Ryzen 7 5700XとRTX 5060のゲーム性能ベンチマークとフレームレート比較

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BTOパソコンによくある以下の構成で、「ゲーム性能」「クリエイティブ性能」「ライブ配信性能」「消費電力」を比較しました。

  • Ryzen 7 5700X + RTX 5060
  • Ryzen 7 7700 + RTX 5060
  • Core i7-14700F + RTX 5060
  • Core i5-14400F + RTX 5060

CPUの違いによるパフォーマンスの差も分かるので、ゲーミングPCの購入や、自作PCの構成を検討している人は参考にしてください。

この記事ではRyzen 7 5700Xに注目して解説します!

最初に結論を言うと、Ryzen 7 5700X+RTX 5060の構成はコスパ重視の人なら問題なし。

いつかパーツを入れ替えるなど、将来のアップグレードまで考えている人はヤメた方が良いです。

使い方と予算感は人それぞれなので、「Ryzen 7 5700Xで問題ないか」の判断材料にしてください。

すぐにゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓

CPUとGPUの組み合わせをチェック!

現行・主流モデルから、当サイトで実機検証したCPU/GPUのみ選べます。

▶ CPUとGPUのバランスって何? 図でわかりやすく解説

目次

【重要】RTX 5060のデメリットについて

RTX 5060はビデオメモリ(VRAM)の容量が少ないので、グラフィックにこだわったゲームはフルHDでも画質をかなり落とさないと快適に遊べません。

安いからといって飛びつくと、人によっては「思ってたんと違った(泣)」なんてことも。

自分のゲームスタイルと合っているか必ずチェックしてください。

こんな遊び方ならOK
  • Apex Legendsなど軽めのeスポーツ系がメイン
  • 画質よりもフレームレート重視
  • レトロゲームやインディーゲームが好き
  • スマホゲームのPC版を遊びたい人
    → 鳴潮、ゼンレスゾーンゼロなど基本プレイ無料ゲームはOK
こんな遊び方はダメ!
  • 最新の大作ゲームを高画質でじっくり楽しみたい
  • WQHDや4Kなどの高解像度モニターを使っている
  • 画質は絶対に妥協したくない!
  • オープンワールドやレイトレーシング対応タイトルをよく遊ぶ

心配な人はRTX 5060 Ti 16GB、またはRTX 5070を選んでください。

RTX 5060とRTX 5060Ti 8GB/16GB、RTX 5070の比較はこちらをチェック↓

安物買いの銭失いにならないように!

CPU性能をざっくり比較

青:劣っている

スクロールできます
Ryzen 7
5700X
Ryzen 7
7700
Core i7
14700F
Core i5
14400F
世代Zen 3Zen 4第14第14
ソケットAM4AM5LGA1700LGA1700
Pコア数8886
Eコア数124
ベースクロック3.4GHz3.8GHz2.1GHz2.5GHz
ブーストクロック4.6GHz5.3GHz5.4GHz4.7GHz
L3キャッシュ32MB32MB33MB20MB
熱設計電力65W65W65W65W
発売開始年月2022年4月2023年1月2024年1月2024年1月
販売開始価格42,800円53,800円61,800円34,800円
実売価格
2025年5月調査
26,000円42,800円48,980円20,780円
実売価格は変動するので参考程度にしてください

Ryzen 7 5700Xは価格が安いわりに8コアでパワーもそこそこあるのが特徴。

発売から時間が経つものの、なかなかコレを上回る高コスパCPUが出てこないので、いまだに売れ続けている「不滅のCPU」です。

Core i5より少しだけ高い価格なのに、Core i7に近いパフォーマンスで動作するのも見逃せないポイント。

とはいえ、弱点もあります。

詳しくは後述するデメリットの項目を参考にしてください。たぶん、コスパ重視の人なら問題ないと思います。

ちなみに、最近のインテルCPUはEコア(高効率コア)を持ってますが、正直なところ、何に役立っているのかイマイチ実感しづらいです。裏方としてコツコツ働いてると思われますが、ゲーム中心で使うならEコアなしのRyzenでもまったく問題ありません。

CPUベンチマーク

PassMark CPU Benchmarks

  1. 45728
  2. 43898
  3. 38953
  4. 35898
  5. 35053
  6. 34962
  7. 34657
  8. 32575
  9. 31603
  10. 28758
  11. 28542
  12. 28130
  13. 24713

CPUの総合性能を評価する「PassMark」のスコアです。CPU末尾の「K」とか「F」って何?

グラフに記載してあるCPUはすべて当サイトで所有しているものを使い、電力設定をBTOパソコンと同じ「定格」にして計測しました。

グラフだけで判断するとCore Ultra 7 265Fが飛び抜けて良く見えるけど、CPUベンチマークと実運用のパフォーマンスは大きく変わるので参考程度にしてください。

特にインテルCPUは「ベンチ番長」な傾向があって、あまりアテにならないです。

CPUベンチマークというのはCPUリソースを100%使い切る「非現実的な意地悪いじわるテスト」で、基本的に最新世代でコア数が多いほど良いスコアになります。

ただ、ゲームや動画編集といった一般用途では、すべてのリソースを使い切ることはまずありません。

なので、CPUベンチマークスコアだけで性能を判断するのは、ヤメた方が良いでしょう。

Ryzen 7 5700Xはショボい性能に見えますが、実際に使ってみるとゲームではCore i7-14700Fとほぼ同じパフォーマンスで動作するのがポイントです。

  • ゲームや動画編集などはCPUとGPUが共同して処理をします。CPUベンチマークのようなCPU単独で完結する処理は現実的にはほとんど無いので、ベンチマークスコアと実パフォーマンスは一致しません。

Ryzen 7 5700Xのデメリット

Ryzen 7 5700Xは古い世代のCPUなので気になる点があります。

具体的には、CPUのアップグレード手段がほぼ終了していること。

Ryzen 7 5700Xは「ソケットAM4」という規格のもとに作られていて、すでに末期モデルです。

ソケットAM4
CPUを挿した状態

現在の主流は「ソケットAM5」で、ソケットAM4のCPUは2024年11月まで新製品が開発&発売されてたけど、今後の拡張やアップグレードを考えると将来性はありません。

ソケットAM5/こちらが最新規格
CPUを挿した状態

いつか最新のCPUに乗せ換えてパワーアップしたい!と考えている人はマザーボードやメモリなど、ほぼ丸ごと交換する必要があるので注意。

また、将来もっと高性能なグラフィックボードに交換すると、CPU性能が足を引っ張って本来のゲーム性能が出ません。

とはいえ、そんなマニアックなことをしない!とか、最後まで使い切る予定の人にとってデメリットは無いです。

検証用PCのスペック

スクロールできます
Ryzen 7
5700X
Ryzen 7
7700
Core
i7-14700F
i5-14400F
ケースCooler Master
CM690Ⅲ
長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
マザーボードASRock B550
Phantom Gaming 4
ASUS TUF GAMING
B850M-WIFI
レビュー
MSI B760I
EDGE WIFI
レビュー
CPUクーラー空冷
Scythe 虎徹 MarkⅡ
空冷
AINEX SE-224-XTS
GPUGIGABYTE
GV-N5060WF2-8GD
メモリ32GB
DDR4-3200
32GB
DDR5-4800
32GB
DDR4-3200
ストレージ2TB
電源850W

基本的にめっちゃ高価なパーツは使っていません。

電源容量はRTX 5060の場合、550WあればOKです。

ゲーム性能とボトルネック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽量級】勝利の女神 NIKKE
  • 【軽・重量級】フォートナイト
  • 【軽量級】Apex Legends
  • 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
  • 【中量級】鳴潮
  • 【中量級】FF14黄金のレガシー
  • 【中量級】ストリートファイター6
  • 【中量級】パルワールド
  • 【中量級】エルデンリング
  • 【重量級】Call of Duty Black Ops 6
  • 【重量級】モンスターハンターワイルズ
  • 【重量級】黒神話 悟空
  • 【重量級】STALKER 2
  • 【重量級】サイバーパンク2077
  • 【重量級】アサシンクリード シャドウズ

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
Apex Legends
VALORANTなど
FPSゲーム
120fps〜
中量級ゼンレスゾーンゼロ
鳴潮(めいちょう)
ステラーブレイドなど
アクションゲーム
120fps〜
重量級モンスターハンターワイルズ
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
レイトレーシング対応ゲーム
80fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。

【軽量級】勝利の女神 ニケ

設定
  • 【画質】高
  • 【アンチエイリアシング】x 4

戦闘中の平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 60fps
  2. 60fps
  3. 60fps
  4. 60fps

WQHD

  1. 60fps
  2. 60fps
  3. 60fps
  4. 60fps

フレームレート上限が60fpsなゲームです。激しいシーンでも60fpsに張り付き状態。

基本的にスマホで遊べる基本プレイ無料ゲームはRTX 5060なら楽勝と思って良いです。

【軽・重量級】フォートナイト

設定
  • 【画質1】最高+レイトレON
  • 【画質2】パフォーマンス
  • 【DLSS】バランス

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(移動・建築・戦闘を含む)

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 84fps
  2. 85fps
  3. 81fps
  4. 81fps

WQHD

  1. 64fps
  2. 65fps
  3. 63fps
  4. 63fps

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

「最高画質」だとCPU違いによるフレームレートは誤差レベルです。

基本的に画質を上げるとGPUの負荷が高くなってCPUに仕事が回らず大きな差は出ません。(GPU側にボトルネック発生)

グラフィックの軽い競技向けの「パフォーマンス画質」だと、GPUの負荷が下がってCPUパワーの差が出るようになります。

Ryzen 7 5700XはCPUの価格が安いわりにCore i7に近いパフォーマンス。

こういった競技性の高いゲームは画質を落とす人が多いので、対戦FPSゲームが好きな人はRyzenかCore i7が良いでしょう。

カジュアルに楽しむ人なら、どのCPUを選んでも十分なスピードが出ているので問題ありません。

【軽量級】Apex Legends

フルHD/高負荷時/170fps
設定
  • 【画質】ほぼ「高」設定
 設定の詳細はこちら

射撃場で固定ルートをダッシュした時の平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 294fps
  2. 295fps
  3. 294fps
  4. 286fps

WQHD

  1. 221fps
  2. 219fps
  3. 222fps
  4. 216fps

同じ戦闘パターンを再現できないので、射撃場内をダッシュした時のフレームレートを計測しました。

微妙にCore i5が低いスコアだけど、どのCPUを使っても十分なパフォーマンスです。

参考までに、「スモーク+ウルト+射撃」のフレームレートはフルHD/170fpsくらいでした。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

フルHD/高負荷時/97fps
設定
  • 【画質】高

適合トレーニングで戦闘時の平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 235fps
  2. 253fps
  3. 237fps
  4. 182fps

WQHD

  1. 186fps
  2. 196fps
  3. 189fps
  4. 173fps

同じ戦闘パターンを再現するため、アンビーの通常攻撃のみで20秒間の平均フレームレートを計測しました。

CPUパワーに依存するゲームで、Core i5はフルHDでRTX 5060の性能を引き出せてません。

Ryzen 7 5700Xは価格の高いCore i7に近いパフォーマンス。

激しい戦闘シーンでは瞬間的にフルHD/100fpsくらいまで落ちるけど余裕で遊べます。

【中量級】鳴潮(めいちょう)

フルHD/高負荷時/126fps
設定
  • 【画質】グラフィック優先
  • 【レイトレーシング】高
  • 【フレーム生成】オン
  • 【アップスケーラー】デフォルト

ソアーで固定ルートを飛行中の平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 123fps
  2. 132fps
  3. 128fps
  4. 121fps

WQHD

  1. 94fps
  2. 99fps
  3. 98fps
  4. 96fps

同じ行動パターンを再現するため、ソアーで高速飛行中のフレームレートを計測しました。

レイトレーシングONにすると少し重くなりますが、最高設定でも普通に遊べます。

少しCPUパワーの差が出るけど、体感で違いが分かるほどではありません。

動きの激しい戦闘中でもフルHD/110~160fpsくらいで遊べる十分な性能です。

【中量級】FF14 黄金のレガシー

設定
  • 【画質】最高品質
  • 【アップスケール】DLSS
  • 【フレームレートしきい値】常に適用

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 172fps
  2. 174fps
  3. 180fps
  4. 163fps

WQHD

  1. 135fps
  2. 137fps
  3. 132fps
  4. 129fps

ベンチマークの評価はフルHD/WQHDともに「非常に快適」です。

フルHDで微妙にCore i7が飛び抜けてるけど、どのCPUを使っても問題ありません。

【中量級】ストリートファイター6

設定
  • 【画質】HIGHEST

ベンチマークソフトで計測したFIGHTING GROUNDの平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 60fps
  2. 60fps
  3. 60fps
  4. 60fps

WQHD

  1. 60fps
  2. 60fps
  3. 60fps
  4. 60fps

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

どのCPUと組み合わせても差はありません。

【中量級】パルワールド

設定
  • 【画質】最高
  • 【DLSS】バランス

レベル50拠点内を走った平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 100fps
  2. 107fps
  3. 110fps
  4. 94fps

WQHD

  1. 97fps
  2. 104fps
  3. 105fps
  4. 94fps

CPUパワーに依存するゲームですが、CPUの価格差に見合った違いはありません。

フルHDとWQHDのフレームレートが各CPUごとにほぼ同じ。ボトルネックが発生しているのが分かります。

このゲームは80fpsくらいあれば快適に遊べるので、CPUの違いが体感で分かる人は少ないでしょう。

【中量級】エルデンリング

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】最高
  • 【自動描画調整】ON

霊馬に乗って固定ルートを走った平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 59fps
  2. 59fps
  3. 59fps
  4. 59fps

WQHD

  1. 57fps
  2. 58fps
  3. 58fps
  4. 56fps

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

DLSSやFSRといったアップスケール技術に未対応な為、少し重たいゲームですが、レイトレーシングONでもWQHDまで「ほぼ60fps」に張り付き状態で遊べます。

スピンオフ作品のナイトレイン(NIGHTREIGN)もPCの要求スペックは同じなので、余裕で遊べると思います。

【重量級】Call of Duty Black Ops 6

設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【DLSS】バランス
  • 【フレーム生成】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 164fps81
  2. 174fps84
  3. 164fps75
  4. 165fps73

WQHD

  1. 119fps58
  2. 124fps61
  3. 119fps56
  4. 119fps54

最高画質である「極限」だとVRAM不足の警告が出るので、画質を一段下げた「ウルトラ」で計測。

CPU違いによるフレームレートは誤差レベルでした。

最低フレームレートはRyzenの方が良い傾向だけど、どのCPUを選んでも快適に遊べます。

【重量級】モンスターハンターワイルズ

設定
  • 【画質】中
  • 【レイトレーシング】OFF
  • 【フレーム生成】ON

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 110fps
  2. 110fps
  3. 111fps
  4. 111fps

WQHD

  1. 97fps
  2. 97fps
  3. 98fps
  4. 97fps

このゲームはビデオメモリを大量に使います。VRAM 8GBだと画質をかなり落とさないとマトモに遊べないので注意!

画質を調節してもフルHD/120fpsが出ないので、高フレームレートで遊びたい人はRTX 5070以上のグラボにしてください。

【重量級】STALKER 2

設定
  • 【画質】高
  • 【アップスケール品質】パフォーマンス
  • 【マルチフレーム】x 4

町内の固定ルートをダッシュしたときの平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 188fps
  2. 218fps
  3. 205fps
  4. 192fps

WQHD

  1. 157fps
  2. 167fps
  3. 161fps
  4. 161fps

RTX 5000シリーズのマルチフレーム対応ゲームで、最高画質だとカクついてマトモに遊べません。

Ryzen 7 5700XはCore i5-14400Fと同じくらいのパフォーマンスでしたが、普通に遊ぶ分には十分なフレームレートです。

【重量級】黒神話 悟空

設定
  • 【画質】高
  • 【レイトレーシング】中
  • 【サンプリング解像度】50
  • 【フレーム生成】ON

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 102fps
  2. 102fps
  3. 104fps
  4. 104fps

WQHD

  1. 81fps
  2. 82fps
  3. 83fps
  4. 81fps

このゲームは解像度によってサンプリング値が自動的に変わってしまうので、「50」に固定して計測しました。(アップスケール品質:パフォーマンスに相当)

最高画質「超高」だとフリーズします。

2025年4月にマルチフレーム対応にアップデートされましたが、専用ベンチマークアプリは非対応なため、マルチフレームOFFの計測結果です。

実際にはグラフの数字から最大2倍のフレームレートが出るはずなので、どのCPUを使っても十分なパフォーマンスだと思います。

【重量級】サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質】レイトレーシング 低
  • 【マルチフレーム】x 3

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 278fps
  2. 289fps
  3. 291fps
  4. 271fps

WQHD

  1. 195fps
  2. 197fps
  3. 197fps
  4. 185fps

本来なら最高画質から1つ下の「レイトレーシングウルトラ+マルチフレーム x 4」にしたかったのですが、VRAMが足りなくて安定せず。

画質をかなり落としてマルチフレーム x 3で計測。x 4にすると300fpsとか出るので、こういったゲームには意味の無いフレームレートになります。

重たいゲームは画質を落とせばフレームレートが上がるので、せっかくの新機能「マルチフレーム」を使わなくても十分。すごくもったいない感じがします。

CPUパワーの差が微妙に出てるけど、どのCPUを選んでも問題ありません。

【重量級】アサシンクリード シャドウズ

設定
  • 【画質】高
  • 【レイトレーシング】隠れ家のみ拡散
  • 【アップスケール品質】パフォーマンス
  • 【マルチフレーム】x 4

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 148fps
  2. 154fps
  3. 146fps
  4. 146fps

WQHD

  1. 136fps
  2. 138fps
  3. 134fps
  4. 134fps

こちらもマルチフレーム対応ゲームです。画質は「最高」から2つ落として計測。

もう少しVRAMがあれば最高画質で遊べるのに非常にもったいないです。

CPU違いによるフレームレートは誤差レベルでした。

ゲーム性能のまとめ

15ゲームのCPU別・合計フレームレート(単位fps)

  1. 4456fps
  2. 4710fps
  3. 4540fps
  4. 4199fps

↑フレームレートを合計したグラフです。各CPU+RTX 5060の性能比較として見てください。

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。

同じグラフィックボードを使用しているにもかかわらず、CPUの違いでパフォーマンスは大きく変わります。

もっとも性能の良いRyzen 7 7700との性能差はこちら↓

CPURyzen 7 7700
との性能差
Ryzen 7 5700X-5.4%
Core i7-14700F-3.6%
Core i5-14400F-10.8%

Ryzen 7 5700Xの性能は、CPUの価格から見れば「なかなか良い」です。

RTX 5060を使ったPCだと、コスパ重視の人がほとんどだと思います。

BTOパソコンだとRyzen 7 5700Xモデルは安定して安いのでオススメ。

ただ、時期によっては一番性能の良いRyzen 7 7700モデルとRyzen 7 5700Xモデルの価格差が非常に少ない時があるのでよ~くチェックしてください。

クリエイティブ性能チェック

クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。

当サイトでは上記のようなヘビークリエイター向けのベンチマークは行わず、動画・写真編集といった一般的な作業のパフォーマンスで比較しました。

動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。

RTX 5060を使ったエンコードはCPU 30~50%、GPU 80~90%くらいの配分で動作。

GPUヘビーな処理です。

  • 組み合わせるGPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります
フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Media Encoder v.25.2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060
1分11秒
Ryzen 7 7700+RTX 5060
1分04秒
Core i7-14700F+RTX 5060
1分05秒
Core i5-14400F+RTX 5060
1分11秒

↑フルHDエンコードは負荷が少ないので、どのCPUと組み合わせても10分の実時間よりかなり早く処理が完了します。

Ryzen 7 5700XはCore i5-1400Fと同じくらいの速度で、他のCPUより遅く見えますが特にストレス無くさくさく作業できます。

4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Media Encoder v.25.2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060
5分11秒
Ryzen 7 7700+RTX 5060
4分33秒
Core i7-14700F+RTX 5060
4分42秒
Core i5-14400F+RTX 5060
4分44秒

↑4Kエンコードは負荷の高い処理で、Ryzen 7 5700Xだと体感でハッキリ分かるほど遅いです。

とはいえ、どのCPUを使っても10分の実時間よりは早く処理できるけど、けっこう時間が掛かります。

そもそもRTX 5060やRTX 5060 TiクラスのミドルクラスGPUだと、4Kの処理はあまり得意ではありません。

ヘビーなクリエイティブ作業をする人ならRTX 5070 Ti以上のグラボを選ぶと良いでしょう。

AIノイズ除去(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ10枚を一括ノイズ除去した処理時間です。

AIノイズ除去
適用量:50
Ryzen 7 5700X+RTX 5060
1分22秒
Ryzen 7 7700+RTX 5060
1分18秒
Core i7-14700F+RTX 5060
1分19秒
Core i5-14400F+RTX 5060
1分24秒

AIノイズ除去はCPU 10~55%、GPU 95%くらいのパワー配分で動作。GPUヘビーな処理です。

こちらもRyzen 7 5700XはCore i5-14400Fに近い速度。

最速のRyzen 7 7700と比べても、めっちゃ差があるわけではありません。

1枚単位の処理だったら、ほとんど気にならないと思います。

RAW現像(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ100枚をL判サイズに現像したときの処理時間です。

RAW現像 100枚
2400万画素→L判サイズ
Ryzen 7 5700X+RTX 5060
36.50秒
Ryzen 7 7700+RTX 5060
27.74秒
Core i7-14700F+RTX 5060
31.37秒
Core i5-14400F+RTX 5060
35.18秒
書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
カラースペースsRGB
画質100
サイズ調整1500 x 1050
解像度300px/インチ

RAW現像はCPU 60~75%、GPU 25%くらいの配分で動作。CPUヘビーな処理です。

こちらもRyzen 7 5700XはCore i5-14400Fくらいの速さでした。

こちらもRyzen 7 7700が最速だけど、1枚単位の処理だったら気になるほどの差はありません。

とはいえ、もっと複雑な処理をさせたら、さらに大きな差が出ると思われます。

クリエイティブ性能のまとめ

Ryzen 7 5700Xのクリエイティブ処理能力はCore i5-14400Fに近いです。

ただ、ゲームが中心で、たま~にフルHDの動画編集をするって人ならRyzen 7 5700Xで問題ないと思います。

クリエイティブアプリは色々あるので、アプリによっては結果が変わると思われます。参考程度にしてください。

ゴリゴリのクリエイターなら、価格がめちゃめちゃ高いRyzen 9/Core Ultra 9などの最上位CPUと、RTX 5070 Ti以上の組み合わせの方が時間効率が良いです。

ゲーム実況配信チェック

ゼンレスゾーンゼロをOBS StudioとVTube Studioを使ってアバター合成+録画しながらTwitchにライブ配信テストをしました。

  • 配信アプリの設定やバージョン、ゲームによって変動します。参考値として見てください。
OBS/VTube Studioの設定はこちら
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
レート制御CBR
ビットレート6000 Kbps

その他の設定はデフォルトです。

ゼンレスゾーンゼロ ライブ配信

普通にプレイ

  1. 235fps
  2. 253fps
  3. 237fps
  4. 182fps

アバター+配信+録画

  1. 167fps
  2. 184fps
  3. 178fps
  4. 149fps

軽めのゲームならドロップフレーム0%、映像がカクつくことなく普通に配信できますが、どのCPUを使ってもフレームレートは20~30%ほど落ちます。

フルHDで「まずは配信をはじめてみたい!」って人なら問題ありません。

ただ、RTX 5060のビデオメモリが少ないので、重たいゲームだとドロップしまくってマトモに配信できないです。(配信アプリもビデオメモリを使う)

ゲームによっては画質をさらに落とす必要があると思います。

配信に使うCPUはどれでもOK。ビデオメモリ容量の方が重要って感じ。

VRAM 8GBなRTX 5060を使って配信を安定させるなら、キャプチャーユニット+配信専用PCを使った「2PC配信」にして負荷を分散させた方が良いでしょう。

2PC配信ならフレームレートの低下も無し。配信も安定するので無理に1PCの配信にこだわらなくてOKです。

こだわりたい人はキャプチャーユニットなどを使って2PC配信にしよう!

消費電力チェック

各CPU+RTX 5060を使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD~WQHD
エンコード
フルHD
動画視聴
Hulu
5700X235-260W145-155W55-60W
7700235-260W155-165W55-60W
i7-14700F260-265W180-190W55-60W
i5-14400F225-260W145-155W50-55W

Core i7-14700Fがちょっと高めの消費電力だけど、どのCPUを使っても極端に大きな差はありません。

重たいゲームで遊ぶと最大260Wくらいが目安です。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。

システム環境やゲームによって消費電力は変動するので、目安として参考にしてください。

【まとめ】Ryzen 7 5700X+RTX 5060の構成について

まとめると、こんな感じです。

RTX 5060 まとめ

  • Apex Legendsなど動作の軽いeSportsタイトルを遊ぶ人
  • スマホゲームのPC版を遊びたい人
  • グラフィックにこだわった最新ゲームを高画質で遊びたい人

Ryzen 7 5700Xまとめ

  • 価格以上のパフォーマンス
  • ゲーム時の性能はCore i7に近い
  • クリエイティブ系の処理はCore i5に近い

RTX 5060についてはビデオメモリ(VRAM)の容量が8GBなので、今どきのグラフィックにこだわったゲームのほとんどは画質を落とさないとダメなのが残念。

また、画質を落とせばフレームレートは上がるので、RTX 5000シリーズの必殺技「マルチフレーム」が有効に使えないデメリットもあり。

画質を盛りつつマルチフレームでフレームレートをドッカンと上げたいけど、VRAM 8GBだとそういった使い方は出来ないです。

性能は良いけど、VRAMが少ないから画質を落とさないとダメ。なんだかな~って感じ。

とはいえ、できるだけ安くスマホゲームのPC版をガッツリ遊びたいとか、競技性の高いFPSゲームを画質を落として高フレームレートで遊びたい人には向いています。

単純に、旧世代のRTX 4060/4060 Tiの高速版って見れば悪くないです。(良くもない)

その他、RTX 5060とRTX 5060 Ti 16GB/8GB、RTX 5070を比較した記事も参考にしてください↓

Ryzen 7 5700Xについては、価格の高いCore i7-14700Fに負けないゲームパフォーマンスで、映像編集はCore i5に近いパワーでした。

4K動画編集みたいなヘビーなクリエイティブ処理は苦手ですけど、影響を受ける人は非常に少ないと思われます。

あくまでRTX 5060と組み合わせた時の評価ですが、CPUの価格からすると最新ゲームを低予算で遊びたい人にとって「普通に良い」です。

BTOパソコンだと「Ryzen 7 5700X+RTX 5060」の価格はCore i7-14700Fモデルより安いので、コスパ重視でPCを探している人とって良い選択となるでしょう。

以上、参考になれば幸いです!

使用したグラフィックボードはこちら↓

↑冷却音が静かな2連ファン、シンプルな見た目で光らないグラボです。

CPUとGPUの組み合わせをチェック!

現行・主流モデルから、当サイトで実機検証したCPU/GPUのみ選べます。

▶ CPUとGPUのバランスって何? 図でわかりやすく解説

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Ryzen 7 5700X+RTX 5060のBTOゲーミングPC

ここまでの解説を踏まえて、おすすめのPCをご紹介します。

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OZgaming Z1 189,800円

Ryzen 7 5700X × RTX 5060 搭載モデル

OZgaming Z1
CPURyzen 7 5700X
GPURTX 5060(VRAM 8GB GDDR7)
メモリ32GB(DDR4)
ストレージ1TB(Gen 4 NVMe)
M.2スロット2個(空き1)
CPUクーラー空冷(サイドフロー式)
マザーボードB550チップセット(MicroATX)
サイズミニタワー(426 x 221 x 409 mm)
電源650W(80PLUS BRONZE)
ネットワーク有線 1Gbps/無線 オプション
保証1年保証(センドバック(送付修理))

189,800円 送料無料/納期 3〜5営業日

台数限定・限界突破価格セール

OZgamingのRyzen 7 5700X×RTX 5060を組み合わせた台数限定モデル。フルHD~WQHDで、設定を欲張りすぎずまったり遊びたい人にちょうどいい構成です。

一方で、Ryzen 7 5700Xは世代が古く、RTX 5060もVRAM 8GB。高fpsを狙う対戦FPSや、重いゲームを高画質設定でガッツリ遊ぶ用途にはあまり向きません。

ケースはブラック・ホワイトの2色から選択可能。シンプルでクセのないデザインながら、光るパーツもしっかり搭載しています。扱いやすいミドルサイズで、デスク周りにも置きやすい一台です。

メモリ32GB、ストレージ1TBと容量はしっかり確保。さらにNVMe SSDを増設できるM.2スロットも1基空いているため、ゲームが増えて容量不足になっても、あとからストレージを追加できます。

OZgamingは、マザーボードや電源を含む構成パーツをすべて公開しているのも特徴。購入前に採用モデルまで確認できるため、「届いてから中身を見てびっくり」がありません。安さだけで中身がブラックボックス、という心配がないのは安心です。

「できるだけ価格を抑えて、フルHD~WQHDでPCゲームを楽しみたい」という人に刺さる一台です。

公式サイトで見る

Z1 の価格の推移

フロンティア GK 194,800円

Ryzen 7 5700X × RTX 5060 搭載モデル

フロンティア GK
CPURyzen 7 5700X
GPURTX 5060(VRAM 8GB GDDR7)
メモリ32GB(DDR4)
ストレージ1TB(Gen 4 NVMe)
M.2スロット1個(空き0)
CPUクーラー空冷(トップフロー式)
マザーボードB550チップセット(ATX)
サイズミニタワー(347 x 215 x 401 mm)
電源600W(80PLUS PLATINUM)
ネットワーク有線 1Gbps/無線 オプション
保証1年保証(センドバック(送付修理))

194,800円 送料 3,300円/納期 7営業日

ゲームの祭典熱狂セール

フロンティアのRyzen 7 5700X+RTX 5060モデルです。黒と白から選べるシンプルデザインの小型ケースが特徴。

この価格で メモリ32GB&ストレージ1TB を標準搭載していて、カスタムしなくてもそのまま使い始められるのが嬉しいポイント。

NVMe SSD用の空きM.2スロットはないので拡張性は控えめですが、容量が足りなくなったら大容量NVMe SSDへ引っ越しすれば問題なし。

大容量メモリを活かしてゲームはもちろん、マルチタスクもしっかりこなせる一台です。

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GK の価格の推移

OZgaming Sシリーズ 199,800円

Ryzen 7 5700X × RTX 5060 搭載モデル

OZgaming Sシリーズ
CPURyzen 7 5700X
GPURTX 5060(VRAM 8GB GDDR7)
メモリ32GB(DDR4)
ストレージ1TB(Gen 3 NVMe)
M.2スロット1個(空き0)
CPUクーラー空冷(トップフロー式)
マザーボードB550チップセット(MicroATX)
サイズミニタワー(431 x 225 x 400 mm)
電源650W(80PLUS BRONZE)
ネットワーク有線 1Gbps/無線 オプション
保証1年保証(センドバック(送付修理))

199,800円 送料無料/納期 3〜5営業日

大決算セール

白・黒の2色から選べる、シンプルで省スペースなケースを採用。

OZgamingは構成パーツをすべて公開しており、マザーボードから電源まで、採用モデルを購入前に確認できるのがポイント。「届いてみるまで中身が分からない」という心配がありません。

空きM.2スロットがないためSSDの増設はできませんが、最初から1TB SSDを搭載。ゲームや普段使いが中心なら、すぐに容量不足になる心配はないでしょう。将来的に足りなくなった場合は、より大容量のSSDへ引っ越しする方法もあります。

ゲームはもちろん、普段使いまで快適にこなせる一台です。

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Sシリーズ の価格の推移

マウス G TUNE DG-A7G60 239,800円

Ryzen 7 5700X × RTX 5060 搭載モデル

マウス G TUNE DG-A7G60
CPURyzen 7 5700X
GPURTX 5060(VRAM 8GB GDDR7)
メモリ16GB(DDR4)
ストレージ1TB(Gen 4 NVMe)
M.2スロット2個(空き1)
CPUクーラー空冷(トップフロー式)
マザーボードB550チップセット(MicroATX)
サイズミニタワー(384 × 215 × 474 mm)
電源750W(80PLUS BRONZE)
ネットワーク有線 1Gbps/無線 Wi-Fi 6E
保証3年保証(センドバック(送付修理))

239,800円 送料無料/納期 6営業日

半期決算セール

コスパの良いCPUとRTX 5060を組み合わせた、手堅いミドルクラスのセール品です。

高品質ケース、Wi-Fi標準搭載、大きすぎないサイズ感、さらに3年保証まで完備。はじめてのゲーミングPCにぴったりな一台です。

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G TUNE DG-A7G60 の価格の推移

⚖ 比較

その他のRTX 5060搭載PCはこちら↓

ryzen7 なるちょう rtx5060

PCパーツ・自作PCの基礎知識

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