Core Ultra 7 270K Plus×RTX 5080 実機ベンチマーク|ゲーム性能・フレームレート比較

このページには広告が含まれています

RTX 5080は、4K/最高画質でも余裕で遊べるハイエンドGPUです。

ただし、性能をどこまで引き出せるかはCPU次第。GPUが強くても、CPUが弱ければパフォーマンスは頭打ちになります。

そこで今回は、RTX 5080を軸にBTOパソコンでよく見かけるCPUと組み合わせて比較しました。

  • Core Ultra 7 270K Plus(今回の主役)
  • Core Ultra 7 265KF
  • Ryzen 7 9850X3D
  • Ryzen 7 9800X3D
  • Ryzen 7 7800X3D
  • Ryzen 7 9700X

2026年のゲーム向けCPUはRyzen優勢で、とくにX3D系が強い人気を集めています。そんな中で登場したCore Ultra 7 270K Plusは、インテルCPUの中では久々にゲーム用途でも期待できる存在です。

しかもBTOパソコンでは、人気のRyzen 7 9800X3D/9850X3Dモデルより数万円安いこともあるので、その価格差に見合う性能かどうかはしっかり見ておきたいところ。

270K Plusで行くか、それとも人気のRyzen X3Dにするか。

実測データと実プレイ映像から実力を比較していくので、気になる人はこの先をチェックしてください。

すぐにゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓

CPUとGPUの組み合わせをチェック!
目次

CPU性能をざっくり比較

赤:優れている 青:劣っている

スクロールできます
Ultra 7 270K+Ultra 7 265KF9850X3D9800X3D7800X3D9700X
世代200S+200SZen 5Zen 5Zen 4Zen 5
対応ソケットLGA1851LGA1851AM5AM5AM5AM5
Pコア数888888
Eコア数1612
NPU13 TOPS13 TOPS
ベースクロック3.7GHz3.9GHz4.7GHz4.7GHz4.2GHz3.8GHz
ブーストクロック5.5GHz5.5GHz5.6GHz5.2GHz5.0GHz5.5GHz
L3キャッシュ40MB30MB96MB96MB96MB32MB
熱設計電力125W125W120W120W120W65W
上限温度105℃105℃95℃95℃89℃95℃
販売開始年月2026/42024/102026/12024/112023/42024/8
販売開始価格59,800円75,800円94,800円86,800円71,800円70,800円
価格は変動するのでマメにチェックして下さい

Core Ultra 7 270K Plusは、従来モデルのCore Ultra 7 265Kを改良したCPUです。CPU末尾の「K」とか「F」って何?

主な変更点としては、Eコア数やキャッシュメモリ容量が増えたほか、ややマニアックな点ではCPU内部の接続まわりやメモリ速度も強化。

Core Ultra 200S PlusシリーズにCore Ultra 9は発売されなかったので、この270K Plusが実質的なインテル最上位CPUとなります。

完成度は非常に高く、今インテルCPUを選ぶなら、これ一択と言っていいでしょう。

ただし、販売開始価格は安く見えるけど、実売価格はゲーマーに大人気のRyzen 7 9800X3Dと大差ありません。実質的にCore Ultra 9クラスと考えれば安いものの、ゲーム目的だとコスパは特別良いわけではなく、普通です。なお、価格は常に変動するので、マメにチェックしてください。

実際、このあとの検証結果を見ると、ゲーム中心で使うならRyzen 7 9800X3Dのほうが強いです。

270K Plusは8Pコア+16Eコア=計24コアという、すさまじい数のコア数が魅力。マルチタスクに強く、仕事やクリエイティブ処理まで幅広くこなしたい人とは相性の良いCPUです。

とはいえ、これだけ多くのコアをフルに使う処理を日常としている人って、そこまで多くないはず。

ゲームしながら、配信+録画+Discord+動画編集+エンコード+3DCGレンダリング+圧縮/解凍まで同時進行できるスーパーマンなら270K Plus一択。

一方で、ゲーム+配信+Discordの組み合わせや、クラウドのAIサービスを使ったり、動画編集や3DCGレンダリングはその都度単独で集中して作業するなら、Ryzenの8コアモデルで十分。っていうか、ほとんどの人は8コアで十分だと思います。

ちなみに本記事では触れませんが、270K Plusはオーバークロックや電力制限解除、Intel BOTといったマニア向け設定にも対応しています。

定格以上のパワーを引き出す楽しみもあり、特に自作ユーザーと相性の良いCPUです。

  • Intel BOTのベンチマークは当サイトでは行いません。旧世代で導入されたAPOと同じく、知ってる人しか使わないマニア向け機能のため。たぶん、普及しないと思われます。

次に、今回の比較で使用した他のCPUについても簡単に触れておきます。

Core Ultra 7 265KFは270K Plusの登場によって、もはや選ぶ理由はなくなりました。価格は270K Plusより少し安いけど、性能差が大きいので避けたほうがよいです。

Ryzen 7 9850X3D/9800X3D/7800X3DといったX3D系CPUは、とにかくゲーム時のパフォーマンスの高さが魅力。ゲームがしたいなら270K Plusよりもおすすめです。

Ryzen 7 9700Xは270K Plusと近い立ち位置で、ゲームもクリエイティブ作業もそつなくこなせる「バランス型」です。X3Dのような分かりやすい武器はありませんが、性能が不足しているわけではなく、価格や扱いやすさを重視するなら良い選択です。

CPUベンチマーク

以下のグラフは、CPUの総合性能を評価する「PassMark」のスコアです。CPU末尾の「K」とか「F」って何?

グラフだけで判断すると、Core Ultra シリーズが「飛び抜けて高性能」に見えます。

ただし、CPUベンチマークはCPUの力をほぼ使い切る限界テスト。実際のゲームや普段使いとは条件がかなり違います。

そのため、コア数が多い最新CPUほどスコアが伸びやすい傾向があるのは当然のことです。

一方で、ゲームや普段使いでCPUがフル稼働することは、まずありません。実際の使用では、数字に出にくい部分――例えばキャッシュ容量の違いなどが効いてきます。

Ryzen X3D系はその代表で、CPUベンチではそこまで目立たなくても、ゲームになると大容量キャッシュが効いてしっかり差を付けてくるタイプです。

つまり、CPUベンチはあくまで「限界性能の目安」。本当の性能差は、このあと紹介するゲーム結果を見て判断するのが良いでしょう。

  • ゲームや動画編集などはCPUとGPUが共同して処理をします。CPUベンチマークのようなCPU単独で完結する処理は現実的にはほとんど無いので、ベンチマークスコアと実パフォーマンスは一致しません。

グラフィック性能|RTX 5080

GPUVRAMメモリ性能消費電力
RTX 508016GB960 GB/s360W
RTX 5070 Ti16GB896 GB/s300W
RTX 507012GB504 GB/s250W

▼実際に使ってみた体感ベースで、解像度別のおすすめGPUをまとめるとこんな感じ。

フルHDWQHDウルトラワイド4K
RTX 5080
RTX 5070 Ti
RTX 5070

RTX 5080は「ハイエンドGPU」ですが、できること自体はRTX 5070 Tiと大きく変わりません。

両者の違いはシンプルに”余裕”です。RTX 5080はパワーが一段上なので、設定に悩みたくない人や、予算に余裕があって「長く現役で使いたい」という人に向いています。

ただし、フルHDやWQHD中心の使い方だとパワーを持て余し気味になるのも事実です。基本はウルトラワイド〜4Kで使うのが良いでしょう。

下位モデルのRTX 5070 Tiでも4Kまで快適に遊べますが、ゲームによっては少しだけ画質調整が必要です。さらにRTX 5070でも4Kで遊ぶこと自体は可能だけど、多くのゲームで画質の調整が前提になります。

ただし、GPUが強ければそれでOKというわけではありません。性能をしっかり活かすには、組み合わせるCPUも重要です。

Core Ultra 7 270K Plusなら、ゲームはもちろん、重たい映像編集のようなプロ向け用途にも対応しやすく、RTX 5080と組み合わせることで完成度の高いハイレベルな構成に仕上がります。

なお、最上位にはRTX 5090という怪物GPUもありますが、価格も怪物級。個人用途で考えると、現実的なハイエンドの着地点はRTX 5080と感じました。

検証用PCのスペック

スクロールできます
Ryzen 7 9850X3D
Ryzen 7 9800X3D
Ryzen 7 7800X3D
Ryzen 7 9700X
Core Ultra 7
270K Plus
265KF
ケース長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
マザーボードASUS TUF GAMING
B850-PLUS WIFI
レビュー
MSI Z890
GAMING PLUS WIFI
レビュー
CPUクーラー空冷
AINEX SE-224-XTS
GPURTX 5080
Palit GamingPro
メモリ32GB
DDR5-4800
32GB
DDR5-5600
ストレージ2TB
電源850W

テスト環境は一般的なBTOパソコンとほぼ同じ仕様です。いわゆる“めっちゃ高性能”なパーツは使っていません。

CPUクーラーも特別なものではなく、当時2,500円前後で売られていた安物を使用しています。(※現在は販売終了)

電源容量については、RTX 5080なら850Wで問題なし。

CPU設定はすべて定格で統一しています。(Core Ultra 7 270K PlusはPL1=125W、PL2=250W)

なお、Intel BOTは今回の検証では使用していません。

ゲーム性能とボトルネック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽量級】Apex Legends
  • 【中量級】ゼンゼロ
  • 【中量級】鳴潮(めいちょう)
  • 【中量級】ステラーブレイド
  • 【中量級】アークレイダース
  • 【重量級】バトルフィールド 6
  • 【重量級】モンスターハンターワイルズ
  • 【重量級】サイバーパンク2077
  • 【重量級】アサシンクリード シャドウズ
  • 【重量級】ボーダーランズ 4

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
Apex Legends
VALORANTなど
FPSゲーム
120fps〜
中量級ゼンレスゾーンゼロ
鳴潮(めいちょう)
ステラーブレイドなど
アクションゲーム
120fps〜
重量級モンスターハンターワイルズ
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
レイトレーシング対応ゲーム
80fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。

DLSSとは?(アップスケールなどの解説)

DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAのGeForce RTXシリーズ専用AI描画技術のこと。

ひとことで言うと、AIでfpsを稼ぐための総合パッケージです。

DLSSの主な機能は4つ。

  • アップスケーリング(基本機能)
  • フレーム生成(マルチフレーム含む)
  • Ray Reconstruction
  • DLAA(画質特化モード)

以下、ざっくり解説します。

① アップスケーリング

低解像度で描画 → AIで高解像度化

  • fpsが大きく伸びる
  • 画質劣化が少ない
  • 4Kやレイトレ環境で超重要

一番ベースになる機能です。

当サイトでは基本的にすべてのゲームでアップスケーリングを使用して検証しています。

② フレーム生成

  • AIが“中間フレーム”を勝手に作る
  • 表示fpsが一気に増える
  • 体感ヌルヌル

※入力遅延対策としてNVIDIA Reflexとセット運用が基本。

RTX 50世代では、複数フレームを生成する「マルチフレーム生成」に進化し、さらに大きくfpsを伸ばせます。

フレーム生成のメリット・デメリットの項目も参考にしてください。

③ Ray Reconstruction

  • レイトレーシングのノイズ除去をAI化
  • レイトレ画質が大幅改善
  • パフォーマンスも向上
  • 重たいRT環境で効果大

レイトレ専用の進化版。

④ DLAA

  • アップスケールせず、AIでアンチエイリアス処理だけ行う
  • fpsはほぼ伸びない
  • 画質はかなりキレイ
  • ハイエンドGPU向け

「画質優先マン」用。

フレーム生成のメリットとデメリット

RTX 5000シリーズからパワーアップしたフレーム生成について、ざっくり解説します。

旧世代のRTX 4000シリーズだと、フレーム生成の倍率はx2まで。RTX 5000シリーズから倍率をx4まで上げられるようになりました。

  • 2026年春頃にx6まで倍率を上げられるようになります
フレーム生成 x2
モンハンワイルズ/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

↑従来のフレーム生成x2でも、RTX 5080なら十分すぎるフレームレートが出ることがほとんど。

フレーム生成 x4
モンハンワイルズ/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

↑フレーム生成の倍率を上げていくと、フレームレートはドッカンと伸びますが、RTX 5080クラスになると「さすがに盛りすぎでは?」と感じる水準まで跳ね上がることが多いです。

さらに、メリットだけではありません。

フレーム生成は理論上、入力遅延がわずかに増える仕組み。そこは知っておくべきポイントです。

まずは、こちらの図解をチェックしてください↓

もう少し詳しく解説したバージョンがこちら↓

フレーム生成は、見た目上のフレームを増やして動きをなめらかに見せる機能です。かなり便利ですが、素の性能がそのまま上がるわけではありません。

入力遅延はあるものの、内部処理は超高速です。しかもNVIDIA Reflexと併用するのが基本なので、普通に遊ぶぶんなら気にならない人のほうが多いと思います。

RTX 5080でのおすすめの設定は、まずは「フレーム生成なし」で試すこと。

そのうえで、もっとヌルヌル感が欲しいと感じたら、x2、x3と段階的に上げていくのが良いでしょう。x4はフレームレートが異常な水準まで跳ね上がるので、RTX 5080環境で使う場面は少ないと思います。

特にパリィやガードを多用するアクションゲームが好きな人はx2までが無難。ここを超えると、操作感の変化に敏感な人ほど違和感が出やすくなります。

また、倍率を上げるほど操作感だけでなく、画質面のクセも出やすくなる点には注意が必要です。具体的には、キャラクターの輪郭がボヤけたり、視点を大きく動かしたときにチラつきが出るゲームもあります。

結論として、フレーム生成は万能ではありません。「操作感と画質のバランスを見ながら使う機能」として考えるのがちょうどいいです。

まとめると、RTX 5080はパワーがあるので、すごく扱いやすいGPUです。フレーム生成を使わずGPUパワーだけでゴリ押しできるゲームが多いので、下位モデルのRTX 5070 Tiとは大きな差があります。

【軽量級】Apex Legends

Apex Legends/WQHD
画質:高
Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080
Apex Legends/WQHD
画質:高
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

条件をそろえるため、上の動画のように「アルティメット+射撃」が重なる高負荷シーンを使い、平均fpsと最低fpsを計測しました。

実戦では状況によってフレームレートが上下するため、数値は参考程度に見てください。

グラフィック設定
  • 【画質】高
 設定の詳細はこちら

グラフを見るとCore Ultra 7 270K Plusは、旧モデルの265KFから大きく進化しています。

ゲームに強いRyzen 7 9850X3D/9800X3Dと変わらないパフォーマンス。

ガチな対戦FPSゲーマーでも満足できる性能です。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

ゼンゼロ/4K
画質:高
Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080
ゼンゼロ/4K
画質:高
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

条件をそろえるため、上の動画のような戦闘パターンを再現し、平均fpsと最低fpsを計測しました。

敵の数によって多少の前後はあるものの、ほぼ最高負荷時のパフォーマンスと見てOKです。

グラフィック設定
  • 【画質】高

ゼンゼロは、CPUの違いがかなり出やすいタイトルです。フルHDから4KまでRyzen勢が強く、とくにX3D系が頭ひとつ抜けた結果になりました。

平均fpsだけでなく最低fpsも高めなので、瞬間的なカクつきが出にくいのがポイント。こういう部分が、そのまま体感のなめらかさにつながってきます。

Core Ultra 7 270K PlusはRyzen X3D系には負けるものの、265KFからしっかり性能が伸びており、立ち位置としてはRyzen 7 9700Xにかなり近い印象です。

高難度コンテンツまでがっつり遊ぶ人なら、Ryzen 7 7800X3D以上がおすすめ。

カジュアルに遊ぶだけなら270K Plusでまったく問題ありません。

【中量級】鳴潮(めいちょう)

鳴潮/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高/フレーム生成 ×2
Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080
鳴潮/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

鳴潮は、完全に同じ戦闘シーンを再現するのが難しいため、計測はソアーで固定ルートを高速飛行しているときの平均fpsと最低fpsを採用しました。

実際の戦闘シーンでのfpsの落ち込みについては、上の動画を参考にしてください。

設定は最高画質で4K/平均120fpsを安定して出すために、2倍フレーム生成を使用しています。

グラフィック設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【アップスケール品質】ウルトラクオリティー
  • 【レイトレーシング】高
  • 【フレーム生成】x2

結果としては、こちらもフルHDから4KまでRyzen勢が優勢でした。

Core Ultra 7 270K Plusも十分な性能ではあるものの、RTX 5080との組み合わせとして見ると、もう少し伸びてほしいと感じるのが正直なところです。

ちなみに、フレーム生成なしでも4Kでだいたい100fps前後は出ます。RTX 5080は素の描画性能だけでもかなり強く、やはり格の違うGPUです。

【中量級】ステラーブレイド

ステラーブレイド/4K
画質:とても高い
Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080
ステラーブレイド/4K
画質:とても高い
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

計測は上の動画のように、町中を30秒間ダッシュしたときの平均fpsと最低fpsを採用しました。

このゲームは激しい戦闘中でもダッシュ時とフレームレートはあまり変わらないので、グラフの数値は実戦時のプレイ感に近いものだと考えてOKです。

画質は最高設定。操作タイミングが重要なゲームなので、フレーム生成OFFで計測しています。

グラフィック設定
  • 【画質】とても高い
  • 【アップスケール品質】クオリティー
  • 【フレーム生成】なし

グラフを見れば分かるとおり、このゲームはRyzen X3D系と非常に相性が良く、フルHD〜4Kまで突き抜けたフレームレートを記録します。

Core Ultra 7 270K Plusは、Ryzen 7 9700Xに近いパフォーマンスでした。十分に高性能ではあるものの、X3D系と並べて見ると少し残念な結果です。

X3D系は最低fpsも高く、4Kでも100fps前後を安定して維持しやすいのが強み。なめらかさを優先するならX3D系が有利ですが、270K Plusでも快適に遊べる性能はしっかり持っています。

【中量級】ARC Raiders|アークレイダース

アークレイダース/4K
画質:エピック/レイトレ:エピック/フレーム生成 ×2
Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080
アークレイダース/4K
画質:エピック/レイトレ:エピック/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

このゲームは完全に同じ戦闘パターンを再現できないので、上の動画のように練習場内をダッシュしている場面を使い、平均fpsと最低fpsを計測しました。

戦闘中は少しフレームレートがブレるものの、基本的には移動がメインとなるゲームです。この計測方法でも実際のプレイ感を把握するには十分参考になると思います。

画質は最高設定。PvP重視の人向けにフレーム生成OFFでWQHD/120fps以上、探索やPvEをメインに遊ぶ人向けには、フレーム生成x2で4K/165fpsを狙った設定としています。

グラフィック設定
  • 【画質】エピック
  • 【アップスケール品質】品質重視
  • 【レイトレーシング】エピック
  • 【フレーム生成】「なし」と「x2」

結論として、このタイトルではCPUの違いが大きく出ませんでした。270K PlusはRyzen X3D系とほぼ互角の数値を記録しています。

ちなみに、画質を落とせばGPUの負荷が下がって、CPUパワーの差が出てくる可能性はあります。ただ、RTX 5080で低画質設定にする――そんな屈辱くつじょく的な勇気が出ず、今回はそこまでの検証はしていません。

どのCPUを選んでも快適に遊べます。

【重量級】バトルフィールド6

Battlefield 6/4K
画質:最高
Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080
Battlefield 6/4K
画質:最高
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

このゲームも完全に同じ戦闘シーンを再現できないため、上の動画のように爆撃の中をダッシュしている場面を使い、平均fpsと最低fpsを計測しました。

マップや戦闘パターンによってフレームレートは大きく動くので、あくまで目安として参考にしてください。

画質はマルチプレイを想定し、最高+フレーム生成OFFで4K/120fpsを狙った設定にしています。

グラフィック設定
  • 【画質】最高
  • 【アップスケール品質】バランス
  • 【フレーム生成】なし

グラフを見ると、GPU負荷の少ないフルHDでCPUパワーの差が見えるものの、WQHD、4Kと解像度が高くなるにつれ差が少なくなります。

RTX 5080を活かした4K/最高画質での運用なら、270K PlusとRyzen X3D系で体感差はほとんどありません。CPU性能よりも、解像度やグラフィック設定の重さがフレームレートを左右しやすいタイトルです。

【重量級】モンスターハンターワイルズ

モンハンワイルズ/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高/フレーム生成 ×2
Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080
モンハンワイルズ/4K
画質:ウルトラ/レイトレ:高/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

このゲームも同じ戦闘パターンを再現できないので、セクレトに乗って固定ルートを走ったときの平均fpsと最低fpsを採用しました。

場所・敵・戦闘パターンによってフレームレートは変動します。上の動画のフレームレートは参考程度に見てください。

画質は最高設定。操作レスポンスを重視したガチハンター向けのフレーム生成OFFと、美しい映像をまったり楽しみつつ4K/120fpsを狙ったフレーム生成x2、この2パターンで計測しました。

グラフィック設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【レイトレーシング】高
  • 【フレーム生成】「なし」と「x2」

結果として、フルHDとWQHDではRyzen X3D系の強みが出ますが、RTX 5080が本領を発揮する4Kではほぼ横並びです。

  • 上の動画だとRyzen 7 9850X3Dの方が高いフレームレートですが、同じ場所、同じ敵、同じ戦闘パターンであれば、ほとんど同じフレームレートになるはず。

理由としては4K/最高画質だとGPUの負荷が高すぎて、CPUに仕事が回らないってところでしょうか。(GPU側にボトルネックが発生している)

WQHDまででガッツリやり込むハンターならRyzen X3D系が有利。

4Kでまったり遊ぶなら、270K Plusを含めどのCPUを選んでも十分快適に楽しめます。

【重量級】サイバーパンク 2077

サイバーパンク2077/4K
画質:レイトレオーバードライブ/フレーム生成 ×2
Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080
サイバーパンク2077/4K
画質:レイトレオーバードライブ/フレーム生成 ×2
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

このゲームも完全に同じ戦闘パターンを再現するのは難しいので、バイクに乗って固定ルートを走ったときの平均fpsと最低fpsを計測しました。

戦闘時のフレームレートは、上の動画を参考にしてください。

画質はパストレーシングを使った最高設定。2倍フレーム生成を使って4K/120fpsを狙った設定です。

グラフィック設定
  • 【画質】レイトレーシング オーバードライブ
  • 【アップスケール品質】自動
  • 【フレーム生成】x2

こちらも結果は横並びです。

パストレーシングのような極重設定ではGPUがネックになるため、CPUの性能差はほぼ消えます。

どのCPUを選んでも快適に遊べます。

【重量級】アサシンクリード シャドウズ

アサクリシャドウズ/4K
画質:最高/フレーム生成 ×3
Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080
アサクリシャドウズ/4K
画質:最高/フレーム生成 ×3
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

このゲームも完全に同じ戦闘パターンを再現するのは難しいので、フィールド内をダッシュした際の平均fpsと最低fpsを計測しました。

場所・敵・戦闘パターンによってフレームレートは変動します。上の動画のフレームレートは参考程度に見てください。

フレーム生成必須の重量級ゲームです。画質は最高設定で、フレーム生成は安定感重視のx2と、4K/120fpsを狙ったx3の2パターンで計測しました。

グラフィック設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】全体的に拡散+反射
  • 【アップスケール品質】クオリティー
  • 【フレーム生成】「x2」と「x3」

グラフィックにこだわった重量級タイトルでは、全CPU横並びに近い結果です。

どのCPUを使っても快適に遊べます。

ちなみに、フレーム生成 x3ではWQHDと4Kに差はほぼ出ませんでした。CPUかGPUのどちらかにボトルネックが発生しているのが原因と考えられます。

【重量級】ボーダーランズ4

ボーダーランズ4/4K
画質:バッドアス/フレーム生成 ×3
Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080
ボーダーランズ4/4K
画質:バッドアス/フレーム生成 ×3
Ryzen 7 9850X3D+RTX 5080

このゲームも完全に同じ戦闘パターンを再現できないため、ビークルに乗って固定ルートを走行したシーンの平均fpsと最低fpsを計測しました。

戦闘中のフレームレートの落ち具合は、上の動画を参考にしてください。

こちらもフレーム生成必須の重量級ゲームで、画質は最高設定、フレーム生成は安定感重視のx2と、4K/120fpsを狙ったx3で計測してます。

グラフィック設定
  • 【画質】バッドアス
  • 【アップスケール品質】品質重視
  • 【フレーム生成】「x2」と「x3」

こちらも結果は横並びでした。

グラフィックにこだわった重たいゲームでは、最高画質にするとGPU側の負荷が最大になり、CPUの差が出にくくなります。

どのゲームでCPU性能の差が出るかは、実際に遊んでみないと分からないのが悩ましいところです。

ゲーム性能のまとめ

まずは、10ゲーム分のフレームレートを合算した結果を見てください。

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。

同じグラフィックボードを使用しているにもかかわらず、CPUの違いでパフォーマンスは変わります。

今回もっとも高い性能を示したのは、Ryzen 7 9850X3Dでした。

そのほかのCPUとのパフォーマンス差は、こちらをご覧ください。 ↓

良い X イマイチ

CPU平均fps
性能差
最低fps
性能差
Ryzen 7 9850X3D基準値基準値
Ryzen 7 9800X3D-0.7%-2.9%
Ryzen 7 7800X3D-3.4%-6.1%
Core Ultra 7 270K+-8.7%-7.7%
Ryzen 7 9700X-8.4%-12.2%
Core Ultra 7 265KF-13.0%-13.5%

正直、平均fpsだけを見れば、RTX 5080のパワーがあればどのCPUでも普通に遊べます。

ただ、本当に見るべきなのは最低fpsです。ここが低いと、一瞬ガクッと落ちる場面が出やすく、体感のなめらかさにも直結します。

X3D系は最低fpsのふんばりが強いCPUで、フレームレートが落ち込みにくく、狙ったfpsを維持しやすいのが強みです。

とはいえ、すべてのゲームでX3Dが圧勝するわけではありません。グラフィック重視のAAAタイトルを最高設定で動かすと、負荷はほぼGPU側に寄るので、CPU差は出にくくなります。

逆に、「ゼンレスゾーンゼロ」や「ステラーブレイド」のような中量級タイトルでは、4KでもX3Dの強みがかなりはっきり出ました。

こういったゲームでは、平均fpsの高さよりも、どれだけ落ち込まずに張り付けるかが重要です。

Core Ultra 7 270K PlusはRyzen 7 9700X以上、7800X3D以下といった感じ。個人的には「なかなか良い性能」だと思います。

最低fpsはX3D系に一歩譲るものの、ゲーム性能は十分に高く、タイトルによってはRyzen X3D系を上回ることもありました。

さらに、このあと見るクリエイティブ性能まで含めると、Core Ultra 7 270K Plusはかなり完成度の高いバランス型CPUと言えます。ゲームだけでなく、映像編集や各種作業まで1台で幅広くこなしたい人にとって、最有力な選択肢になるでしょう。

結論として、ゲーム最優先ならRyzen X3D系が本命。ゲームも作業も1台で広くこなしたいなら、Core Ultra 7 270K Plusはかなり面白い選択肢です。

クリエイティブ性能チェック

クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。

当サイトでは、上記のようなヘビークリエイター向けベンチマークではなく、ゲームをメインに、動画・写真編集をサブで行うユーザーを想定。

CPUの違いで、実際の作業時間がどれくらい変わるのかを基準に比較しました。

動画エンコード(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。

RTX 5080を使ったエンコードはCPU 15〜20%、GPU 50%くらいの配分で動作。

パワーに余裕があるからなのか、Premiere ProではCPUもGPUもフル稼働しない状態でした。

  • 組み合わせるGPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります

4Kエンコード

YouTube 2160p 4KUHD

↑どのCPUを使っても10分の実時間より速く処理できます。

Core Ultra 7 270K Plus/265KFが最速ですけど、他のCPUとの差はごくわずか。体感で違いが分かるレベルではありません。

フルHDエンコード

YouTube 1080p FHD

↑今でも主流のフルHDエンコードは負荷が少ないので、速攻で処理が終わります。

Core Ultra 7 270K Plusがベストですけど、他のCPUとは誤差レベルと言っていい結果でした。

写真編集(Lightroom Classic:AIノイズ除去+RAW現像)

写真編集では、1日分の撮影から厳選した10枚を仕上げるケースを想定しています。

まずは編集の手始めとして、お気に入りの10枚にAIノイズ除去を一括で適用し、処理が完了するまでの時間を計測しました。

なお、RAWデータは約2400万画素(6000 x 4000)です。

AIノイズ除去

適用量:50

AIノイズ除去はCPU 5%、GPU 95%くらいのパワー配分で動作。

ほとんどGPUが処理するので、CPU違いによる差は非常に少ないです。

最速はRyzen 7 9850X3Dでしたが、Core Ultra 7 270K Plusとは誤差レベル。体感できるほどの速度差はありません。

どのCPUを選んでもサクサク処理できます。

次に、ノイズ除去後の写真をJPEGとして書き出した場合の処理時間を確認します。

個人の趣味レベルの作業では1枚ずつ書き出すことが多いものの、1枚だとあっという間に終わってしまい、差が分かりません。

そこで本検証では、あくまで比較用として、10枚をまとめてJPEG書き出しし、CPUごとの処理時間の違いを見ています。

RAW現像 10枚

約2400万画素

書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
カラースペースsRGB
画質100
サイズ調整なし

RAW現像はCPU 65~80%、GPU 10%くらいの配分で動作。この処理は完全にCPUヘビーです。

最速だったのはCore Ultra 7 270K Plus。RAW現像のようなCPUヘビーな処理では、多コアと高クロックの強さがしっかり出ました。

もっと重たい処理をかければ、差はさらに開いていくはずです。

ただ、今回のような単純な現像なら、1枚あたり約0.5~0.7秒。どのCPUでも体感はほぼ一瞬で、正直ストレスはありません。

クリエイティブ性能のまとめ

体感的にいちばんキビキビ動いていると感じたのはCore Ultra 7 270K Plusで、次点がRyzen 7 9850X3Dでした。

今回の検証は、「ゲームがメインで、たまに映像編集もする」くらいの使い方を想定しています。このレベルなら、どのCPUを選んでも実用面で困ることはなく、普通にサクサク作業できます。

その中でも、Core Ultra 7 270K Plusはクリエイティブ性能が一段高め。編集やエンコードを日常的にこなす人なら、その強みをしっかり実感しやすいはずです。

映像作品を本気で作り込むようなヘビーな使い方まで視野に入れるなら、Core Ultra 7 270K Plusはかなり有力な選択肢になります。

一方で、ゲーム中心で考えるなら、ここは決定打になるほどの差ではないと感じました。

ライブ配信チェック

サイバーパンク2077をOBS StudioとVTube Studioを使ってアバター合成しながらTwitchにライブ配信テストをしました。

なお、すべての環境で同一の負荷を掛けるため、ゲーム内のベンチマークモードで計測しています。

4K/最高画質でゲームしつつ、フルHDにダウンスケールして60fpsで配信というイメージです。

  • 配信アプリの設定やバージョン、ゲームによって変動します。参考値として見てください。
OBS/VTube Studioの設定はこちら
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
レート制御CBR
ビットレート6000 Kbps

その他の設定はデフォルトです。

まず、今どきの配信はGPUのエンコード機能(NVENC)が使えるので、CPUの依存度は非常に低いです。

配信もしたいからCPUも高性能じゃないとダメってことはありません。

とはいえ、配信するとフレームレートは少し落ちます。高fpsが重要なゲームであれば、RTX 5080でも画質を少し調整する必要はあるでしょう。

どうしても高解像度・高フレームレートにこだわるなら、キャプチャーユニット+配信専用PCを使った「2PC配信」にして負荷を分散させる方法もあります。

2PC構成ならゲーム側のフレームレート低下はゼロ。配信も安定するので、無理に1PC配信にこだわる必要はありません。

こだわりたい人はキャプチャーユニットなどを使って2PC配信にしよう!

消費電力チェック

各CPU+RTX 5080を使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD~4K
エンコード
4K
動画視聴
Hulu
Core Ultra 7 270K+420-445W260-280W80-85W
Core Ultra 7 265KF405-440W240-260W75-80W
Ryzen 7 9850X3D395-430W245-275W70-75W
Ryzen 7 9800X3D385-420W240-255W75-80W
Ryzen 7 7800X3D350-400W225-240W75-80W
Ryzen 7 9700X390-430W250-270W80-85W

Core Ultra 7 270K Plusは、今回比較したCPUの中で最も消費電力が高い結果でした。先代の265KFと比べても、消費電力はやや増えています。

ただし、そのぶん性能もしっかり伸びているので、個人的には十分納得できる範囲です。

ライバルのRyzen 7 9850X3Dや9800X3Dと比べると、270K Plusは消費電力で少し不利。ただ、差はそこまで大げさではなく、個人的には誤差に近い印象でした。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。

システム環境やゲームによって消費電力は変動するので、目安として参考にしてください。

▼参考までに、一般的な家電との比較はこちら。

電気ストーブ300~600W
炊飯器300~500W
食洗機450~700W
オーブントースター450W

中出力クラスの暖房系家電よりも少し低い消費電力です。

▼電気代の目安(Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080/ゲーム時の最大445Wで計算)

1時間8.9円
3時間26.7円
5時間44.5円
8時間71.2円
1ヶ月
1日8時間x30日
2,136円
(筆者の契約)第一段階・1kWh=約20円で計算

RTX 5080を使ったハイエンド構成でも、「電気を食いまくる」という印象はありません。

もちろん最大値はそれなりに伸びます。ただ、常に445Wに張り付くけではなく、平均的にはもう少し低い水準で動きます。

消費電力は遊ぶゲームや作業内容によって変わるので、詳細な比較は難しいのですが、少なくとも体感としては“性能に見合った消費電力”という印象です。

CPU温度チェック|水冷と空冷どっち?

各CPUの動作温度をチェックしました。

すべて「サイドフロー空冷」とオープンフレームケースを使った計測値です。

瞬間最大温度

スクロールできます
CPUベンチマーク
PassMark
ゲーム
4K
エンコード
4K
Core Ultra 7 270K+97℃79℃72℃
Core Ultra 7 265KF85℃77℃61℃
Ryzen 7 9850X3D95.0℃77.1℃67.1℃
Ryzen 7 9800X3D95.4℃76.4℃52.4℃
Ryzen 7 7800X3D75.9℃69.9℃63.1℃
Ryzen 7 9700X75.5℃67.4℃69.1℃

※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度

まずは「瞬間最大温度」から見ていきます。

各CPUの上限温度は、Core Ultra 7が105℃、Ryzen 7 9850X3D/9800X3D/9700Xが95℃、7800X3Dが89℃です。

ここで示しているのは、CPUごとに設計上定められている最大許容温度のこと。温度がこの値に近づくと自動的に出力を抑える機能が働くため、数値を見て過度に心配する必要はありません。

Ryzen 7 9850X3Dと9800X3Dは、CPUベンチマークのみ瞬間的に上限温度の95℃まで上がります。ただ、CPUベンチマークは日常的に行うものではないので、数値はあくまで目安として見ればOKです。

Core Ultra 7 270K PlusはCPUベンチマークだと高めに見えるけど、仕様の範囲内なので問題ありません。

日常運用で負荷の高いゲームとエンコードでは、どのCPUも上限温度を大きく下回る範囲でした。

平均温度

スクロールできます
CPUベンチマーク
PassMark
ゲーム
4K
エンコード
4K
Core Ultra 7 270K+67℃67℃61℃
Core Ultra 7 265KF57℃58℃47℃
Ryzen 7 9850X3D75.2℃67.2℃52.4℃
Ryzen 7 9800X3D71.7℃62.1℃47.5℃
Ryzen 7 7800X3D63.0℃60.7℃48.3℃
Ryzen 7 9700X67.9℃60.7℃56.0℃

※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度

次に、「平均温度」をチェックします。ここで上限値に近い状態だと注意が必要。

Core Ultra 7 270K Plusのゲーム中の平均温度は67℃で、9850X3Dや9800X3Dよりやや低めでした。発熱の面でも、かなり扱いやすいCPUだと思います。

とはいえ、今回比較したCPUはいずれも設定された上限温度の範囲内で動作していました。

そのため、どのCPUを選んでも、オーバークロックのようなマニアックな使い方をしない限り、温度面で心配する必要はありません。

Core Ultra 7 270K PlusのCPUクーラーは、ミドルタワー以上のケースであればサイドフロー空冷で十分です。

一方、ミニタワーやMini-ITXケースのように内部スペースが限られる環境では、水冷クーラーをおすすめします。

ポイントはケース内の容量です。内部が狭いと、グラボが排出した熱をCPUクーラーが吸い込みやすくなり、冷却効率が下がります。

また、270K PlusはCPU設定を細かく調整できるので、オーバークロックや電力制限解除で定格以上の性能を引き出すなら、280mm以上の水冷クーラーを選んだほうが安心です。

▼CPUクーラー選びの基本的なポイントは、以下の関連記事も参考にしてください↓

【まとめ】Core Ultra 7 270K PlusとRTX 5080の構成について

まとめると、こんな感じです。

RTX 5080まとめ

  • 現実的なハイエンドGPU
  • 4K/最高画質で120fps以上を狙える
  • フルHD/WQHDでは性能を持て余しやすい

Core Ultra 7 270K Plusまとめ

  • インテルCPUならコレ一択
  • GPUの性能をしっかり引き出せる
  • クリエイティブ性能も良い
  • CPU設定をいじるマニアな人
  • ゲーム目的だとコスパは「普通」
  • ゲーム目的ならRyzen X3Dのほうが良い

RTX 5080については価格こそ高めですが、現実的なハイエンドGPUとして満足度は非常に高いです。4K/最高画質で120fps超えを余裕で狙えます。

次世代モデルはまだ先になりそうなので、今買って長く使い続けられるのも魅力のひとつです。

フルHDでは完全にオーバースペック、WQHDでも持て余し気味。ウルトラワイド〜4K環境で使ってこそポテンシャルが発揮されます。

Core Ultra 7 270K Plusについては、RTX 5080と組み合わせる場合、「なかなか良い」CPUです。少なくとも、2026年にインテルCPUを選ぶならコレ以外は全部ハズレと思ってください。

特に、オーバークロックや電力制限解除、Intel BOTなど、CPU設定をいじり倒したいマニアにとっては、久しぶりの大当たりCPUです。

価格は人気や在庫状況によって変わりますが、2026年4月時点では、ゲームに強いRyzen 7 9800X3Dと大差ありません。自分の使い方に合うかどうかは、しっかりチェックしたほうがよいでしょう。

ゲーム中心で、ネット閲覧などの普段使い、配信、たまに映像編集といった使い方ならRyzen 7 9850X3D/9800X3Dのほうが良いです。

一方で、映像編集やエンコードなどクリエイティブ系の作業が多いなら、Core Ultra 7 270K Plusの強みが活きます。

ゲーム最優先ならRyzen、ゲームも作業もバランスよくこなしたいならCore Ultra 7 270K Plus。この基準で考えると、自分に合うCPUを選びやすいでしょう。

以上、参考になれば幸いです!

使用したグラフィックボードはこちら↓

↑シンプルで派手すぎないグラボです。

Core Ultra 7 270K Plus+RTX 5080のBTOゲーミングPC

ここまでの解説を踏まえて、おすすめのPCをご紹介します。

かんたんお宝PC検索

検索してサクっとお宝PCを見つけよう!

【セール中】フロンティア GHL

CPUCore Ultra 7 270K Plus
GPURTX 5080
CPUクーラー
解説
水冷
240mm RGB
メモリ
解説
32GB
DDR5
ストレージ
解説
2TB
Gen 4 NVMe
M.2スロット数
解説
3個(空き2)
マザーボード
解説
B860チップセット
ATX
高さ x 幅 x 奥行
解説
500 x 230 x 465
ミドルタワー
電源
解説
1000W
80PLUS PLATINUM
ネットワーク有線:5Gbps
無線:Wi-Fi 6E
サポート
価格429,980円
ポイント
  • 高性能CPU
  • 大容量メモリ
  • 大容量ストレージ
  • 拡張性が高い
  • Wi-Fi標準搭載
  • 白と黒から選べる

フロンティアのCore Ultra 7 270K Plus+RTX 5080なセール品です。

ゲームもクリエイティブ作業も幅広くこなせる高性能CPUに加え、LEDてんこ盛り、32GBメモリ、2TBストレージ、Wi-Fi/Bluetooth対応、さらにNVMe SSD増設用の空きM.2スロット×2まで備えた文句なしの構成。

ゲーム用途はもちろん、動画編集や配信なども含めてマルチに活用したい人にぴったりのハイエンドモデルです。

\4月24日までのスペシャル価格/

全部入りのハイエンドマシン!

その他のRTX 5080搭載PCはこちら↓

ryzen7 rtx5080

PCパーツ・自作PCの基礎知識

おすすめゲーミングPC検索

更新:2026年4月17日

のお宝PCがあります

スマホはスクロールできます→

価格GPUCPUメモリストレージメーカーおすすめフルHDWQHD4K光る光らない標準中型小型空冷水冷Wi-FiM.23年保証サポート納期レビュー
144980円RTX 5050Core i5-14400F16GB1TBドスパラ111111111
165800円RTX 5050Ryzen 7 5700X32GB1TBフロンティア111111
168980円RTX 5060Ryzen 7 770016GB500GBドスパラ111111111
169800円Ryzen Z2 Ex24GB1TBASUS11111111
179800円RTX 5060Ryzen 7 5700X32GB1TBフロンティア111111
189800円RTX 5060Ryzen 7 5700X32GB1TBOZgaming11111
199800円RX 9060 XT 16GBRyzen 7 5700X32GB1TBフロンティア111111
199800円RX 9060 XT 16GBRyzen 7 5700X32GB1TBフロンティア11111111
208980円RX 9060 XT 16GBRyzen 7 770016GB500GBドスパラ111111111
218980円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 770016GB500GBドスパラ1111111111
219800円RTX 5060Ryzen 7 5700X16GB1TBマウス111111111
232980円RTX 5070Ryzen 7 770016GB500GBドスパラ11111111111
249800円RX 9060 XT 16GBRyzen 7 770016GB1TBマウス111111111
254980円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 770016GB500GBドスパラ11111111
255980円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 7800X3D16GB500GBドスパラ111111111
259980円RX 9060 XT 16GBRyzen 7 770032GB1TBツクモ1111111111
259980円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 770032GB1TBツクモ11111111111
268980円RTX 5070Ryzen 7 770016GB500GBドスパラ111111111
269800円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 5700X16GB1TBマウス1111111111
269980円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D16GB500GBドスパラ1111111111
284800円RTX 5070Ryzen 7 9700X32GB1TBフロンティア111111111
292800円RTX 5070Ryzen 7 9700X32GB1TBフロンティア111111111
299800円RTX 5070Ryzen 7 770016GB1TBマウス11111111
299800円RTX 5070Core Ultra 7 270K+32GB1TBフロンティア111111111
299990円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 770032GB1TBツクモ11111111111
299990円RTX 5070Ryzen 7 770032GB1TBツクモ11111111111
304800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D16GB1TBマウス1111111111
309800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB1TBOZgaming111111111
315800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB1TBフロンティア11111111
319980円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ111111111
324800円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア111111111
329980円RTX 5070Ryzen 7 9700X32GB1TBツクモ1111111111
329980円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ11111111111
339800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB1TBOZgaming11111111
344800円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア111111111
349980円RTX 5070Ryzen 7 9800X3D32GB1TBツクモ1111111111
364800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア111111111
369800円RTX 5070 TiCore Ultra 7 270K+32GB2TBフロンティア111111111
394900円RX 9070 XTRyzen 7 9700X32GB1TBマウス1111111111
399715円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB2TB日本HP111111111
399980円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ11111111111
405800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBOZgaming111111111
414800円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア111111111
419800円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB1TBマウス1111111111
419800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBOZgaming111111111
429980円RTX 5080Core Ultra 7 270K+32GB2TBフロンティア11111111
459800円RTX 5080Ryzen 7 9850X3D32GB2TBフロンティア11111111
459980円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ111111111
474800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB2TBフロンティア111111111
479980円RTX 5070 TiRyzen 7 7800X3D32GB1TBドスパラ111111111
483414円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB2TB日本HP1111111111
504980円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBドスパラ111111111
585714円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D64GB2TB日本HP111111111

条件を変えてください

CPUとGPUの組み合わせをチェック!
よかったらシェアしてね!
目次