電源容量の計算方法|消費電力の2倍も必要なの?

PCに必要な電源容量を調べる方法は2つあります。

  • 電源容量計算を使う
  • グラフィックボードから調べる

また、電源容量は「消費電力の2倍が良い」とよく言われます。

この根拠についても解説します。

目次

電源容量計算を使う

ドスパラの電源容量計算を使うとカンタンです。

試しに、BTOパソコンと同じ最小構成でチェックしてみます。

最小構成
  • Ryzen 7 9700X
  • RTX 5070
  • DDR5メモリ2枚
  • NVMe SSD 1台
  • FAN 2基

この構成で計算すると728Wあれば良いと表示されます↓

すごく妥当な数字で、ドスパラの同じスペックなPC(XA7R-R57)も、少し余裕のある750W電源が搭載されています。

ここで注目して欲しいのは、「消費電力の2倍がオススメ電源容量」であることです。

この「2倍がオススメ」というのはドスパラだけでなく、他のショップやメディア等でも多く語られています。

さすがに消費電力ギリギリの容量はおすすめしません。

しかし、余裕があるのは安心ですけど、2倍は盛りすぎかな … と言うのが本音です。

なんで消費電力の2倍も必要なの?

電源には80PLUS BRONZE、SILVER、GOLD、PLATINUMなどの電力変換効率を表すグレードがあります。

スクロールできます
80PLUS
グレード
出力20%出力50%出力100%
BRONZE82%85%82%
SILVER85%88%85%
GOLD87%90%87%
PLATINUM90%92%89%
TITANIUM92%94%90%

上位グレードであるほど変換効率が良く、さらに出力50%の時がもっとも高効率なのが分かります。

つまり、ゲームしているときの消費電力が出力100%として、「電源容量を2倍にすれば出力50%のスイートスポットで動作する」という理論です。

しかし、よ〜く表を見ると微妙な差だと思いませんか?

出力50%と他の差は3%くらいしか変わりません。

微妙に変換効率が悪くなって、電気代がちょっとだけもったいないってレベル。

また、使用するパーツによって消費電力が微妙に違うことと、将来の拡張を考慮すると出力50%ピッタンコで動作させるのは不可能です。

電源の価格は850Wを超えるあたりから急に高くなり、実際のところ「2倍理論」を守らなくてもPCは普通に動作します。

容量計算を使って850W以上を推奨された場合、コスパ重視の人は1.5〜1.7倍くらいの容量でも十分。

BTOパソコンを買う人でストレージを2〜3台増やす程度なら、そもそも大容量タイプに交換する必要はないです。

グラフィックボードから電源容量を調べる

使用するグラフィックボードから電源容量を調べる方法もあります。

NVIDIA公式サイトAMD公式サイト、グラフィックボードのメーカーサイトで公開されています。

GPUGPU
消費電力
推奨電源容量
RTX 5090575W1000W
RTX 5080360W850W
RTX 5070 Ti300W750W
RTX 5070250W650W
RTX 5060 Ti180W600W
RTX 5060145W550W

AMD Radeon RX 9000シリーズはこちら↓

GPUGPU
消費電力
推奨電源容量
RX 9070 XT304W750W
RX 9070220W650W
RX 9060 XT170W450W

旧世代のGeForce RTX 4000シリーズはこちら↓

GPUGPU
消費電力
推奨電源容量
RTX 4090450W850W
RTX 4080
SUPER
320W750W
RTX 4080320W750W
RTX 4070 Ti
SUPER
285W700W
RTX 4070 Ti285W700W
RTX 4070
SUPER
220W650W
RTX 4070200W650W
RTX 4060 Ti160W550W
RTX 4060115W550W

グラボから推奨電源容量を計算する方がカンタンです。

迷ったら850Wを選べばRTX 5080、RTX 4090まで使えることになります。

  • RTX 5090はマニアな人とクリエイター向けなので無視して良いと思います

ちなみに、ドスパラの電源容量計算を使ってRTX 5080の最小構成で計算すると、1058Wがオススメになります。

電力効率のスイートスポットに「こだわるなら1000W電源」が理想的

ただ、1000W電源って3万円以上もします。「ホントに必要なの?」って思う人はいるでしょう。

実際は消費電力の目安が529Wなので、NVIDIAの資料どおり850Wあれば問題ありません。

850Wでも心配なら100~200Wプラスする程度で十分です(1.6倍の1000WくらいでOK)。

ちなみに、ドスパラが販売しているRTX 5080モデルも1000W電源を採用しています。

【まとめ】迷ったらグラボから容量を決めよう

ドスパラ計算機のとおり2倍の容量を持てば安心です。

ただ、ほとんどの人にとって2倍理論は盛りすぎであることは意識してください。

「電源の価格が高いな〜」「ホントにこんな容量が必要なの?」と思ったらグラフィックボードから容量を決めるのがおすすめです。

まとめると、こうなります↓

  • 電源容量はグラフィックボードの推奨値を選ぶ
  • パーツをたくさん付ける人は100〜200W上乗せする

たとえば、グラボにRTX 5070 Tiを使うとして、電源容量に迷ったら推奨容量(750W)より少し多めの850Wもあれば問題ありません。

以上、参考になれば幸いです。

【雑記】消費電力が最大になる条件は?

ここからは私の日記です。

ふ〜んと読み飛ばしてください。

PCの消費電力を限界値まで上げる方法は、CPUとGPUを最大パワーで動かすことです。

ただし、一般的な使い方ではCPUとGPUの両方が最大パワーで稼働することは、まずありません。

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4K/ 最高画質
タップして拡大

ゲームだとGPUは最大パワーで動きますが、CPUはCore i7で25%、Core i5だと40%ほどしか稼働しないです。

動画のエンコードだとGPUが90%、CPUが30〜70%くらいの稼働率になります。

※Core i7-13700+RTX 4080、Premiere Pro 2023の場合

エンコードはCPUとGPUの組み合わせによって大きく稼働の割合が変わるけど、決してCPUとGPUの両方が100%で動くことは無いです。

最終手段として、OCCTといったストレスアプリで意地悪なテストをすれば、CPUとGPUの電力をMAXまで持って行けます。

ドスパラ計算機で算出された「2倍のおすすめ容量」な電源を使っていれば、問題なくテストをクリアできるはずです。

ですが、そんなことをするためにPCを買う人は極めて少ないでしょう。

一方で、NVIDIAの推奨容量は、ゲーム向けの「現実的な電源容量」だと思われます。

そんな理由でグラボから電源容量を決める方法をおすすめしています。

以上、皆さんもちょうど良い容量の電源をゲットして、ステキなPCライフを送ってください!

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更新:2026年4月17日

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価格GPUCPUメモリストレージメーカーおすすめフルHDWQHD4K光る光らない標準中型小型空冷水冷Wi-FiM.23年保証サポート納期レビュー
144980円RTX 5050Core i5-14400F16GB1TBドスパラ111111111
165800円RTX 5050Ryzen 7 5700X32GB1TBフロンティア111111
168980円RTX 5060Ryzen 7 770016GB500GBドスパラ111111111
169800円Ryzen Z2 Ex24GB1TBASUS11111111
179800円RTX 5060Ryzen 7 5700X32GB1TBフロンティア111111
189800円RTX 5060Ryzen 7 5700X32GB1TBOZgaming11111
199800円RX 9060 XT 16GBRyzen 7 5700X32GB1TBフロンティア111111
199800円RX 9060 XT 16GBRyzen 7 5700X32GB1TBフロンティア11111111
208980円RX 9060 XT 16GBRyzen 7 770016GB500GBドスパラ111111111
218980円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 770016GB500GBドスパラ1111111111
219800円RTX 5060Ryzen 7 5700X16GB1TBマウス111111111
232980円RTX 5070Ryzen 7 770016GB500GBドスパラ11111111111
249800円RX 9060 XT 16GBRyzen 7 770016GB1TBマウス111111111
254980円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 770016GB500GBドスパラ11111111
255980円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 7800X3D16GB500GBドスパラ111111111
259980円RX 9060 XT 16GBRyzen 7 770032GB1TBツクモ1111111111
259980円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 770032GB1TBツクモ11111111111
268980円RTX 5070Ryzen 7 770016GB500GBドスパラ111111111
269800円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 5700X16GB1TBマウス1111111111
269980円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D16GB500GBドスパラ1111111111
284800円RTX 5070Ryzen 7 9700X32GB1TBフロンティア111111111
292800円RTX 5070Ryzen 7 9700X32GB1TBフロンティア111111111
299800円RTX 5070Ryzen 7 770016GB1TBマウス11111111
299800円RTX 5070Core Ultra 7 270K+32GB1TBフロンティア111111111
299990円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 770032GB1TBツクモ11111111111
299990円RTX 5070Ryzen 7 770032GB1TBツクモ11111111111
304800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D16GB1TBマウス1111111111
309800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB1TBOZgaming111111111
315800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB1TBフロンティア11111111
319980円RTX 5060 Ti 16GBRyzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ111111111
324800円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア111111111
329980円RTX 5070Ryzen 7 9700X32GB1TBツクモ1111111111
329980円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ11111111111
339800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB1TBOZgaming11111111
344800円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア111111111
349980円RTX 5070Ryzen 7 9800X3D32GB1TBツクモ1111111111
364800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア111111111
369800円RTX 5070 TiCore Ultra 7 270K+32GB2TBフロンティア111111111
394900円RX 9070 XTRyzen 7 9700X32GB1TBマウス1111111111
399715円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB2TB日本HP111111111
399980円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ11111111111
405800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBOZgaming111111111
414800円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア111111111
419800円RX 9070 XTRyzen 7 9800X3D32GB1TBマウス1111111111
419800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBOZgaming111111111
429980円RTX 5080Core Ultra 7 270K+32GB2TBフロンティア11111111
459800円RTX 5080Ryzen 7 9850X3D32GB2TBフロンティア11111111
459980円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB2TBツクモ111111111
474800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB2TBフロンティア111111111
479980円RTX 5070 TiRyzen 7 7800X3D32GB1TBドスパラ111111111
483414円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB2TB日本HP1111111111
504980円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBドスパラ111111111
585714円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D64GB2TB日本HP111111111

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