Gen 4×4 NVMe SSDをGen 3×2、Gen 3×4、Gen 4×2 M.2スロットで使うとどうなる?

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Gen 4×4 NVMe SSDはGen 3×2/Gen 3×4/Gen 4×2スロットで使える?

最初に結論を言うと、上位の規格は下位互換機能を持っているので、普通に使えます。

ただ、「速度はどうなるの?」って思った人。

実際に試してみたので、気になる人はぜひお読みください。

目次

下位互換と速度について

最初に、各規格の理論値をまとめておきます。

ストレージ速度の目安

単位:MB/s

※最速のGen 5×4はPCマニアとクリエイター向けです。
Gen 3×2以上であればゲームのインストール先として十分な性能です。

Gen 4×4のNVMe SSDをGen 4×2、Gen 3×4、Gen 3×2のスロットで使うと、速度はそれぞれ3,500MB/s、1,700MB/sまで落ちます。

その他、NVMe SSDの基礎知識については関連記事も参考にしてください。

では、実際に試してみましょう。

検証環境

Gen 4×4のNVMe SSDには激安で爆速HIKSEMI FUTURE 2TBを使用します。

時期によってGen 3×4 SSDより安いのがポイント。

ASRock B760 Pro RS

1つ目のマザーボードはGen 4×2とGen 4×4を搭載。

Gen 4×2はインテルB760マザーボードで見かけます。

ASRock B660 Pro RS

2つ目のマザーボードはGen 3×2とGen 4×4を搭載。

インテルB660やRyzen B550マザーボードで見かけます。

Gen 3×2なSSDって探しても1TBくらいな製品しかなくて、意外と使いにくいです。

ここは大容量なGen 4×4 SSDを使ってしまうのがオススメ。

MSI MPG X570 GAMING PLUS

3つ目のマザーボードはGen 3×4を搭載。

Ryzen用のX570を積んだゲーミングPCによくあるパターンです。

検証結果

以下の順番で検証します。

  • Gen 4×4
  • Gen 4×2
  • Gen 3×2
  • Gen 3×4

① Gen 4×4のチェック

まずはHIKSEMI FUTURE 2TBの性能をGen 4×4でチェック。

しっかりGen 4×4で動作していることを確認。

転送速度もGen 4×4の帯域を使い切る素晴らしいスコア。

② Gen 4×4 SSDをGen 4×2でチェック

↑これは「Gen 4×2スロットにGen 4×4デバイスを繋いでいる」という意味です。

速度は半分の3,500MB/sに落ちました

理論上はGen 3×4と同じ速度になります。

体感的にGen 4×4と変わらなく、ゲームのインストール先として十分な性能です。

③ Gen 4×4 SSDをGen 3×2でチェック

↑これは「Gen 3×2スロットにGen 4×4デバイスを繋いでいる」という意味です。

当たり前ですが、速度は1,700MB/sに落ちました。

とはいえ、SATA SSDやハードディスクなんかと比べたらかなり速いです。

Gen 3×2 M.2スロットに挿す大容量NVMe SSDを探している人は、安いGen 4×4 SSDを買ってしまった方が良いでしょう。

実はゲームの起動時間はGen4x4と変わらないので、普通に使ってる分には遅いと感じることはありません。

最新のGen 4×4~旧式の2.5インチSATA SSDを使用して、FF14とブループロトコルのベンチマークでロード時間を比較してみました。

【計測方法】ベンチマーク終了後に表示されるロードディングタイムを抽出。

スクロールできます
FF14
ロード時間
ブループロトコル
ロード時間
Gen 4×4
HIKSEMI FUTURE
読込速度7100MB/s
8.522秒22.320秒
最速
Gen 3×4
Samsung SSD 980
読込速度3300MB/s
8.360秒
最速
23.169秒
Gen 3×2
Intel 670p
読込速度1700MB/s
8.388秒23.403秒
2.5インチ SATA
Micron 1100
読込速度535MB/s
12.383秒26.164秒

ゲームによってはGen 4×4の中華NVMe SSD(HIKSEMI FUTURE)よりもIntel SSD(現Solidigm)、Samsungといった有名どころの製品が速いという結果になりました。

ほぼ誤差レベルの世界なので、何度も計測すればロード時間は微妙に変わります。

実際のところGen 4×4とかGen 3×2といった規格よりも、使用するSSDの性能による差の方が大きいです。(キャッシュメモリの有無・ランダムアクセス性能などに影響する)

Gen 4×4なSSDってベンチマークではしっかり7,000MB/sな超速スコアが出るけど、一般的な使い方では7,000MB/sを超える動きはほとんどありません。

7,000MB/sってシーケンシャルアクセス(順次読込)の速度であって、Windowsのほとんどの処理はランダムアクセス性能に依存します。

ランダムアクセスの場合、Gen 3×2(約1,700MB/s)の帯域があれば十分すぎるので、現実的にはGen 4×4、Gen 3×4、Gen 3×2の速度差はほとんど無いです。

コンマ何秒の差にこだわりがある人、最新じゃないとダメ!って人でなければGen 3×2でも不満を感じることは無いでしょう。

④ Gen 4×4 SSDをGen 3×4でチェック

最初に、この検証はあまり参考にならないかも。

使用したマザーボード「MSI MPG X570 GAMING PLUS」は、仕様上だと2つあるM.2スロットのうち1つはGen 3×4のはずなのですが、なぜか2つともGen 4×4で動作しました。

BIOSのアップデートでGen 3×4がGen 4×4になるとは思えないし、謎の現象なので参考程度にしてください。

とはいえ、同じ症状の人がいそうなことと、一応ベンチマークを取ったので載せておきます。

なぜかGen 4×4接続になった

Gen 4接続なので当たり前ですが、速いです。

とはいえ、チップセットによって速度は変わりますね。(CPU直結ではなくチップセット側に接続)

手持ちのマザーボードにGen 3×4なものが他に無いので、検証はここまで。機会があれば追記します。

まとめ

  • Gen 4×4 NVMe SSDはGen 3×2、Gen 3×4、Gen 4×2スロットに挿しても使える
  • Gen 3×2 SSDは製品が少ない→安いGen 4×4を買った方がお得
  • Gen 3×4 SSDよりもGen 4×4の方が安いことがあるし、製品が豊富

まとめると、価格と容量次第ですが…

迷ったらGen 4×4を買った方が良い

です。

将来、新しいマザーボードに替えたり、PCを買い替えた時に使い回しがしやすいです。

以上、参考になれば幸いです。

今回使用したGen 4×4 NVMe SSDはこちら

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