレ画質が大幅改善
- パフォーマンスも向上
- 重たいRT環境で効果大
レイトレ専用の進化版。
④ DLAA
- アップスケールせず、AIでアンチエイリアス処理だけ行う
- fpsはほぼ伸びない
- 画質はかなりキレイ
- ハイエンドGPU向け
「画質優先マン」用。
フレーム生成のメリットとデメリット
RTX 5000シリーズからパワーアップしたフレーム生成について、ざっくり解説します。
旧世代のRTX 4000シリーズだと、フレーム生成の倍率はx2まで。RTX 5000シリーズから倍率をx4まで上げられるようになりました。
- 2026年春頃にx6まで倍率を上げられるようになります
モンハンワイルズ/WQHD
画質:中/レイトレ:中
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
↑従来のフレーム生成x2でも、普通に遊ぶ分には十分なフレームレートが出ることが多いです。
モンハンワイルズ/WQHD
画質:中/レイトレ:中
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
↑フレーム生成の倍率を上げていくとフレームレートがドッカンと上がり、映像のヌルヌル感がマシマシになります。
ただし、メリットだけではありません。
フレーム生成は理論上、入力遅延がわずかに増える仕組み。そこは知っておくべきポイントです。
まずは、こちらの図解をチェックしてください↓
フレーム生成と操作感のしくみ
GeForce は ×2〜×6(対応ゲームのみ)、Radeon は ×2 まで。
倍率を上げるほど映像はなめらかになり、操作の反応は遠くなる
1なにが起きているか


フレーム生成の倍率を
x2〜x6に上げるGeForce は x6 まで(対応ゲームのみ)
Radeon は x2


AIにより補完された
生成フレームが追加される


見た目のフレームレートが上がって
動きがなめらかに見える


入力が反映されないフレームが増え
操作の反応が遅く感じることがある
2倍率ごとの、フレームの並びかた
競技向け反応がいちばん速い
いちばん実用的なめらかさと反応のバランスが良い
なめらか重視反応はやや遠くなる
見た目最優先違和感を感じる人もいる
なめらかさ全振り反応の遅れもいちばん大きい
×2 = 実用的 (操作感と映像のバランス良し)
×3 以上 = ヌルヌル感UP (操作感は段階的に低下)
見た目のなめらかさと 操作の反応は トレードオフの関係
フレーム生成は、見た目上のフレームを増やして動きをなめらかに見せる機能です。かなり便利ですが、素の性能がそのまま上がるわけではありません。
入力遅延はあるものの、内部処理は超高速です。しかもNVIDIA Reflexと併用するのが基本なので、普通に遊ぶぶんなら気にならない人のほうが多いと思います。
おすすめの設定は、まずは倍率x2でお試し。x2で十分ならそのまま。
特にパリィやガードを多用するアクションゲームが好きな人はx2までが無難。ここを超えると、操作感の変化に敏感な人ほど違和感が出やすくなります。
もっとヌルヌル感が欲しいと思ったら、x3、x4と段階的に上げていくのが良いでしょう。
ただし倍率を上げるほど、操作感だけでなく画質面のクセも出やすなる点は注意。具体的には、キャラクターの輪郭がボヤけたり、視点を大きく動かしたときにチラつきが出るゲームもあります。
結論として、フレーム生成は万能ではありません。「操作感と画質のバランスを見ながら使う機能」として考えるのがちょうどいいです。
【軽量級】Apex Legends
画質:高
Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GB
画質:高
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
条件をそろえるため、上の動画のように「アルティメット+射撃」が重なる高負荷シーンの平均fpsと最低fpsを計測しました。
実戦だとスキルや爆発物、スモークなどで負荷が跳ねるので、数値は目安として見てください。
- 【画質】高
設定の詳細はこちら


グラフを見ると、Ryzen 5 7500Fは旧世代の8コアCPUであるRyzen 7 5700Xよりも高いパフォーマンスで遊べます。
特にWQHDでは平均fpsだけでなく最低fpsも5700Xより高く、瞬間的なカクつきが起きにくいのが強みです。
結論として、カジュアルに遊ぶならRyzen 5 4500を避ければ十分。本気で遊ぶなら、Ryzen 5 7500FやRyzen 7 7700といったRyzen 7000系を選ぶのがおすすめです。
【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
画質:高
Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GB
画質:高
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
条件をそろえるため、上の動画のような戦闘パターンを再現し、平均fpsと最低fpsを計測しました。
敵の数によって多少は前後するものの、ほぼ最高負荷時のパフォーマンスと見てOKです。
- 【画質】高
ゼンゼロはCPUによる差がけっこう出ます。特に最低fpsに違いが出るので、ガチで遊ぶ人ほどCPU選びで手を抜けません。
まず、Ryzen 7 7800X3Dは別格。平均fpsだけでなく最低fpsも高く、瞬間的なカクつきが起きにくいのが大きな強みです。
Ryzen 5 7500FはCore Ultra 7やCore i7、上位のRyzen 7 7700とほぼ同じパフォーマンスで、6コアミドルクラスCPUとしては非常に優秀です。
しっかり遊ぶならRyzen 5 7500Fを選んでおけば安心。ストーリーをまったり楽しむくらいなら、Ryzen 5 4500を避ければ十分です。
【中量級】鳴潮(めいちょう)
画質:グラフィック優先/レイトレ:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GB
画質:グラフィック優先/レイトレ:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
鳴潮は、完全に同じ戦闘シーンを再現するのが難しいため、計測はソアーで固定ルートを高速飛行しているときの平均fpsと最低fpsを採用しました。
実際の戦闘シーンにおけるfpsの落ち込みは、上の動画を参考にしてください。
画質は、VRAM 8GBなら最高設定から少し落とした「グラフィック優先」がバランス良いです。
- 【画質】グラフィック優先
- 【アップスケール品質】デフォルト
- 【レイトレーシング】高
- 【フレーム生成】×2
グラフを見ると、平均fpsはフルHD/WQHDともに、Ryzen 5 4500以外なら120fps以上をキープできています。平均fpsだけを見ると、どれを選んでも問題なさそうに見えるかもしれません。
ただし、注目すべきは最低fpsです。ここでもRyzen 7000系が一歩リードしており、瞬間的なカクつきが出にくい傾向があります。
フルHDで遊ぶならRyzen 5 7500F、WQHDならRyzen 7 7700を選びたいところです。
【中量級】ステラーブレイド
画質:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GB
画質:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
計測は上の動画のように、町中を30秒間ダッシュしたときの平均fpsと最低fpsを採用しました。
このゲームは激しい戦闘中でもダッシュ時とフレームレートはあまり変わらないので、グラフの数値は実戦のプレイ感に近いものだと考えてOKです。
なお、操作タイミングが重要なゲームなので、フレーム生成は「なし」と「×2」の2パターンで比較しました。
画質についてはVRAM 8GBだと最高設定はカクつきを感じたため、少し設定を落としています。
- 【画質】高
- 【アップスケール品質】自動
- 【フレーム生成】「なし」と「×2」
グラフを見ると、けっこうCPUパワーの差が出ます。
最低fpsはRyzen 7 7800X3Dが別格。フレームレートが落ちやすい場面でも踏ん張ってくれるので、瞬間的なカクつきが起きにくいのが強みです。
なので、フレーム生成なしの操作レスポンス重視で遊ぶなら、Ryzen 7 7800X3Dがベスト。
一方で、フレーム生成を使えばどのCPUでも十分なフレームレートは出ますが、最低fpsにはかなり差が出ます。
ここでもRyzen 5 7500Fを含むRyzen 7000系が強く、旧世代のRyzen 7 5700XやインテルCPUよりも明らかに快適です。
【中量級】Expedition 33
画質:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GB
画質:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
上の動画のように、人混みの中を30秒間ダッシュしたときの平均fpsと最低fpsを計測しました。
このゲームは戦闘がターン制のため、極端に高いフレームレートは不要。それよりも、移動中のフレームレートが高いほうが快適に遊べるタイプです。
パリィなどタイミング操作はあるものの、そこまでシビアではないので、フレーム生成を使って100〜120fpsで遊ぶのが快適と感じました。
なお、画質は最高設定だとカクつくシーンがあったため、少し落としています。
- 【画質】高
- 【アップスケール品質】バランス
- 【フレーム生成】×2
グラフを見ると、平均fpsはどのCPUでもあまり変わりません。
一方で、差がハッキリ出ているのが最低fpsです。Ryzen 5 7500Fを含めたRyzen 7000系が強く、プレイ感の安定性という点では、他のCPUと比べて約2倍の差がついています。
インテルCPUや世代の古いRyzen 7 5700Xも普通に遊ぶぶんには十分ですが、安定感ではRyzen 7000系にボロ負けです。
【中量級】ARC Raiders|アークレイダース
画質:エピック/レイトレ:エピック/フレーム生成 ×2
Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GB
画質:エピック/レイトレ:エピック/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
このゲームは完全に同じ戦闘パターンを再現できないため、上の動画のように練習場内をダッシュしているときの平均fpsと最低fpsを計測しました。
戦闘中は少しフレームレートがブレるものの、基本的には移動がメインのゲームなので、この計測方法でも実際のプレイ感を把握するには十分参考になると思います。
画質は探索とPvEをメインに遊ぶ人を想定し、最高画質+フレーム生成×2でWQHD/120fpsを狙った設定です。
- 【画質】エピック
- 【アップスケール品質】品質重視
- 【レイトレーシング】エピック
- 【フレーム生成】x 2
VRAM 8GBなRTX 5060 Tiでも最高画質で快適に遊べます。
グラフを見れば分かるとおり、平均fpsはどのCPUもあまり変わらず、最低fpsはRyzen 5 7500Fを含めたRyzen 7000系が飛び抜けて良いです。
結論として、探索+PvEメインで遊ぶ人なら、Ryzen 5 4500を避ければ問題なし。
PvPメインのガチ勢は、Ryzen 7000系がおすすめです。
【重量級】バトルフィールド6
画質:低
Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GB
画質:低
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
このゲームも完全に同じ戦闘シーンを再現できないため、上の動画のように爆撃の中をダッシュしているときの平均fpsと最低fpsを計測しました。
マップや戦闘内容でフレームレートは大きく動くので、あくまで目安として参考にしてください。
画質はマルチプレイを想定し、低画質+フレーム生成OFFの操作レスポンス重視にしています。
- 【画質】低
- 【アップスケール品質】バランス
- 【フレーム生成】なし
グラフを見ると、Ryzen 7 7700/7800X3D、Core Ultra 7/Core i7といった8コアCPUの最低fpsがやや高めに見えますが、体感で違いが分かる人は少ないでしょう。
Ryzen 5 7500Fも十分なパフォーマンスがあり、WQHDでも120fps以上を狙いやすく、RTX 5060 Ti 8GBとの相性も良いと感じました。
結論として、Ryzen 5 4500さえ避ければ普通に遊べますが、素直に選ぶならやはりRyzen 5 7500F以上です。
【重量級】モンスターハンターワイルズ
画質:中/レイトレ:中/フレーム生成 ×2
Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GB
画質:中/レイトレ:中/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
このゲームも同じ戦闘パターンを再現できないので、セクレトに乗って固定ルートを走ったときの平均fpsと最低fpsを計測しました。
実際の戦闘シーンでは、場所や戦闘パターンによってフレームレートが変動します。そこは上の動画を参考にしてください。
画質はVRAM 8GBでも安定して遊べるように、中画質まで落としています。
- 【画質】中
- 【レイトレーシング】中
- 【フレーム生成】 ×2
グラフを見ると、Ryzen 5 7500Fは競合するCore i5を大きく上回っており、Core Ultra 5と同程度のパフォーマンスでした。
全体で見ると、平均fpsには大きな差が出ないものの、最低fpsではRyzen 7 7700や7800X3Dといった8コアCPUの粘り強さが目立ちます。
カジュアルに遊ぶならRyzen 5 4500を避ければOKですが、しっかり遊ぶならRyzen 5 7500F以上を選びたいところです。
【重量級】サイバーパンク 2077
画質:レイトレ・中/フレーム生成 ×2
Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GB
画質:レイトレ・中/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
このゲームも完全に同じ戦闘パターンを再現するのは難しいので、バイクに乗って固定ルートを走ったときの平均fpsと最低fpsを計測しました。
戦闘時のフレームレートは、上の動画を参考にしてください。
画質はVRAM 8GBで快適に遊べるように、中レベルまで落としています。
- 【画質】レイトレ中
- 【アップスケール品質】自動
- 【フレーム生成】×2
グラフから分かるとおり、平均fpsはCPUの差がほとんど出ません。
注目したいのは最低fpsです。Ryzen 5 7500Fを含むRyzen 7000系はここが安定して強く、瞬間的なカクつきを感じにくい傾向があります。
インテルCPUや世代の古いRyzen 7 5700Xでも普通に遊べますが、なるべく安定感の強いRyzen 5 7500F以上を選びたいところです。
【重量級】アサシンクリード シャドウズ
画質:高/レイトレ:隠れ家のみ拡散/フレーム生成 ×4
Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GB
画質:高/レイトレ:隠れ家のみ拡散/フレーム生成 ×4
Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 8GB
このゲームも完全に同じ戦闘パターンを再現するのは難しいので、フィールド内をダッシュした際の平均fpsと最低fpsを計測しました。
戦闘中のフレームレートのブレ具合は、上の動画を参考にしてください。
RTX 5060 Tiにとってはかなり重めのゲームなので、120fpsを安定して狙うなら、必殺技のフレーム生成×4を使うのがおすすめです。
- 【画質】高
- 【レイトレーシング】隠れ家のみ拡散
- 【アップスケール品質】バランス
- 【フレーム生成】×2と×4
グラフを見ると分かるとおり、CPU性能の差が出にくいゲームです。
フレーム生成の倍率を4倍まで上げると、GPU側の仕事が増えてCPU性能の差はさらに出にくくなります。
結論としては、どのCPUを選んでも快適に遊べます。
ゲーム性能のまとめ
まずは、10ゲーム分のフレームレートを合計した結果を見てください。
CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。
同じグラフィックボードを使用しているにもかかわらず、CPUの違いでパフォーマンスは変わります。
もっとも高性能なのがRyzen 7 7800X3Dで、他のCPUとの差はこちらです↓
◯ 良い X イマイチ
| CPU | 平均fps 性能差 | 最低fps 性能差 |
|---|---|---|
| Ryzen 7 7800X3D | 基準値 | 基準値 |
| Ryzen 7 7700 | -6.6% | -9.3% |
| Ryzen 5 7500F | -8.6% | -15.0% |
| Core Ultra 7 265F | -6.3% | -28.6% |
| Core i7 14700F | -5.5% | -31.3% |
| Core Ultra 5 225F | -8.3% | -34.7% |
| Ryzen 7 5700X | -9.5% | -36.4% |
| Core i5 14400F | -10.5% | -36.9% |
| Ryzen 5 4500 | -27.9% | -52.5% |
平均fpsだけ見て選ぶなら、Ryzen 5 4500を避ければ問題ありません。
本当に見るべきポイントは、「最低fps」です。
Ryzen 7 7800X3Dは、フレームレートがガクッと落ちやすい場面でもしっかり踏ん張る別格の安定感があります。ただ、価格は高いので誰にでもおすすめできるCPUではありません。
Ryzen 5 7500Fは上位のRyzen 7 7700には負けるものの、6コアのミドルクラスCPUとして見れば、かなり優秀。価格を抑えつつ快適なゲーム環境を作りたいなら、最有力候補です。
総合的に見ると、「平均fpsは出てるのに、なんかカクつく」みたいなハズレを避けたいなら、Ryzen 5 7500Fを含むRyzen 7000系を選んでおけば安心です。
一方で、インテルCPUや世代の古いRyzen 7 5700Xは、悪くはないものの立ち位置としてはそこそこ。しっかり遊ぶには少し物足りませんが、カジュアルに楽しむぶんには十分使えます。
Ryzen 5 4500はおすすめしません。安さだけで選ぶと、あとから後悔しやすいCPUです。
クリエイティブ性能チェック
クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。
当サイトでは、上記のようなヘビークリエイター向けベンチマークではなく、ゲームをメインに、動画・写真編集をサブで行うユーザーを想定。
CPUの違いで、実際の作業時間がどれくらい変わるのかを基準に比較しました。
動画エンコード(Premiere Pro)


4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。
RTX 5060 Ti 8GBを使ったエンコードはCPU 20~40%、GPU 90%くらいの配分で動作。
わりとGPUヘビーな処理です。
- 組み合わせるGPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります
フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
↑フルHDエンコードは負荷が少ないので、どのCPUを使っても10分の実時間よりかなり速く処理できます。
ただし、Ryzen 7 5700X、Core i5 14400F、Ryzen 5 4500といった世代の古いCPUは、少しもっさりした感じです。
一方で、Ryzen 5 7500Fはキビキビ動作するので、なるべく世代の新しいCPUを選びたいところです。
4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
↑負荷の高い4Kエンコードも10分の実時間よりは速く処理できるけど、どのCPUを使ってもけっこう時間が掛かります。
全体的にはRyzen 5 7500Fを含むRyzen 7000系とCore Ultra系が強めで、世代の古いCPUは一段落ちる印象です。
ただ、そもそもRTX 5060 TiクラスのGPUは、4Kの処理はあまり得意ではありません。
本格的にクリエイティブ作業をするなら、RTX 5070 Ti以上を選んだほうが効率よくこなせます。
写真編集(Lightroom Classic:AIノイズ除去+RAW現像)


写真編集では、1日分の撮影から厳選した10枚を仕上げるケースを想定しています。
まずは編集の手始めとして、お気に入りの10枚にAIノイズ除去を一括で適用し、処理が完了するまでの時間を計測しました。
なお、RAWデータは約2400万画素(6000 x 4000)です。
AIノイズ除去
適用量:50
AIノイズ除去はCPU 5%、GPU 95%くらいのパワー配分で動作。
秒単位でわずかな差はあるものの、どのCPUを使っても体感できるほどの違いは出ませんでした。
Ryzen 5 7500Fで快適に作業できます。
次に、ノイズ除去後の写真をJPEGとして書き出した場合の処理時間を確認します。
個人の趣味レベルの作業では1枚ずつ書き出すことが多いものの、1枚だとあっという間に終わってしまい、差が分かりません。
そこで本検証では、あくまで比較用として、10枚をまとめてJPEG書き出しし、CPUごとの処理時間の違いを見ています。
RAW現像 10枚
約2400万画素
書き出し条件はこちら
| 画像形式 | JPEG |
| カラースペース | sRGB |
| 画質 | 100 |
| サイズ調整 | なし |
RAW現像はCPU 50~80%、GPU 10%くらいの配分で動作。この処理は完全にCPUヘビーです。
結果としては、Ryzen 5 7500Fを含めたRyzen 7000系とCore Ultra系/Core i7が強く、他のCPUはパワー不足を感じます。
もっと複雑な処理をすれば差は広がると思われますが、現像だけで見れば1枚あたりの処理時間は約1.1~2.2秒ほどです。
個人レベルの写真編集ではCPUの差を体感できる場面はかなり少ないでしょう。
クリエイティブ性能のまとめ
今回のテスト結果ではRyzen 7 7700/7800X3Dが強く、次いでCore Ultra 7/Core i7が続く形でした。やはり、クリエイティブ作業は8コアCPUのほうが有利です。
6コアのRyzen 5 7500Fは、世代の古い8コアのRyzen 7 5700Xより優れたパフォーマンスでした。軽めの映像編集も考えているなら、なるべくRyzen 7000系を選びたいところです。
ただし、ゲーム中心で、たまにフルHDの動画編集をするくらいなら話は別です。この程度の使い方なら、Ryzen 5 4500さえ避ければ十分だと思います。
ライブ配信チェック


サイバーパンク2077をOBS StudioとVTube Studioを使って、アバター合成と録画をしながらTwitchにライブ配信テストをしました。
なお、すべての環境で同一の負荷を掛けるため、ゲーム内のベンチマークモードで計測しています。
- 配信アプリの設定やバージョン、ゲームによって変動します。参考値として見てください。
OBS/VTube Studioの設定はこちら
| 映像エンコーダー | NVIDIA NVENC H.264 |
| レート制御 | CBR |
| ビットレート | 6000 Kbps |
その他の設定はデフォルトです。
まず、今どきの配信はGPUのエンコード機能(NVENC)が使えるので、CPUの依存度は非常に低いです。
Ryzen 5 7500Fで十分すぎるっていうか、Ryzen 5 4500さえ選ばなければ問題ありません。
ただし、配信をするとGPUの負荷が増えるので、フレームレートは少し落ちます。高fpsが重要なゲームなら、画質設定を下げる必要が出てくるでしょう。
さらに言うと、そもそもビデオメモリが8GBだと余裕は少なめ。高画質設定だとフレーム落ちが頻発し、マトモに配信できないこともあります。(配信アプリ側もVRAMを使う)
結論として、配信もしたいからCPUも高性能じゃないとダメってことはありません。ビデオメモリ容量の方が重要です。
どうしても高画質・高フレームレートにこだわるなら、キャプチャーユニット+配信専用PCを使った「2PC配信」にして負荷を分散させるのがおすすめ。
2PC配信ならフレームレートの低下も無し。ビデオメモリ不足のジレンマから解放されるほか、配信も安定するので無理に1PCの配信にこだわらなくてもOKです。


消費電力チェック
各CPU+RTX 5060 Ti 8GBを使ったシステム全体の消費電力を計測しました。
| ゲーム サイバーパンク2077 フルHD/WQHD | エンコード フルHD | 動画視聴 Hulu | |
|---|---|---|---|
| Ryzen 7 7800X3D | 230-240W | 140-145W | 65-70W |
| Ryzen 7 7700 | 255-260W | 145-155W | 65-70W |
| Ryzen 5 7500F | 235-240W | 140-150W | 65-70W |
| Ryzen 7 5700X | 250-260W | 150-160W | 60-65W |
| Core Ultra 5 225F | 250-255W | 140-150W | 60-65W |
| Core Ultra 7 265F | 265-275W | 145-155W | 60-65W |
| Core i5 14400F | 260-270W | 140-150W | 60-65W |
| Core i7 14700F | 285-300W | 180-200W | 60-65W |
| Ryzen 5 4500 | 210-225W | 110-120W | 50-55W |
まず、Ryzen 5 4500が最も低い消費電力だけど、単純にパワーが無いだけなので無視してOK。
Ryzen 5 7500Fは、競合するRyzen 7 5700XやインテルCPUよりも省電力でした。ゲーム性能まで含めて見ると、かなり優秀な結果です。重たいゲームをプレイすると、消費電力は最大240Wくらいが目安となります。
注目すべきは、最も高性能なRyzen 7 7800X3Dが超省電力なこと!性能だけでなく、電力効率までトップクラスなのは素晴らしいです。
X3D系CPUは大容量キャッシュによりメモリアクセス効率が改善されやすく、これが電力効率の良さにつながっていると考えられます。
計測方法はこちら




消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。
四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。
システム環境やゲームによって消費電力は変動するので、目安として参考にしてください。
▼参考までに、一般的な家電との比較はこちら。
| PS5 Pro | 220〜260W |
|---|---|
| 50インチ液晶TV | 250~350W |
| 空気清浄機 | 250~350W |
| オーブントースター | 450W |
ゲーム機に近い消費電力です。家電と比べてもそれほど大きな差はありません。
▼電気代の目安(Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GB/ゲーム時の最大240W・1kWh=20円で計算)
| 1時間 | 4.8円 |
|---|---|
| 3時間 | 14.4円 |
| 5時間 | 24円 |
| 8時間 | 38.4円 |
| 1ヶ月 1日8時間×30日 | 1,152円 |
「毎日8時間フル稼働」でも、月の電気代は1,200円以下です。
しかも、常に240Wで動き続けるわけではないので、実際の電気代はもう少し低くなるはず。
Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GBの組み合わせは、電気代まで極端に重くなりにくいのが魅力です。
性能はしっかり欲しい。でも電気代まで重いのは困る。そんな人にとっても、かなり現実的な構成です。
CPUクーラーは空冷と水冷、どっち?


Ryzen 5 7500FのCPUクーラーは、価格の安い「トップフロー式」で問題ありません。
予算がある人は「サイドフロー式」を選んでおくと、ケース内に溜まった熱気を効率よく外へ排出できます。
ちなみに、Ryzen 5 7500Fは発熱の低いCPUなので、水冷にしても冷却性能や静音性の面で大きなメリットはありません。




【まとめ】Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 8GBの構成について


まとめると、こんな感じです。
RTX 5060 Ti 8GB まとめ
- VRAM 8GBでは最強の性能
- 画質を落としてもOKな人
- 動作の軽いeSportsタイトルを遊ぶ人
- 体感性能はRTX 5060と大きく変わらない
- グラフィックにこだわったゲームを高画質で遊びたい人
Ryzen 5 7500Fまとめ
- パワフルで省電力
- ヘビーFPSゲーマー
- GPUの性能をしっかり引き出せる
- Ryzen 7 5700X、Core i5 14400Fより高性能
- BTOパソコンの製品数が少ない
RTX 5060 Ti 8GBについてはビデオメモリ(VRAM)の容量が少ないので、今どきのグラフィック重視なゲームでは、画質を落とさないと厳しい場面が多いのが残念です。
VRAM 16GBモデルと比べると、基本性能は同じなのに、メモリが少ないだけで本来のパワーを発揮できない。言ってしまえば、性能を封印された「かわいそう」なグラボです。
結局のところ、RTX 5060を少し速くしただけ。悪くはないけど、わざわざ選ぶほどの魅力はありません。
とはいえ、見方を変えればVRAM 8GBでは最強なのは確か。8GBだから遊べないゲームは無いし、Apex LegendsのようなeSports系タイトルをメインで遊ぶ人にとっては、かなり相性が良いと言えるでしょう。
その他、RTX 5060と5060 Ti 8GBを比較した記事も参考にしてください↓


Ryzen 5 7500Fについては6コアCPUでありながら、上位の8コアCPUを喰ってしまうくらい優秀な性能です。
特にヘビーFPSゲーマーにおすすめのCPUですが、コスパを重視しつつ、性能も妥協したくない人にもベストな選択肢といえます。
ただし、BTOパソコンでの採用例はそれほど多くなく、現状はドスパラ以外ではあまり見かけません。
一方で、Ryzen 7 5700XモデルのほうがBTO各社で見つけやすいので、よ~くチェックしてください。



以上、参考になれば幸いです!
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