Core Ultra 7 265FとRX 9070XTのゲーム性能ベンチマークとフレームレート比較

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BTOパソコンによくある以下の構成で、「ゲーム性能」「クリエイティブ性能」「消費電力」を比較しました。

  • Core Ultra 7 265F + RX 9070 XT
  • Core i7-14700F + RX 9070 XT
  • Ryzen 7 9700X + RX 9070 XT
  • Ryzen 7 9800X3D + RX 9070 XT

CPUの違いによるパフォーマンスの差が分かるので、ゲーミングPCの購入や、自作PCの構成を検討している人は参考にしてください。

この記事ではCore Ultra 7 265Fに注目して解説します!

最初に結論を言うと、Radeon RX 9070 XTと組み合わせる場合、Core Ultra 7 265Fの性能は「微妙」です。

クリエイティブ性能は高いものの、ゲーム時のパフォーマンスは世代が一つ古いCore i7-14700Fからほとんど進化がありません。

ゲーム目的のCPU選びだったらRyzenを推奨します。また、そもそも論として、AMDのグラフィックボードにインテルCPUを組み合わせるのは邪道です。

Radeonを選ぶならCPUにRyzenを選ぶのが王道

とはいえ、PCパーツが高騰している現在、じっくり選んでられないのも事実。

Core Ultraシリーズは2025年5月になって価格が大きく下がったので、価格重視でRX 9070 XTを使いたい人は検討の価値はあると思います。

予算やタイミングなどの関係で、どうしても今買いたい!って時に「Core Ultra 7 265Fで妥協できるか」の判断材料にしてください。

すぐにゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓

CPUとGPUの組み合わせをチェック!

現行・主流モデルから、当サイトで実機検証したCPU/GPUのみ選べます。

▶ CPUとGPUのバランスって何? 図でわかりやすく解説

目次

CPU性能をざっくり比較

赤:優れている

スクロールできます
Ultra 7 265Fi7-14700F9700X9800X3D
世代シリーズ2第14Zen 5Zen 5
対応ソケットLGA1851LGA1700AM5AM5
Pコア数8888
Eコア数1212
NPU13 TOPS
ベースクロック2.4GHz2.1GHz3.8GHz4.7GHz
ブーストクロック5.3GHz5.4GHz5.5GHz5.2GHz
L3キャッシュ30MB33MB32MB96MB
熱設計電力65W65W65W
(105W)
120W
限界温度100℃100℃95℃95℃
発売開始年月2025年3月2024年1月2024年8月2024年11月
販売開始価格71,800円61,800円70,800円86,800円
🖥 CPU 価格推移
🖥 CPU 価格推移更新: 2026-09-10

🔍 最安値一覧

CPU本日の最安値最安ショップ6ヶ月の推移全期間最安値
Core Ultra 7265F¥54,980▼2,820ソフマップAmazonで見る¥47,9792025-06-06
Core i714700F¥61,980ドスパラAmazonで見る¥43,5002025-11-05
Ryzen 79700Xおすすめ¥47,321▼2,479ソフマップAmazonで見る¥35,7802026-04-07
Ryzen 79800X3Dおすすめ¥72,800▲8,001ソフマップAmazonで見る¥58,5002026-04-06
あれ?Core Ultraシリーズ1はどこ行った?

Core Ultraのデスクトップ版はいきなりシリーズ2(第2世代)からとなり、シリーズ1(第1世代)は2023年10月にノートPCだけにリリースされました。

(私の記憶では)デスクトップ版のCore Ultraシリーズ1も2023年10月リリースを予定していましたが、開発が間に合わなくてキャンセル。

インテルは毎年10月に意地でも新CPUをリリースするので、キャンセルした穴埋めとして、第14世代 Core i 14000シリーズを販売。

しかし、第13世代のCore i 13000シリーズからほとんど進化はなく、やっつけで開発&販売したと記憶しています。

そして第13世代/第14世代に不具合が発覚し、インテルの信頼が地に落ちたという黒歴史につながります。

Core Ultra 7 265Fを超ざっくり解説すると、処理能力は前世代のCore i-14700Fから大きく変わらず、発熱と消費電力を大きく下げたCPUと言われています。

実際に使ってみると、動画エンコードなどのクリエイティブ性能は大きくパワーアップしたけど、ゲーム時のパフォーマンスはCore i7-14700Fとあまり変わってません。

クリエイティブ作業が多い人には良いCPUなのですが、ゲーム中心で使いたい人にとってはメリットが少ないので注意。

とはいえ、インテルCPUとしては最新なだけにマザーボードなどの設計が新しく、不具合で信頼性が大きく下がったCore i-14000シリーズをあえて選ぶメリットも少ないです。

販売価格はいい感じに値下げされてるけど、たぶん、人気が無いから安くなっただけだと思います。

気になった点としてはAI処理専用のNPUを持ってますが、ゲーミングPCの場合はGPUを使った方が効率が良いので使い道は無いと思われます。

また、最近のインテルCPUはEコア(高効率コア)を持ってるけど、正直なところ、何に役立っているのかイマイチ実感しづらいです。裏方としてコツコツ働いてると思われますが、ゲーム中心で使うならEコアなしのRyzenでもまったく問題ありません。

Core Ultraシリーズの最大のデメリットはチューニングが中途ハンパなまま販売開始をしてしまったため期待通りの性能が出ず、パワーを求めるユーザーから低評価をつけられまくって悪いイメージが根付いてしまったこと。

いくつかのアップデートを重ねたことで、ある程度の性能は出るようになったのですが、ゲーム時のパフォーマンスはRyzenより低いので注意してください。

っていうか、執筆時点ではRyzen 7 9800X3Dの性能が強烈すぎて、ほかのどんなCPUもショボく見えてしまいます。

ただ、BTOパソコンのRyzen 7 9800X3DモデルはCPUの価格差以上に高いです。

最新のインテルCPUを使ってみたい人や、価格と性能のバランスを考慮すればCore Ultra 7 265Fで満足できる人は多いでしょう。

CPUベンチマーク

PassMark CPU Benchmarks

  1. 58585
  2. 48666
  3. 45728
  4. 43898
  5. 38953
  6. 35898
  7. 35053
  8. 34962
  9. 34657
  10. 32575
  11. 28542
  12. 28130

CPUの総合性能を評価する「PassMark」のスコアです。CPU末尾の「K」とか「F」って何?

グラフに記載してあるCPUはすべて当サイトで所有しているものを使い、電力設定をBTOパソコンと同じ「定格」にして計測しました。

グラフだけで判断するとCore Ultra 7 265KF/265Fと、旧世代のCore i7-14700KF/13700KFが「飛び抜けて良い性能」です。

注意点として、CPUベンチマークというのはCPUリソースを100%使い切る「非現実的な意地悪いじわるテスト」で、基本的に最新世代でコア数が多いほど良いスコアになります。

ただ、ゲームや動画編集といった一般用途では、すべてのリソースを使い切ることはまずありません。

なので、CPUベンチマークスコアだけで性能を判断するのは、ヤメた方が良いでしょう。

ここでは限界性能の大雑把な順番として、ふ~んと眺める程度でOKです。

  • ゲームや動画編集などはCPUとGPUが共同して処理をします。CPUベンチマークのようなCPU単独で完結する処理は現実的にはありえないので、ベンチマークスコアと実パフォーマンスは一致しない。

グラフィック性能|RX 9070 XT

3DMark Time Spy

  1. 32419
  2. 29831
  3. 26987
  4. 22152

Radeon RX 9070 XTは、WQHDやウルトラワイドといった高解像度ゲーミングに強いグラボです。

3DMarkなどのシンプルな描画ベンチマークでは、ライバルのGeForce RTX 5070 Tiを超えるパフォーマンスを見せてくれます。

4Kでも多くのゲームで最高画質&100fps超えの快適プレイが可能。

クリエイティブ系の処理まで含めた総合力では、さすがに価格が高いRTX 5070 Tiに負けるけど、ゲーム中心ならRX 9070 XTで十分満足できるはず。

ぶっちゃけ、ここまでくると「Radeon派かGeForce派か」みたいな好みの問題になると思います。

▼RX 9070 XTの詳しい性能やRTX 5070 Tiとの比較は、関連記事もチェックしてみてください。

検証用PCのスペック

スクロールできます
Core Ultra 7
265F
Core i7
14700F
Ryzen 7
9700X/9800X3D
ケース長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
マザーボードMSI Z890
GAMING PLUS WIFI
レビュー
ASRock H670
PG Riptide
ASUS TUF GAMING
B850M-WIFI
レビュー
CPUクーラー空冷
AINEX SE-224-XTS
GPUPowerColor
RX9070XT 16G OC
メモリ32GB
DDR5-5600
32GB
DDR4-3200
32GB
DDR5-4800
ストレージ2TB Gen 4×4
電源850W

一般的なBTOパソコンと同じ仕様で、めっちゃ高性能なパーツは使っていません。

CPUクーラーは2,500円くらいで売ってた安物です。

電源容量はRX 9070XTの場合、基本的に750WあればOKなのですが、オーバークロックされた製品を使うなら850W以上あると安心です。

テストPCは見た目が違うだけで、BTOパソコンと同じです!

ゲーム性能とボトルネック

グラフィックスの重さが「中程度」「重い」の2パターンで検証しました。

  • 【中量級】FF14黄金のレガシー
  • 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
  • 【中量級】パルワールド
  • 【重量級】Call of Duty Black Ops 6
  • 【重量級】モンスターハンターワイルズ
  • 【重量級】黒神話 悟空
  • 【重量級】エルデンリング
  • 【重量級】STALKER 2
  • 【重量級】アサシンクリード シャドウズ
  • 【重量級】サイバーパンク2077

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
Apex Legends
VALORANTなど
FPSゲーム
120fps〜
中量級ゼンレスゾーンゼロ
鳴潮(めいちょう)
ステラーブレイドなど
アクションゲーム
120fps〜
重量級モンスターハンターワイルズ
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
レイトレーシング対応ゲーム
80fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。

【中量級】FF14 黄金のレガシー

設定
  • 【画質】最高品質
  • 【アップスケール】FSR
  • 【解像度スケール】77%
  • 【フレームレートしきい値】常に適用

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 207fps
  2. 210fps
  3. 255fps
  4. 287fps

WQHD

  1. 200fps
  2. 201fps
  3. 219fps
  4. 249fps

4K

  1. 138fps
  2. 142fps
  3. 141fps
  4. 152fps

ベンチマークの評価はフルHD~4Kまで「非常に快適」です。

Ryzen 7 9800X3Dのキャッシュメモリと相性が良いゲームで、フルHDとWQHDは同じRX 9070XTを使っているとは思えないほど差が出ます。

4KはGPUの負荷が高すぎてCPUに仕事が回らず誤差レベルです。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

設定
  • 【画質】高

適合トレーニングで戦闘時の平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 238fps
  2. 245fps
  3. 295fps
  4. 299fps

WQHD

  1. 238fps
  2. 245fps
  3. 293fps
  4. 299fps

4K

  1. 192fps
  2. 189fps
  3. 189fps
  4. 189fps

同じ戦闘パターンを再現するため、アンビーの通常攻撃のみで20秒間の平均フレームレートを計測しました。

Core i7とCore Ultra 7は240fpsくらいでCPU処理の限界に達し、フルHDとWQHDのフレームレートが変わりません。

一方で、Ryzenは瞬間的に上限の300fpsを超える性能があると思われます。

4KはGPUの負荷が高くてCPUに仕事が回らず誤差レベルです。

このゲームは60fps以上あれば快適に遊べるので、どのCPUを使っても体感で差が分かる人間はいないと思います。

【中量級】パルワールド

設定
  • 【画質】最高
  • 【アンチエイリアス】TSR

レベル50拠点内を走った平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 103fps
  2. 114fps
  3. 122fps
  4. 171fps

WQHD

  1. 103fps
  2. 114fps
  3. 118fps
  4. 120fps

4K

  1. 67fps
  2. 67fps
  3. 68fps
  4. 69fps

フルHDでCPUパワーの差が大きく出ますが、RX 9070XTを使うならWQHD以上で遊ぶ人の方が多いでしょう。

Core Ultra 7 265Fは103fps、Core i7-14700Fは114fps、Ryzen 7 9700Xは120fpsくらいでCPU処理の限界に達し、フレームレートが頭打ちになります。

ただ、こちらも60fps以上出ていれば快適に遊べるので、どのCPUを選んでも体感で違いが分かる人は少ないでしょう。

【重量級】Call of Duty Black Ops 6

設定
  • 【画質】極限
  • 【アップスケール】FSR
  • 【アップスケール品質】バランス重視
  • 【フレーム生成】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)最低fps (1% low)

フルHD

  1. 185fps78
  2. 190fps73
  3. 188fps85
  4. 196fps88

WQHD

  1. 240fps72
  2. 242fps77
  3. 271fps96
  4. 280fps100

4K

  1. 182fps83
  2. 182fps84
  3. 193fps92
  4. 204fps96

当方のRadeonテスト環境ではフルHDよりWQHDと4Kの方が高いフレームレートが出ました。ちょっとおかしなスコアなので参考程度にしてください。

平均フレームレートはWQHDでRyzenが飛び抜けて良く、競技性の高いFPSゲームで重要な最低フレームレートもRyzenの方が安定して高いです。

ただ、カジュアルに楽しむ分にはどのCPUを使っても問題ない速度だと思います。

【重量級】モンスターハンターワイルズ

設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【アップスケール】FSR
  • 【フレーム生成】ON
  • 【レイトレーシング】高

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 174fps
  2. 156fps
  3. 177fps
  4. 214fps

WQHD

  1. 169fps
  2. 153fps
  3. 169fps
  4. 186fps

4K

  1. 130fps
  2. 124fps
  3. 126fps
  4. 129fps

ベンチマークの評価はフルHD~4Kまで「非常に快適」です。

フルHDとWQHDでCPUパワーの差が出てるけど、4KはGPUの負荷が高すぎてCPUに仕事が回らず誤差レベルになります。

どのCPUを使っても超快適に遊べるフレームレートです。

このゲームはRadeonと強烈に相性が良く、ハイエンドなRTX 5080よりも高いフレームレートで遊べます。詳しくはこちらをチェクしてください。

【重量級】黒神話 悟空

設定
  • 【画質1】超高/サンプリング解像度50
  • 【画質2】超高/サンプリング解像度35
  • 【アップスケール】FSR
  • 【フレーム生成】ON
  • 【レイトレーシング】超高

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 108fps
  2. 91fps
  3. 112fps
  4. 113fps

WQHD

  1. 79fps
  2. 68fps
  3. 83fps
  4. 83fps

4K

  1. 47fps
  2. 40fps
  3. 48fps
  4. 48fps

このゲームは解像度によってサンプリング値が自動的に変わってしまうので、すべての解像度で4K最高設定である「50」と、少し画質を落とした「35」の2パターンに固定して計測しました。

4K/最高設定だとRX 9070XTではかなり厳しいスーパー激重ゲームです。

快適に遊ぶなら80fps以上は欲しいところ。4Kはかなり画質を調節する必要があります。

【重量級】エルデンリング

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】最高
  • 【自動描画調整】ON

霊馬に乗って固定ルートを走った平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 60fps
  2. 60fps
  3. 60fps
  4. 60fps

WQHD

  1. 60fps
  2. 60fps
  3. 60fps
  4. 60fps

4K

  1. 42fps
  2. 45fps
  3. 45fps
  4. 45fps

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

FSRやDLSSといったアップスケール技術に未対応な為「かなり重たい」ゲームですが、RX 9070XTだとWQHDまでならレイトレーシングONで60fpsに張り付いて遊べます。

4K/レイトレーシングONなら画質を少し落とせば問題ありません。

続編のナイトレイン(NIGHTREIGN)も余裕で遊べるはず。

【重量級】STALKER 2

設定
  • 【画質】最高
  • 【アップスケール】FSR
  • 【アップスケール品質】パフォーマンス
  • 【フレーム生成】ON

町内の固定ルートをダッシュしたときの平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 129fps
  2. 107fps
  3. 127fps
  4. 161fps

WQHD

  1. 129fps
  2. 107fps
  3. 127fps
  4. 159fps

4K

  1. 122fps
  2. 102fps
  3. 120fps
  4. 125fps

フルHD/WQHDでRyzen 7 9800X3Dが飛び抜けたスコア。

わりとCore Ultra 7 265Fと相性が良いゲームです。

Core i7-14700Fは107fpsでボトルネックが発生してフレームレートの伸びがイマイチ。

カジュアルに楽しむ分にはCore i7-14700Fでも問題ないけど、高性能なRX 9070XTの性能を十分に引き出せてないので「もったいない」と思います。

【重量級】アサシンクリード シャドウズ

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】全体的に拡散
  • 【アップスケール】FSR
  • 【アップスケール品質】クオリティ
  • 【フレーム生成】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 147fps
  2. 146fps
  3. 144fps
  4. 148fps

WQHD

  1. 136fps
  2. 138fps
  3. 139fps
  4. 139fps

4K

  1. 116fps
  2. 116fps
  3. 116fps
  4. 115fps

CPU違いによるフレームレートは誤差レベルでした。

どのCPUと組み合わせても4Kまで快適に遊べます。

【重量級】サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質】レイトレーシング オーバードライブ
  • 【アップスケール】FSR
  • 【フレーム生成】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

平均フレームレート (fps)

フルHD

  1. 141fps
  2. 140fps
  3. 139fps
  4. 140fps

WQHD

  1. 108fps
  2. 108fps
  3. 107fps
  4. 107fps

4K

  1. 71fps
  2. 70fps
  3. 69fps
  4. 70fps

CPU違いによるフレームレートは誤差レベルでした。

4Kは最高画質だとちょっと厳しいです。画質を一段下げれば問題ありません。

ゲーム性能のまとめ

10ゲームのCPU別・合計フレームレート(単位fps)

  1. 4377fps
  2. 4243fps
  3. 4648fps
  4. 4950fps
平均フレームレートの補足(タップして読む)

平均フレームレートは最高画質設定のみ、フレームレート上限の無いゲームのみで算出しています。

以下のゲームを除く

  • ゼンレスゾーンゼロ(300fpsが上限のため)
  • エルデンリング(60fpsが上限のため)
  • 黒神話 悟空(サンプリング値35を除く)

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。

同じグラフィックボードを使用しているにもかかわらず、CPUの違いでパフォーマンスは大きく変わります。

総合的にRyzen 7 9800X3Dが最強です。

その他のCPUとRyzen 7 9800X3Dのパフォーマンス差はこうなります↓

CPU9800X3Dとの
性能差
Core Ultra 7 265F-12%
Core i7-14700F-14%
Ryzen 7 9700X-6%
  • テストしたゲームの中にはフレームレートに60fpsとか300fpsまでの上限があったので、MODを使って上限解除したりするなど、マニアックなことをすればもっと差が出るはず。ただし、現実的な体感差は少ない。

今のインテルCPUはゲーム向けじゃないな … というのが正直な感想です。

とはいえRyzen 7 9800X3Dが最強と言っても、Core Ultra 7 265Fでも平均で4K/100fpsくらいのスピードが出るので、ほとんどの人にとって十分なパフォーマンスと思われます。

ここは人によって評価の分かれるポイントかな … と思います。

まったり楽しみたい人だと、どのCPUを選んでも体感できる差は少ないでしょう。

もちろん、最強CPUのRyzen 7 9800X3Dを手にすれば何も不自由しませんが、価格はめっちゃ高いのでよ~く検討してください。

カジュアルなゲーマーだと120fps以上のフレームレートは体感で違いが分からない人が多いです!

クリエイティブ性能チェック

クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。

当サイトでは上記のようなヘビークリエイター向けのベンチマークは行わず、動画・写真編集といった一般的な作業のパフォーマンスで比較しました。

動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。

Radeon RX 9070XTを使ったエンコードはCPU 50~85%、GPU 70~85%くらいの配分で動作してました。

わりとがっつりパワーを使う処理です。

  • 組み合わせるGPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります
4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Media Encoder v.25.1
Core Ultra 7 265F+RX 9070XT
3分34秒
Core i7-14700F+RX 9070XT
4分21秒
Ryzen 7 9700X+RX 9070XT
3分51秒
Ryzen 7 9800X3D+RX 9070XT
3分38秒

↑どのCPUを選んでも10分の実時間より早く処理できます。

Core Ultra 7 265Fが最速。Core i7-14700Fは体感でも遅いと感じました。

フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Media Encoder v.25.1
Core Ultra 7 265F+RX 9070XT
1分15秒
Core i7-14700F+RX 9070XT
1分23秒
Ryzen 7 9700X+RX 9070XT
1分17秒
Ryzen 7 9800X3D+RX 9070XT
1分17秒

↑フルHDエンコードは負荷が少ないので、速攻で処理が終わります。

こちらもCore Ultra 7 265Fが最速。Core i7-14700Fはマジで遅いです。

AIノイズ除去(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ10枚を一括ノイズ除去した処理時間です。

AIノイズ除去
適用量:50
Core Ultra 7 265F+RX 9070XT
73秒
Core i7-14700F+RX 9070XT
75秒
Ryzen 7 9700X+RX 9070XT
70秒
Ryzen 7 9800X3D+RX 9070XT
70秒

AIノイズ除去はCPU 25~45%、GPU 95~100%くらいのパワー配分で動作。GPUヘビーな処理です。

微妙にCore i7-14700Fが遅いけど、どのCPUを使っても大きな差はありません。

RAW現像(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ100枚をL判サイズに現像したときの処理時間です。

RAW現像 100枚
2400万画素→L判サイズ
Core Ultra 7 265F+RX 9070XT
13.96秒
Core i7-14700F+RX 9070XT
19.57秒
Ryzen 7 9700X+RX 9070XT
16.72秒
Ryzen 7 9800X3D+RX 9070XT
15.72秒
書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
カラースペースsRGB
画質100
サイズ調整1500 x 1050
解像度300px/インチ

RAW現像はCPU 100%、GPU 20~30%くらいの配分で動作。CPUヘビーな処理です。

Core Ultra 7が最速

実際のところ、私は1毎単位でRAW現像するので、最も遅いCore i7-14700Fでも一瞬で現像できます。

ただ、それなりにCPUパワーの差が出る処理なため、複雑な処理をさせたら大きな差が出るでしょう。

クリエイティブ性能のまとめ

あくまで私が想定した使い方での評価です。

総合的にクリエイティブ処理はCore Ultra 7 265Fがベストなのですが、ゲーム中心でたまにフルHDの動画編集もするって人なら、どのCPUを使っても問題ないと思います。

そもそもRadeon RX 9070XTはGeForceよりもクリエイティブ性能が低い印象です。

ゴリゴリのクリエイターなら、Ryzen 9/Core Ultra 9などの「最上位CPU+GeForceの方が時間効率が良い」でしょう。

また、RadeonはAI性能が弱いって言われてるけど、AIに興味が無い人や、ChatGPTみたいなクラウドのAIサービスで十分!と思っている人なら関係ないデメリットです。

消費電力チェック

各CPU+RX 9070XTを使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD~4K
エンコード
4K
動画視聴
Hulu
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9800X3D
RTX 5070Ti
355-390W285-300W70-75W

ゲーム時の消費電力は、どのCPUと組み合わせても大きな差はありません。

ただし、Radeon RX 9070XTの消費電力はGeForce RTX 5070Tiと比べると異常に高いです。

裏技ですけど、ゲームのフレームレートに上限を指定すれば消費電力が大きく下がるので、気になる人は検証記事をチェックしてください。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。

システム環境やゲームによって消費電力は変動するので、目安として参考にしてください。

マザーボードの違い

ミドル~ミドルハイクラス用のPCで採用されるマザーボードの違い・進化についてざっくりチェックします。

このクラスのBTOパソコンは基本的に「ミドルグレード」のチップセットが採用されます。

最初に結論を言うと、最新なだけにCore Ultraシリーズのマザーボードはかなり高性能です。

Core Ultraシリーズ(B860)

Core Ultraシリーズからミドルグレードのマザーボードは、B860チップセットになりました。

ASRock B860M PRO RS WIFI(レビュー

↑NVMe SSD用のM.2スロットの性能がパワーアップしています。

次世代規格のGen 5×4な超速SSDが使えるほか、増設スロットも主流のGen 4×4で武装されてます。

ミドルグレードとはいえストレージの拡張性は高く、Ryzen 7 9800X3Dなどに使われるマザーボードと大きな差はありません。

また、製品によっては標準でWi-Fiを搭載していたり、Thunderbolt 4といった超高速インターフェイスを持ってたりと、かなりパワーアップしているのがポイント。

かなり長く現役で使えるでしょう。

Core i-14000シリーズ(B760)

Core i7-14700FやCore i5-14400Fで使うミドルグレードのマザーボードはB760チップセットが主流です。

ASRock B760 PRO RS(レビュー

↑B760チップセットだとストレージの拡張性が少しだけ弱いです。

ただ、Gen 4×2でもかなり速いので実用上は問題ありません。まだまだ現役で戦えるスペックです。

Ryzen 7 9800X3D(B850/B650)

Ryzen 7 9800X3DなどのZen 4/Zen 5世代向けミドルグレードマザーボードは、B650チップセットが主流です。(Ryzen 7000/8000/9000シリーズ用)

また、上位互換モデルとしてB850チップセットも発売されましたが、基本的な性能はB650とB850に大きな違いはありません。

ASUS TUF GAMING B650-E WIFI(レビュー

↑こちらはB650チップセットを採用したマザーボードです。

NVMe SSD用のM.2スロットの性能はCore Ultraシリーズと同等。

価格も安いので、いまでも多くのBTOパソコンに採用されています。

ざっくりですけど、Core Ultraシリーズのマザーボードは良い … とだけ覚えておいてください(^^;)

【まとめ】Core Ultra 7 265FとRX 9070XTの構成について

まとめると、こんな感じです。

RX 9070XTまとめ

  • コスパ良い
  • 何も問題なく快適にゲームが動く
  • 消費電力が高い
  • あらゆるゲームを4K/最高画質で遊べない

Core Ultra 7 265Fまとめ

  • 最新CPUとしては価格が安い
  • クリエイティブ性能が高い
  • マザーボードの基本性能が高い
  • 4Kゲームは9800X3Dと大きな差が無い
  • カジュアルゲーマー
  • 邪道な組み合わせ
  • 基本はRyzenを強くおすすめする

RX 9070XTについては、さすがにハイエンドGPUじゃないので、4Kだと一部のゲームで画質を少し落とす必要があります。

消費電力も高めですが、「まあ許容範囲かな」というレベルで、使っていて大きく困るほどではありません。

特にモンハンワイルズをがっつりやり込みたい人、コスパ良く4Kゲームまで遊びたい人、なによりRadeonを使ってみたい人に最適です。

Core Ultra 7 265Fについてはクリエイティブ系の処理はパワーアップしたけど、ゲームパフォーマンスの進化がイマイチ。

ただ、最新世代のCPUなだけにマザーボードの基本性能が高いので、長く現役で使える魅力はあります。

ゲームするためのCPU選びならRyzenを強くおすすめしますが、どうしてもインテルCPUじゃないとダメ!って人にとっては価格も安いので妥当な性能と思います。

基本的にGPUにAMD製のRadeonを選ぶなら、なるべくCPUも同じAMD製のRyzenを選んだほうが良いです。

特に相性が悪いってわけではないけど、Core Ultra 7 265F+Radeon RX 9070 XTの組み合わせは邪道な構成なのでよ〜く考えてください。

とはいえ、ゲーミングPCは「高性能を求めるとキリがない」ので、限られた予算・タイミングなどの中で妥協点を見極めるのも大事。

個人的にはまったくオススメしませんが、どうしてもこの構成しか選べない状況なら、妥協しても問題ないと思います。

以上、参考になれば幸いです!

使用したグラフィックボードはこちら↓

↑なかなかカッチョいいグラボです。LED照明機能あり。

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